父が亡くなって1年たちました
昨日は父の命日でした。
あらためて記事を読み返してみると、その時のことがはっきりと思い出されます。書いておいてよかった。
父の闘病生活~亡くなるまでを見ていて感じたのは、「死ぬことも自然なことの一つなんだなあ」ということ。
ガンというのは容赦ないものでしたけれど、それでもお別れするまでにいくらかの時間があったこと。
主治医には内緒で決行した旅行でしたが、事後報告も「行けてよかったねえ」と言ってもらえました。
この時の父は、杖を突いて+支える人がいて初めて外出ができるような状態でした。
一人で歩けないことはないのですが、すれ違いざまにぶつかったり、傍らを勢いよく通り抜けられたりすると踏ん張れません。転倒します。
最近、「エスカレーターの空いている側を歩いて登らないように」言っていますが、傍を通るだけでも危ないっていうのはわかります。
それだけ、高齢者が増えてきたってことなんでしょうね。
さて。
ゆっくりゆっくり歩き、お弁当を食べたり、サービスエリアで買い物をしたり、お茶や食事をしたり。
楽しそうにしている父と、子どもとで過ごせてよかったです。
この時母は介護で疲労困憊していたので、旅行には行きませんでした。一人で休む時間を取ることができたので、こちらも良かったです。
昨日は温かく穏やかな日で、実家前で3月まで毎日続く下水道工事もなぜかお休み。静かに母と話すことができました。
悲しくないのに、父のことを考えていると涙がでます。これってなんなんでしょうね。