マナー本もほどほどに
こんなツィートが流れてきました。
「プレゼントもらったら
— 藤本さきこbot【公式】 (@bot_sakiko) 2017年9月24日
お返ししなくちゃ」って
困る気分になる人は、
その気持ちを受け取る気がない、
だけじゃなくて、
自分だったら
「返しなさいよ?」
っていう設定のある、
もう最悪の状況・笑#藤本さきこオフィシャルブログ#お金の設定変更
むかしむかし。
結婚して真っ先に買ったのが、冠婚葬祭に関するマナー本。いや、社会人になった時に買ったビジネスマナーの本だったかもしれません。
「相手に不快な思いをさせない思いやり」がその大元にあるはずもののなんですけれど、いつに間にか「こんなことも知らないなんて」と相手をジャッジしたり、「間違った振る舞いで嫌われたくない」と思ったりする根拠になっていました。
お付き合いのそもそもは、広い意味で「相手にいい印象を持つ」「好意を持つ」がベースにあったはずなのに、そこは忘れられがちっていうか、すっ飛ばして考えていたのは自分です。
プレゼントは形になったものですけれど、その向こうにある相手の気持ちをちゃんと見ないと。
自戒を込めて。
夫のわずかな変化が楽しい。
この連休中、夫が長男に、「今週来ないの?家族で飲みに行くけど~」とショートメッセージを飛ばしていました。
私は内心、「え?聞いてないけれど、みんなで飲み?」と黙ってやり取りを見ていたのですがそのうち、
「自分で言い出したからね!飲み代(ATMで)降ろしてくるわ。母ちゃんに『飲み代出して』って言ったらぶん殴られるからねっ(笑)」←ぶん殴りませんよ!
とゴキゲンで出かけて行きました。
ずっとベランダに放置してあった折り畳み自転車も、埃を被っていたのをキレイに磨き、タイヤも交換するなどいろいろ手入れをして、天候や気温の具合でバイクに乗れない時に乗るようになりました。
以前のなんだかウジウジと淀んだ感じがなくなって、明るくカラッとしています。
うんうん、こうでなくっちゃ!
以前よりずっと、「やりたいことをやり」「言いたいことを言う」をやっただけ。段々と肩の力が抜けてきたようです。
過去の「ゆとりローン」を見直してみて、固定費は慎重に決めたいと思った件
最近は住宅ローン金利も低くて、変動金利だと優遇後で0.5%くらいでしょうか。フラット35でも21年以上、頭金1割以上で1.08%~ということですから、かなり有利にローンを組めそうです。
注:諸費用は考慮していません
これより高い金利でローンを組んでいるという場合は、借り換えや条件変更を検討したほうがいいかもしれないですね。
書類を整理していたら、以前住んでいた家のローンの書類が出てきたので見ていたのですが、今見たら結構大変なローンだったので、まとめてみます。
いわゆる「ゆとりローン」
1997年に組んだ住宅ローンは、住宅金融公庫ではありませんでしたが、いわゆる「ゆとりローン」「ステップローン」と呼ばれるもの。金利は3%。当初5年間は利子のみの支払いでしたが、当初期間は低い金利で計算するとか、長い返済期間で計算するなどの説明はありませんでした。
<ローンの詳細>
借入額 2,507万円
利息総額 2,074万円
35年固定 元利均等払い、金利3%
当初5年間は金利のみ。ボーナス払いあり(年2回)
当初5年 毎月支払額 約54,000円 ボーナス月 約160,000円
(当初5年間の利払い合計額は、430万円)
6年目以降 毎月支払額 約86,000円 ボーナス月 約258,000円
別途団信保険料が必要
↑ 改めて見ても、よくこんなローン組んだな、知らないってこういうことなんだなと思います。
比較のために、据え置き期間のないローンだと大体こんな感じ。
借入額 2,507万円
利息総額 1,548万円
35年固定 元利均等払い、 金利3%
ボーナス払いあり(毎月分2,000万円 ボーナス分 507万円で計算)
毎月支払額 76,970円 ボーナス月 194,453円
団信保険料は考慮せず
元金据え置き期間のインパクトがすごい。この期間は元金は1円も減りません。ひえええええ~
返済表を初めて見た当時、「ゆとりローンの計算ってどうやっているの?」という計算の根拠なんてどうでもよくなってしまいました。月々の支払額は少なくて済むといっても、そうしてもらうために支払う金額が約430万円!
