空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

体を動かす心地よさ

お久しぶりです。

 

四十九日の少し前から期間限定のバイトを始めまして、1日7時間立ちっぱなし、どうかするとそのうちの半分は走り回ったりしています。

 

運動不足なので、通勤で行きの40分ほどを徒歩にしようかと思いましたが、帰りのバスに乗るためには走らなければならず(実際往路歩き、7時間立ち、のち500mダッシュをしたら、足がガクガクになったので往復自転車通勤に変更)。

 

夜は大変良く眠れます。

 

それまであまり体を動かさず、情報収集だの考え事だの頭ばっかり使っていてストレスだったのでしょう。余計な悩み事もなく快適です。正直、なーんにも考えていないです。

 

で、仕事量がピークに入って1週間経ったころ、体重が1㎏減。去年の今頃より3㎏ほど体重が増えたので、これはうれしい効果。あと1㎏、いや2㎏減ってくれると言うことないんだけどなー

 

ゆるくヨガやストレッチをやっていて、少しずつ手足の稼働域が大きくなってきたのでその分エネルギーも消費されているかも(願望)。

 

明日も出勤なので、今日はお弁当用におかずの作り置き。かぼちゃサラダと根菜入りひじき煮を作り、ほうれん草をゆでました。先週作ったレンコンのきんぴらは売り切れ。切り干し大根の煮物もあと少しあるので、朝は卵とソーセージでも焼けばOK。

 

昨日はひさびさに実家へ行って、母と昼ご飯。スーパーでの買い物の荷物持ちや、散歩に付き合ったのですが、その間ずーっと母はしゃべりっぱなし。

 

「昨日まであまりお腹も空かないし、気分もあまりよくなかったけれど、今日はなんだかお腹が空いたわ」

 

そりゃーそうでしょう。3時間ほどぶっ続けでしゃべってたもんね。

 

父の介護も、お焼香に訪れる人もなくなって、体力的には楽になったけれども、精神的にすっきり過ごせるかどうかはまた違う。

 

私は何も考えずに体を動かすのがスッキリするのだけれど。もう、ごちゃごちゃ考えるのには飽きました。

 

あと1か月くらいは今の仕事があるけれど、そのあとはどうしようかな。。。

 

 

 

【準確定申告】医療費控除をどうするか(訂正あり)

亡くなった父の準確定申告というのをしなくてはならないそうで、母を手伝いました。

No.2022 納税者が死亡したときの確定申告(準確定申告)|所得税|国税庁

 

記載例① 相続人が1人の場合

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kisairei2015/pdf/a/18_2.pdf

記載例② 相続人が2人以上の場合

http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kisairei2015/pdf/b/07_2.pdf

 

 

通常の確定申告とは、別の書類が必要になるため、説明を聞きがてら年明けに税務署に用紙を取りに行ったのですが、ちょっとのことで2時間ぐらいかかりました。

 

調べてみたら、ネットでダウンロードできました。説明書付き。

 

死亡した者の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表(兼相続人の代表者指定届出書)

https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/fuhyo/23.pdf

 

揃えた書類

 

<父の状況>

  • 父は年金で生活していましたが、昨年初めの2,3か月はアルバイトをしていました。
  • 生命保険料や、地震保険料の支払いがあります。
  • 要介護1(判定のやり直しで、年明けから要介護3になる予定でした。
  • 母は配偶者控除を受けられます。
  • 入退院を繰り返し、医療費がかかりました。

 

<揃えた書類>

  • アルバイト先の源泉徴収票
  • 年金の源泉徴収票
  • 生命保険料の控除証明書
  • 地震保険料の控除証明書
  • 障害者控除対象者認定証(要介護者に対し、市町村で発行する)
  • 母の年金の源泉徴収票(提出はしない)
  • (後で追加)医療費控除の明細書

実家のある市では、障害者控除対象者認定証はネットで申請出来てラクチンでした。1週間ほどで郵送されてきます。これは、障害者手帳を持っていない人でも、一定の介護状態であれば障害者控除、特別障害者控除を受けるための証明書です。

 

パソコンで申告書作成

自宅のパソコンで、申告書を作成してプリントアウトします。プリンターが無い場合はコンビニで印刷。税務署にUSBメモリーを持参して印刷することはできません。

 

【確定申告書等作成コーナー】-TOP-画面

スマホタブレットでもできるみたいです。

 

記載例を見ると、普通なら氏名を入力するところを「被相続人 〇〇〇〇」って入れるところが違うみたいです。

 

試算にも使える

 

