わからなければ金使え
最近、母から昔の話を聞くことが多いのですが、初めて聞いたのが冒頭の言葉。
何を話していたのかというと、「お花屋さんで買うお花は、高いけれど茎もしっかりしていて花も大きいねえ」というところから。四十九日を前に、お供えのために花屋さんで白い花を買ったのです。
スーパーのスタンドで買うお花は、確かに普段使いするにはお手頃で、種類もいろいろ揃っています。その代わり、茎は細いし、花も小さめ。持ちもそれほど良くはありません。
母が言うには、
「よく父親(私の祖父)から、『わからない時は高いものを買えば、それなりに良いものが選べる』って言われたのよ。そんなにお金もなかったのにねえ」
で、それと反対の言葉が「安物買いの銭失い」なのだと。
確かに。
あるいは、お金を出して専門家に依頼するというのもあるかもしれませんね。弁護士さんとか税理士さんとか。
少々高くても一度買ってみると、花も新鮮でしっかりしているので、持ちも良さそうです。冬場の寒い時なら、更に長く楽しめるでしょう。
タマの楽しみのために、毎回は無理でも、何回に1度かは高いものの良さを味わってみるのもいいなと思いました。何かの折に、「こういう時には良いものを用意したい」という時に、迷わずに済むかもしれないし。
いざという時は百貨店頼みになるかもしれないんですけれども…
こんな風に、最近の母の話は昔話が多くなってきました。今まで聞いたこともないような話も多いので、とても新鮮に感じます。
水道管も凍る寒さで
22日の大雪に続く記録的な寒波で、実家の水道管も凍ったそうです。
「水が出ないの~。昨日のうちにお風呂入って洗濯しておいてよかったわ~。朝からずっとコタツでぬくぬくしているの。誰も来ないし(弔問客)、ゆっくりできるわ~」
と、先日、母からなんともリラックスした電話がかかってきました。
最初は平日だけだったのが、そのうち土日にも人が来るようになりました。多い日は4,5人、滞在時間も2時間~3時間超となかなか忙しかったのです。
私も23日に勉強会の予定があったのですが、そちらも延期に。
「四十九日までくらい、家にいたら?」
「お客さんが多くて大変そうだ。少し休むといい」
もしかしたら、父の計らいかもしれません。
簡単ヨガでスッキリ!本を買ってもやらないの?
大雪なのをいいことに、ここ2,3日は家で大部分を過ごしていたわけですが。元々あまり肩こりしないのに、何となく肩が痛いので、これをやってみています。
これ、長女が紙の本を買っていたので読ませてもらいました。家にいながら、簡単なポーズから始められるので、とにかく敷居が低い。
体がすごく硬くて、ヨガなんてムリムリ~と思っていたら、そうでもないんですね。胡坐をかいた姿勢(足の裏同士を合わせる)で、上半身をゆらゆら揺らす(ゆれる吉祥のポーズ)とか。
できそうなポーズを3つくらい、ゆっくりやってみたら、とにかく背中やわき腹がバリバリに固まっているのがわかります。ストレッチ効果でイタ気持ちいい!
で、血行が良くなるのか、体がポカポカ温まります。寝る前にリラックスメニューをやってみたら気持ちよく眠れました。
初心者向けの意味
もしかしたら、youtubeに動画があるんじゃない?と思って見てみたら、初心者向けのヨガっていっぱいあるんですよ。
でも、初心者向けと言いながら、一連の動作に要素が5つも6つも、それ以上も入っている。確かに詳しいんですよ。「足をここまで伸ばして、つま先はこっち向きで」とか。+呼吸をどうするかとか。
でも多すぎ。全然初心者向けじゃない!ついていけない!だって初心者だから!
(もしかしたら、全然関係ないジャンルでもそうかもしれないですね。初心者向けと言いながら、内容もりだくさん過ぎて消化不良になるっていう)
だから、この本、”ずぼら”ってタイトルに付いているけど、初めての人向けにはとっても親切です。どんな効果もあるか、ポーズごとに書かれていますし。
買ってもやらない人
よく聞いたら、夫も電子書籍版を持っているんですよ。で、夫はすごい肩こり。長女も肩こりです。
でもね、なぜか二人とも持っているだけでやらないの。なんで?仕事の合間にできるポーズとかちゃんと載ってるよ?