いくら「当初の毎月負担を少なくするため」と言っても、とても有利だとは思えませんでした。そもそも、6年目以降の支払い額でも行ける!と見越したうえでの購入だったわけだし。
繰り上げ返済を実行
で、どうしたかというと、3か月後に期間短縮型の繰り上げ返済をして、ゆとり期間を強制終了。そうすると、毎月・ローン月とも支払額が上がるけれど、むしろそのほうが家計には健全だろうという判断です。
その後は子どもの教育費との両にらみで、予定より大幅に前倒しでローン完済。住宅ローンの負担がなければ、毎月の手元金にも余裕ができて、教育費に回すこともできますし。
面倒がらずに「ゆとりローンを何とかできないか」と取り組んだメリットは、
- 老後資金のタネ銭ができた
- 教育費の貯蓄を増やすことができた
- 教育費のピーク(大学生が2人いる時期)も負担感が少なかった
- 買い替え時の制限(ローン残高より低い売値を付けられない)が無かった
です。
「金融機関のすることなんだから、まさか計算間違いではないんだろうなあ」とは思っても、なんだか釈然としなかったのは事実です。当時はまだFPの勉強をしていなかったですし、ひとりで銀行へ行って借り換えの相談をするほどの勇気はありませんでした。
繰り上げ返済にはデメリットもあるのですが、それはまた別の機会に。
家計の見直しは固定費から
とはよく言われることですが、毎月の支払いが支障なくできるからと放置すると、500万円や600万円の差って知らない間にできてしまうことがわかります。
住宅ローンは金額が大きいので目立ちますが、毎月継続して支払う通信費や保険料、何かの会費、サービス利用料(課金)って一度見直すだけで後は放置できるので、苦痛は感じにくいです。
現在は低金利だけれども
現在は低金利だけれども、住宅購入から何年も経過している場合、今よりも高い金利がそのままになっていることがあります。
借り換えだと、登記費用その他の費用がかかりますが、そういった諸費用込みで借り換えの試算ができるアプリもあるので、利用するのも1案です。
低金利時は「買い時?」
住宅ローン金利が下がると、総支払額も下がるため「買い時?」かともいわれますが、そうとも言い切れないところがあります。むしろ金利負担が減る分、物件価格は上がる傾向にあると言えそう。
フラット35の金利(35年 融資率9割以下)と、首都圏中古マンション価格の推移をグラフにしてみたところ、こんな感じ。
金利が変わると住宅価格が上がるという傾向が見えるので、ローンの総支払額がどうなるか比べてみます。
㎡単価40万円の時の金利を1.93%、50万円の時の金利を1.12%とし、70㎡のファミリーマンションを頭金1割入れるとすると、
40万円/㎡ 2,520万円借入 35年返済 総支払額 約3,468万円
50万円/㎡ 3,150万円借入 35年返済 総支払額 約3,809万円
となって、物件価格の差は700万円だけれども、総支払額の差はそこまで大きくはならないことがわかります。
単純に総支払額での比較はできない
じゃあ、「低金利なら予算を上げてもいいよね?」かと言うと、実はそうでもない。↑ウチの「ゆとりローン」で見たように、金利が高ければ借り換え等で支払額を減らせる可能性もあるけれど、低金利の場合は限界があるということ。
つまり、低金利であればあるほど、元本の占める割合が大きく支払額が固定されてしまうので、支払いに無理がないかをより慎重に検討する必要があるといえそうです。毎月の固定費が多いと負担感も大きくなるので。
金利が高かったら高いで支払いが大変なので、いずれにしても借りすぎは禁物よーーーというお話でした。
自分と向き合うワークをやってみると、旅行の意味が見えてきた
最近買った本に載っていたワークをやってみました。おそらく、その本のキモというべきところなので、詳細は省きますが、やってみた結果を書いてみようと思います。
人にされて、もしくは言われてイヤだったこと、気分が悪かったことをひとつだけ思い出してください。
私が過去最高にイヤだったときのことは、こちら。
自分に対して許さなかったこと
新卒すぐのころはともかく、年を取ればそれだけ「すぐに納得いかないこともあるけれど、おそらくそれなりの理由や事情もあるだろうから、白黒はっきりしなくても、しばらく置いておこう」という経験値のようなものが付いてきます。
この時も、納得いかないことが山のようにあったけれど、背景がわかるまで自分を抑え込んでいた結果が、腕や顔に盛大に出た皮膚炎だったと思います。