医療費の領収証が多く、集計が面倒だったので、最初は医療費なしで入力してみました。そしたら、医療費控除が無くても所得税は全額戻って来る計算結果だったので、「これでいいかなあ」と思っていたのですが、

 

住民税の試算をしてみたら、住民税の所得割がかかるのがわかりました。

↓計算の概要はこういう感じですが、ネット上には公的機関以外で作成されたシミュレーターもあるので、あくまで参考程度、自己責任で使ってみるならいいと思います。

 

www.city.itabashi.tokyo.jp

 

所得税は非課税なのに、住民税がかかる理由

 

上記板橋区のHPでも記載されていますが、所得控除額が国と住民税の計算では違います。例えば配偶者控除だと、所得税では38万円だけれども、住民税では33万円。それだけで課税所得に5万円の差ができてしまう。

 

生命保険料や地震保険料の控除額なども、違います。

 

父の場合で見ると、その差額のため、課税される所得が14万円くらいになりました。うーん、どうしよう。

 

訂正:年の途中で亡くなった場合の住民税

住民税がかかるかどうかは、その年の1月1日現在で判定します。ですので、今年1月1日時点で亡くなっている父に平成30年度の住民税はかかりません。

ただし、29年度の課税分は支払わなくてはなりません。

死亡した人の市民税について|藤沢市

 

誤解を招く記事となってしまい、申し訳ございませんでした。 

 

結局は、医療費控除を入れることに

 

そこで、実家に行って昨年にかかった医療費の領収証を出してもらいました。国税庁HPによると、亡くなる日までに亡くなった人が支払った分が対象になり、それ以降に家族が払った分は対象外になるんだそうです。

 

父は、年末近くに亡くなったので、ほとんど1年分が対象になります。母も歯科に通っていて、そちらがかなりかかっていたのに、自分の分を含めて申告できるって知りませんでした。今までずっと父に任せきりだったんですねえ。

 

で、医療費控除も入れて計算してみたところ、どうやら住民税は均等割額のみ負担でよさそうです。

 

今回の申告では、医療費控除があっても無くても、所得税の計算結果は同じでしたが、住民税の計算結果には差が出ました。確定申告の内容は市町村に送られるので、ここは入れておくことにします。

 

医療費の領収証は提出が不要に

 

これまでは、医療費の領収証は提示または提出が必要でしたが、今回からは明細書が作成されていれば領収証は不要になります。ただし、領収証は5年間の保管が必要。

今までは証明として使えなかった、健康保険からの「医療費のお知らせ」なども使えるようになりました。

 

↓ その他、セルフメディケーション制度のお知らせなどはこちら。

「医療費控除とどっちを使えばいいの?」という方向けの試算コーナーもあります。

www.nta.go.jp

 

夫婦別財布だった人の末路

話題の本のタイトルをマネしてみましたが、全くかかわりはありません。

 

マネープランの「マ」の字もなかった父の話。

fukulife.hatenablog.com

 

最近聞いた話では、私の父母はずっと夫婦別財布だったそうです。母は、最初は専業主婦でしたが、子育ての手が離れる40歳ごろからパート勤めを始め、やがてフルタイムでバリバリ働くようになりました。

 

途中、父の勤め先が倒産し、1年くらい再就職先が決まらなかった時も、母の収入があったから何とか乗り切れたそうです。その頃、大学生2人がいたというのに。尊敬します。

 

家計費をどのように分担していたかまでは聞いていませんが、母によれば、「会社が倒産した時の退職金の額も知らないし、再就職先のボーナスの額も知らない」。

 

家に入れるお金以外は、父が全部使っているという認識だったようです。うへー

 

夫婦別財布の危うさ 

 

父がお金に詳しく、将来を計画的に考える人ならそれもよかったのですが、なんせ、「お金はあるだけ使う人」。介護状態になった時のことなど、ちっとも考えていませんでした。

 

母はそんな父に対して危機感を持っていたらしく、「何かあったとき用のお金」は少しずつでも貯めるよう意識したそうです。

 

実際、もし父が長期に施設入所しなければならなかったとしたら、母との2世帯分の費用が必要となるし、かなり厳しかったと思います。

 

今、母が安心していられるのは、父が60歳以降も(4年くらい?)厚生年金に加入していたから。その分遺族厚生年金も増えます。これは全くの幸運で、定年後も会社で嘱託として働くことができたからです。

 

決して計画的だったわけではなく、たまたま成り行きでうまくいったにすぎません。

 

夫婦のゴールがそれぞれ見えているのか

 

「若いうちに好きなように生きられれば、老後は苦労しても構わない」「若い時は多少我慢しても、老後は快適に暮らしたい」

 