どうも、本を買うだけで「やった気になっている」みたい。それはもったいないでしょー?
テレビ見ながら、あぐらでユラユラするだけでもやってみればいいのにね。
興味のある方は、こちらのサイトもどうぞ。本に収録されていないポーズもありますよ~
野菜スープをおいしく作るコツ
昨日寒かったので、温かい汁物が欲しかったんだけど。
まだ雪が残っていて買い物に行かないで済まそうと思ったのね。で、野菜スープを作ることにしたの。
家にあったのは、ジャガイモ、人参。大根は3センチほど。玉ねぎ、エリンギ1本。冷凍インゲン。固形コンソメ、塩。
冷蔵庫にあるものならお好みで。きのこ類をいっぱい入れたり、トマトなんかもいいよね。
<作り方>
- 冷凍インゲンとエリンギ以外をさいの目に切る。エリンギは適当に。火の通りにくそうなものは小さめに。
- 冷凍インゲン以外を鍋に入れてオリーブオイルを入れる(大さじ1前後。好みで加減)。鍋を火にかけて、中火で炒める。
- 油が全体に回ったら、日本酒と水をそれぞれ4分の一カップぐらい入れる。量は、鍋が焦げ付かない程度の少な目が目安。
- 蓋をして、野菜に火が通るまで蒸らし煮にする。沸騰したら弱火。
- 出来上がり量まで水を足す。
- 固形コンソメを入れる。野菜に火が通っているので、グラグラ煮立たせなくてOK.
- 煮えたら、冷凍インゲンをポキポキ折って入れる。塩で味を調える。
野菜を焦がさないように炒めて、少量の水分で蒸らすと野菜から出るだしでとってもおいしくなります。最初から水をたくさん入れてコンソメで煮るのと全然違うのでお試しを。
ベーコンやソーセージを入れるとだしも出るし、鉄板でおいしいんだけれど、野菜だけ(コンソメ使うけど)のおいしさもぜひ味わってみて!
ちなみに、野菜の具沢山味噌汁、けんちん汁なども、炒めるだけでなくて蒸らしてから作ると出来上がりに差が出ます。
夕食に多目に作っておいて、翌朝ベーコンやソーセージを入れたり、落とし卵にしてボリュームを出すとパン食のお供にも。
大雪で、苦労せんでもええんちゃう?
22日の関東地方の大雪ですが、皆様無事に帰宅できました?
ウチは、午後五時までに会社勤めの夫と長女が帰宅。通勤路線は午後四時ごろには遅延し始めていました。
そもそも、事前の天気予報で数年ぶりの大雪とわかっているのだからと、夫は予め在宅勤務を申請したのですが、「今日は定例会議をメンバー揃ってやるからダメ」と却下されたそうです。
大雪なのに社員を出社させた企業はバカだ~帰宅難民は人災(過去の台風の記事を大雪に変えて読むとすべて同じこと) https://t.co/CJcooiaQrV
— かさこ (@kasakoworld) 2018年1月22日
「そんなの対面でなくてもできるのに」「定時までいたら、確実に電車は遅延するのに」とぶーぶー言いながら出社しましたが、昼過ぎに「安全優先で今日明日の出退社時間を上司と調整するように」というお達しが出て帰ってきました。
長女も午後3時で退社。
今回も、予報より早く降り出したので、夕方には確実にダイヤは乱れるし、バスやタクシーなども徐行運転せざるを得ない。午前のうちにスケジュールを調整し、早くても翌日午後から動けるようにしてさっさと帰宅しないと、午後4時退社では遅かったでしょう。
渋谷や池袋など、入場制限のかかった駅もあったし。
台風とか大雪とか、巻き込まれたらお互い仕事にならないってわかっている時に、「這ってでも出社することに意味がある」とか意味不明です。
もちろんインフラ系とか、人命がかかっている医療系とか、そんなこと言ってられない職種の場合は別ですよ。
そうでない職種なら、わかった時点で、スケジュール調整して在宅勤務にするか、いっそのこと有給休暇取って休むとかすればいいんじゃないでしょうか。