自分にできることとできないことを切り分けて、調整してもらうのに1年ぐらいかかりましたが、そうすると皮膚炎は治まりました。
「私にできないと思うなら、サッサとクビにして欲しかった」
これは私が会社に対して望んだことですが、「すぐに辞めたら恥ずかしい」「仕事を放りだしたと言われるなんて我慢できない」「私も働いて収入が得られると夫にわかって欲しい」「会社に努力を認めてほしい」と自分に辞めることを許さなかったのは私。
今思うと、ものすごい「意地のカタマリ」です。
失敗したら、サッサと自分で判断して辞めたら良かったんです。そうしたらスッキリして次に行けるのに。
ここまでノートに書いてみて、「え?これって!」と思い当たることがありました。
今年の旅行が今までになく楽しく感じられた理由
今年の旅行は、不思議なほど乗り継ぎがスムーズで、長い時間待ったり、行列したりがありませんでした。
ウチではいつもこんな前倒し気味の旅行をしているわけではなく、のんびり各駅停車の旅も好きです。予定していた観光スポットを全部回れることは、そんなにありません。
ただ、今年の旅行ってよく考えてみると、
その時その時でどうしたいかを自分に聞いて、(同行者の意見も聞いて)
自分のためにどう動くのか決める
の連続だったんです。
そうすると、見たかったところは全部回れたし、予定よりむしろ余裕をもって動けたし、列車編成も知らないで指定席を取り直しても、2階建て車両の2階席に当たったりしたんです。
昼食は「できたらこのお店に行きたいね」というところに、待たずにスッと入れました。
自分で判断して動いたら、スッキリして次に行けたんです。
いろいろなものを実際に見ることができて、ものすごく楽しかった。
今いるところで、自分の望みをかなえる
本当は、過去最高にイヤなことがあった時も、自分の希望をまっとうに伝えられていたらもっと違った結果だったかもしれません。私はキレて文句を言っていただけ。
おそらく、まっとうなことを言って、理解されないのが怖かったのもあるだろうし、どうすればまっとうな言い方になるのかもわかっていませんでした。
(アサーティブなコミュニケーションの方法というものがあります)
旅行を通して、「自分の希望を叶えるために動くってこういうこと」という経験?練習?ができていたんだなあとここまで来てやっとわかりました。
この「ツキまくっている状態」が何なのかずっと不思議だったんです。
このワークの詳しくは、こちらの本に載っています。
「好きを取り戻す」2017年の蟹座
最近知った、しいたけ占い。2017年はどの星座にとっても激動の時期なんだそうです。みんな大変なのね。
私は蟹座なので、気になったところをピックアップ。
とても長いので詳しくはリンク先を読んでいただくとして、前半「当てはまるなあ」と思ったのは、
蟹座が「自分なりの一歩」、つまり前に進めなくなってしまっている時は必ず「他人の人生」を背負っています。
「この人のことは全力で私が面倒を見なきゃ」とお母さんになってしまってる。
蟹座は2017年に「ドSのマネージャー」という本性に返ります。
(中略)
本能的に「余力を残してる」とか「嘘をついてる」を見抜くから。
だからこそ、今年は少し「大好き」と感じる人とも一心同体とはならずに距離を取ってみる。ひとりの時間も持つ。
そして「情」ではなくて「好き」の方を取り戻していく。
「好き」だと思っている人に感じているのが「情」なのではないかということだそうです。
えーと、自分では本当に「お母さん」です。現在は接している中に他人がほとんどかかわっていないので、身内のみ。
その身内にいろいろあるので、世話焼き役になってしまって、一人になった時の「好き」がよくわからなくなっている状態です。
お母さん(役)であることも含めて、今年は物事に対して大きく見方が変わりました。
1つは、今までずっとやってきたことに関して、「これはもういいや」と思ったこと。
もう1つは、意識無意識にかかわらず、自分の思い(あるいは思い込み)が現実に反映されるという考えがあると知ったこと。
緊急であることも確かでしたが、自分を二の次、三の次にしたことで与えられるサインがあまりにもしんどくて、自分の在り方を考えざるを得ませんでした。
後半の気になる部分。
蟹座の人ってもちろん全員とは言いませんが、実年齢に対してすごく若く見える人が多いですし、あと、幼稚さをすごく大事にしている人たちでもあります。「〇〇大好き。ペロペロしたい。ペロペロペロペロ」とか。
でも、そこだけを見られて舐められると「スッ」と刀を抜くんです(笑)