なんでもいいのですが、夫は夫で、妻は妻で、納得の将来が迎えられれば、別財布だろうが何だろうが構わないと思います。

 

でも、「相手が貯めていると思い込んでいた。家を買うはずだったのに当てが外れた」とか、「夫婦で収入があるのだから、将来もそれなりに暮らせると思っていたけど、そうでもないらしい」

 

というのであれば、夫婦で話し合いが必要なのではないかなあ。これから、親の介護をしなければならない人もあると思うけれど、その時も別財布でうまくいくのか。夫婦が望む別々の着地点が見えるのか。

 

夫婦で合算する家計がオールマイティとは言わないけれど、「今とは別のやり方もあるんじゃないか」ってことだけは意識しておくのが良さそうです。

 

 

 

 

 

それで、お墓はどうするの?

亡くなった父は、地方出身の四男。母は嫁に出た身ですので、新しくお墓が必要になります。実家の墓へ頼んで入れてもらうということもできなくはありませんが、両親はそれを希望していません。

 

子どもは3人。長男は転勤族。

 

今までも、お墓の話は出るのに、一向に用意しようという意思は見られませんでしたが、今回母の気持ちを聞くことができました。

 

「子どもが遠くに離れたら、お墓の世話も大変だし、お墓参りに負担をかけてしまう。一度お墓を建てると、墓じまいには大変なお金と労力がかかる。だったらお墓は作らなくていい」

 

最初は散骨を考えていて、父のお骨もしばらくの間は手元供養をするつもりだったようです。

 

が、最近、宗派が違っても一定期間お骨を預かってお経をあげていただけるお寺さんの話を聞いたようで、少し考えが変わってきたようです。

 

先日、頼んでおいた塗位牌を仏具屋さんに届けてもらったのですが、その際、宗派に合わせてお線香をあげて、お経を詠んでくださったとか。その際、この近辺のお寺さんの様子などもあれこれ尋ねたそうです。

 

長男である弟の意見も聞かないとねということで、その話はおしまいになりましたが、両親の年代だと、やはりお経をあげて供養してもらうというところに、まだまだ心惹かれるものがあるのだなあと感じました。

 

母の話によれば、実家では亡くなった人の50回忌まで、毎月、月命日にはお坊さんが来てお経をあげていくのだそうです。母の実家は農家なのですが、農繁期には家中の者が留守なので、お仏壇にお布施を置いておくと、お坊さんが(勝手に)家に上がり、お経をあげてお布施を持ち帰ったんだとか。

 

月命日には村のお寺さん、年忌法要には菩提寺と、付き合いのあるお寺さんも1か所ではなく複数。亡くなった祖母の葬儀には、お坊さんが7名来られたそうです。弔問客も多かったそうで、「5代より前のつながりの方は、弔問をお断りして大変だったのよ~」

 

という話は、サラリーマン家庭の自分にはまるで違う世界のことに聞こえました。今ではお寺さん1か所とのおつきあいも大変な家庭が多いのに。

 

お寺さんとそういう付き合いのあった家の出身の割には、「一般葬でなく家族葬。お墓もいらない。散骨で」と、割とあっさりした考えを持つ母ですが、供養することの良さもちゃんと実感として持っているのだなあと。

 

急ぐことではありませんし、お墓を建てることはいつでもできます。

 

母の気持ちが定まるまで、見守ろうと思います。

四十九日法要

2月3日、節分に父の四十九日法要を行いました。本当の49日目はもう少し後なのですが、身内が集まれるのは週末なので、前倒しで日にちを決めるのだそうです。

死後、7日毎に審判を受け、四十九日ですべての審判を受けた魂が成仏する日と言われています。

 

当日必要なお供え物やお花は、お寺に確認したのが1週間を切ってから、当日の荷物持ちの分担も前日夜になってしまうなど、母も疲れが出たのか頭が回らない様子。

 

最近では自分一人で抱え込まず、長男や次男嫁などにうまく頼むようになったんですけどね。

出がけに何かと、「ガスの元栓は(閉まっている)?手袋どこにやったっけ(バッグにある)?あ、マスク忘れた(バッグにある)」など一人でワタワタすることが多くなってきたような気がします。

 

法要自体は1時間足らずで終了。宗派の盛んな土地とはあまりご縁もないそうで、母は違和感を持ったようです。急な葬儀の流れで、檀家でもないのに特定の宗派のお寺さんを紹介いただくのですから、仕方のないことではあります。

 

さて。

 

さんざんわがままを言いながらも、病気には黙々と向かい合ってきた父を傍で見てきて、「人間は何も持たなくても堂々としているもの」と感じました。親は親で一生懸命生きていれば、子どもはきっとそこから何かしら学べる。

 

これと言って、他人に自慢できることがなくても大丈夫なんだ。最大の開き直り?

