母の体調が良くなって、やっと一息ついた
最近、母の体重は順調に増えているそうです。良い意味で。
ベスト体重が60㎏のところ、もう少しの所で40㎏を切ってしまうかというところまで激やせ。
血糖値のコントロールも必要だったし、父の看病疲れとか、仲の良い友人との死別とか短期間でストレスが重なったせいもあります。
心身共に消耗してしまい、愚痴や悲観的なことばかり聞かされて、本当にこっちがおかしくなりそうでした。母に八つ当たりしないよう、風邪を口実にしばらく実家に行くのは避けていました。
昨日、恐る恐る頼まれ物を届けに行くと、疲れやすいのは相変わらずでも、話す声に力が戻って来ていました。話の内容も明るい。あーよかった。
ここで、我に返る。
気が付けば自分が老後生活の手前にいる
子どもも巣立った。夫も転職先で働きだした。母もまあまあ健康(年相応に体力はないけど)。
家族のために主婦である自分って、いらなくない?というか、役目が終わった?
さて、これからどうしようか。
うすうす気付いてここ半年実行したのが、これからの生活を楽しむために、
1.健康を維持する
2.趣味を持つ
3.
の三つ。1.健康維持と結びつけなくてもよかったんだけど、今のアルバイトが結局最短で健康維持に役立つことが分かったので、これはそのまま継続。
2.趣味は条件をつけた。天候に左右されない(屋内でできる)こと。一人でも楽しめること。それでピアノ教室に通い始めた。 簡単な曲でも弾けたら、教室に通えなくなっても自宅で楽しめるし。
60歳まで働いていた母は、特にこれと言って趣味がなく、定年後になってからようやく山登りを始めた。沢山の友人と素晴らしい体験をいくつも味わえたいい趣味だった。
でもね。
若い時から鍛えているわけじゃないし、年齢も高いしで、一人では出かけられない。病気になったり、足を痛めたりしてもムリ。多少の雨には備えているけれども、悪天候なら中止になる。楽しいのはやっぱりいい天気の時だろうし。
働き者の母は、編み物や裁縫もしたけれど、趣味にするほど好きなことではなかった。思うように出かけられなくなると、家事以外に家ですることが何もない。
読書も、目が疲れたり根気がなかったりでムリ。
母はヒマになると、ついつい物を考える。それも「心配するのが好きなの?」と何度も尋ねたくらい良くない方に物事を考える。
だから、本当に心から楽しいと思える趣味を持ちたかった。
3.については予想がつくと思うけど、次回に。