それでも、「大雪を理由に遅刻なんてありえない」「わかっているなら前もって早めに出勤するのが当たり前」「休む?同僚が出勤しているのに何考えてんの?」なんて言われる職場も珍しくありません。
フツーに歩いてたって、ノーマルタイヤの車が蛇行運転しているんですよ。危ないったらありゃしない。
と、ここまで書いたところでこんなツィートが。
【ブログ更新!】
— こびと株.com (@kobito_kabu) 2018年1月23日
頑張っても給料は上がらない【もっと早く知りたかった】 https://t.co/3RpDTDhYR0
会社のメンバーであることに対して給料が払われているのか、実績に応じて給料が払われているのかという話だったのですが、
これって、
「メンバーであることにお給料を払っているのだから、効率うんぬんよりメンバーとして求められる行動をせよ」ってことなんかなと。
あー
これじゃあこの先いくらでも同じことが繰り返されますし、日本企業の生産性も上がらないってものです。
社会の考え方として、「大雪で交通機関が混乱することがわかっていて、あえて出社するのはおかしい」になるところからですかね、まずは。
一般葬でも、来客が無くなるわけではない
先日、家族葬はその後の来客が多いという記事を書きました。
では、一般葬ならいいのかというと、そうでもないよというお話です。
実家のある地域は住宅地で、両親と同年代の高齢者が多いところです。ということは、葬儀会場へ来られない方もあるということ。
- 自家用車がない、運転できない
- 歩くのもままならないが、遠くの会場ではなく自宅へなら訪問できる
- 健康上の理由で、長時間の参列はできない
現役世代ならどうということはなくても、高齢になるとなかなか思うように動けない方も増えてきます。高度成長期に”ベッドタウン”と言われたところで、先祖代々続く家はなく、子世帯と同居の家も少ないため、”子が名代で参列”というわけにもいきません。
元は夫婦で暮らしていても、配偶者が亡くなりおひとりさまとなった方も多いです。家族の付きそいがあれば出かけられても、一人では…とためらうこともあるでしょう。
そういうわけで、葬儀後の訪問は、どうやらゼロにはならないみたいです。
また、地域の習わしで、葬儀後のお焼香は普段着で行き来し(改まった服装で見える方ももちろんあります)、香典のやり取りは原則なし。お返しの負担の無いように、持っていくにしてもお花とか、お線香とか、ちょっとした物にするそうです。
父はお酒が好きだったので、日本酒の小瓶や缶ビールの6缶パックをお供えされた方もいます。
あらためて考えてみると、年金生活でご不幸の連絡が多くなってくる年代なので、こういうやり方は経済状態にかかわらず、ご近所付き合いを続けることができる、なかなかいい方法だと思います。
一般葬でも、地域の状況によっては、「その後の来客が無いわけではないよ」というお話でした。
口座は連絡なしでも凍結されるし、されないこともある
これまで、公共料金などが引き落とされていた父の口座ですが、連絡していないにもかかわらず凍結されました。
ATMで引き落としを確認しようとしたら、受け付けられなかったそうです。通帳記入もできないのね。
ちなみに、地元の信用金庫さんです。自治会の回覧とか、寒中見舞いで信金さん宛ての文書はありません。ですので、人づてに聞いてなのかなと推測します。
いつ凍結されたのかは不明ですが、年末は通帳記入ができたと言っていましたので、その後ということになります。これで、誰かによる不正な引出しは防止されるので、その点では非常に安心です。
そうかと思うと、相当の年数凍結されない知人のようなケースもあります。店舗統合で支所扱いになった口座でしたが、支所扱いが理由かどうかはわかりません。
いずれにせよ、まとまった金額が必要になるのは確かなので、立て替えるなら立て替えるで、準備が必要なのはたしかです。