 

旧暦では立春が歳変わりの日とされています。節分は大みそか、今日は新年最初の日に当たります。2月に入ってからは弔問客もなく、四十九日は家族にとっての節目でもあります。

 

父に見守られながら、気持ちも改めようと思います。

 

 

私の楽しいポイントって?

今年も、この時期恒例のアルバイトが始まりました。緊張するし、忙しいけれど楽しいところです。

人間関係でゴタゴタする暇もなく、やることがあとからあとから降って来る。

 去年はこんなことを考えていたんだなあ。

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今年は、さすがに年明け早々には出かける気にならず、昨日からのスタート。3日間の研修があります。

今年も、去年にもまして忙しいらしく、去年よりも就業時間が伸びるのが前倒し。

 

この時私が思ったのは、

「就業時間増=バイト収入増だわ。ラッキー!」

 

って。そりゃーお金が増えるのはいいけれど、そこまで収入増にこだわらなくてもいいんじゃなかったっけ?

楽しい > お金 じゃなかったんだっけ?

 

ううう

まだ現場の状況ってわからないんだけど、入る前からお金なわけ?

 

しばらく自分の感覚に注意してみようと思います。

 

 

お香典は難しい

今回、父の葬儀を家族葬にしたことで、気が付いたことがあります。それは「お付き合いの考え方は家庭の数だけある」こと。

 

fukulife.hatenablog.com

 

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今回は、お香典については喪主の意向で次のようになりました。

 

ご近所など近いお付き合いのところは原則辞退、会社関係、親戚関係など、今までのお付き合いからお断りしにくい場合は従来通り受け取るという形です。

  1. ご近所   : 原則なし(地域の慣習で)
  2. 故人の職場 : 職場の規定(弔電、供花、香典など)に応じて受け取り
  3. 故人の知人 : お気持ちであったりなかったり
  4. 親族の職場 : 職場の規定に応じて受け取り
  5. 配偶者、子の配偶者の親族 : 受け取り

 

一般葬でなくてよかったこと

 

今回、家族葬でよかったと思ったことは、上の5=親戚関係のお香典でモヤモヤしなくて済んだことです。

一般葬では、受付=お香典の記録をする責任者とか、会計係が必要です。親族が担当することが多いでしょうが、場合によっては地元の世話役さんかもしれません。

そうすると、立場とかお付き合いの程度によってお供物とかお香典のつり合いが取れないとか、内々で収まらないケースも出てくるのです。

 

「それでは婚家先での〇〇さんの立場が無いでしょう」と周辺が言うことはよくある話です。今回も一般葬ならそう言われるケースがありました。

(それ以外にも、お供物の並び順とか、焼香順などのトラブルも少なくありません)

 

喪主の母や施主の長男(事務のほとんどを担当)としては、香典のお返しの手配はどちらかと言えば負担になるので、今回は受け取る側でもあるし、従来通りとか一般的な金額にはこだわらないという姿勢でした。

 

従来通りの方には、従来通りにする。それだけです。

 

「お気持ちに対するお礼と、いただいた額に応じたお返しをする」という、実にシンプルな方法が取れたので、気持ちの上での負担も軽かったです。ああよかった!

 

 

 滅多にない機会に、それまでの違和感が噴き出す

 

「なんだそんな細かいことを気にするの?」と言われそうですが、むかしむかし、結婚式のお祝いをいただいた時、蝶結びの金封がいくつかあって、それなりの年齢の方からであった時はさすがにショックでした。

 

冠婚葬祭の度ごとに、そういうささいな違和感が積もっていき、滅多にない近親者の葬儀の場面でMAXになるのかもしれません。

 

 

細かいことは気にしない

 

最近では、「家庭ごとにお付き合いの考え方は違うんだ」と割り切ることにしました。元々同じ地域で生活していない以上、違うのは当たり前。お気持ちだけはちゃんといただいて、相手に合わせるのがストレスがありません

一方には常識でも、もう片方には非常識なのかもしれないからです。

 

発言小町を見てみましたが、「たとえどんなに遠方でも、葬儀に参列しないなんて失礼にもほどがある!」「こちらが礼を尽くしているのに、相手はそうではない」とかいろいろな考え方がありますね。

どうも参列するか、それもどこまでなのかを決めかねるのは、関係が近いとも遠いとも言い切れない立場の時に起こりがちのようです。

 

そういう意味でも、故人の近親者やごく親しい知人など、参列者の限られる家族葬は良かったと思いました。