そうか、これは蟹座あるあるなのか。初対面の人と意気投合するまではいいけれど、「そこまで立ち入る?」みたいな時はあります。
あなたが今年やろうとしているのは「みんなに好かれるためにやさしく、波風立てないことをやっていこう」とすることではなく、自分が腹の底から好きで、愛するものと向き合うための「嘘のなさ」を自分に求めています。
だから真剣です。そして痛いです。
痛みに負けないでください。そして正直であってください。
他人の顔色は変わります。でも自分が信じていくものは変わりません。
「自分が“変わらず信じていくものの”ために自分が成長して変わっていく」
それがこの2017年であなたが自分に突きつけているテーマです。
「自分が変わらず信じていくもの」が何なのか、自問自答を繰り返しています。これから何がやりたいのか。自分をごまかさずにできるのか(私はすぐ自分をごまかします)。
これらのことをきちんと言葉にできるしいたけさんってすごいな。
2017年もあとわずか。無駄にしないよう過ごします。
人生初のお伊勢参りに行ってきました
結婚した当時は大阪に住んでいて、初めて夫婦で計画した旅行が「お伊勢参り」。ところが、宿の予約をした直後に妊娠したのがわかって、安定期前だったこともあってキャンセル。
そこから、ずーーーーーっと企画しては何だかんだと行けずに26年。
どういうわけか、行ける時には行けるもので、「行きたいなあ」と思って日程調整しだしたら、
「あ、ちょうどオフィスの工事が入るから有休取れって言われてる。行けるよ」と夫。
旅行会社でパックツアーを申し込みました。
行ける時には、あっさり行けるもんです。
「しまかぜ」に乗る
近鉄の観光特急「しまかぜ」は、2013年、伊勢神宮の式年遷宮に合わせて大阪難波、近鉄名古屋駅~賢島間で運行開始したプレミアム感たっぷりの列車。現在は京都発着もありますが、それぞれ1日1往復。特急料金にプラス720~1,130円プラスするだけというお得感からか、大変人気があるそうです。
って、乗り鉄ちゃんでもないから、最初全然関心がなくて。
1日1往復しかないために、名古屋までの乗り継ぎが制限されるのも窮屈な感じがしました。予約が確保できない場合の第2プランを決めておかないといけないし、正直「しまかぜ」なしプランでいいかなとも思いました。
それでも、こんな機会も少ないだろうと、往路のみ予約をお願いしました。「往復とも」とか「復路のみ」パターンもアリと言えばアリなのですが、現地をもっと楽しみたいor予定を切り上げて早めに帰りたい場合に動き辛いから。
で、どうだったかというと、
めっちゃ楽しかったです。 どの口が言う!
しまかぜ登場に盛り上がる
ゆったりとした3列シートは本革張り。フットレストやマッサージ機能装備。6両編成でカフェ車両あり。ヘッドレストのクッションが柔らかすぎず固すぎず、癖になりそう(笑)
ブルーと白を基調としたシャープな外観とは逆に、イエローとグリーンでまとめられた車内は柔らかくて明るい印象。ホッと緊張がゆるむ感じがしました。
名古屋から伊勢市までは1時間15分であっという間。カフェにも行きたいけれど、座席もゆったり楽しみたいけれどどうしよう…と迷う間にカフェ席は満席。
迷うくらいなら、次回は途中下車ナシの名古屋~賢島間フルに乗りたい。
車内アナウンスから「記念乗車証は希望者のみ」かと思ったら、おしぼりとともに記念スタンプを押したものを全員に座席で手渡し。
「ああ、こういうサービスって、旅行の記念になるし案外うれしいなー」と思っていたところ、乗ったその日が利用者100万人達成したそうで、さらに記念乗車証が配られました。
光沢のある厚手の紙。特別感がすごい。
時間のロスなく動く旅行、ふたたび
待たない旅行・その1
今回も、不思議なことに電車やバスをほとんど待たずに乗れました。
初日のコースは、
伊勢市駅 →(徒歩)昼食 → 外宮 →(徒歩)月夜見宮 →(徒歩)JR伊勢市 →二見浦 →(バス)鳥羽バスセンター・近鉄鳥羽駅 → 伊勢磯部 →(ホテル送迎バス)ホテル
だったんですが、最初は参拝コースの起点と言われている二見浦に行きたかったのに、バスも電車も伊勢市からでは接続がさほど良くなく、電車なら16分後でバスは48分後。
電車で行く?とも思いましたが、先に外宮へ。土地勘が全くないのと電車・バスの時刻表が頭に入っておらず、最初からタイムスケジュールは組みません。というか組めない。
お参りに行っても硬貨が無く、通り過ぎたお札所に戻ったり、
何となく出た出口から別宮へゆるゆるお参りしながら駅へ戻って、改めて時刻表を見ると電車の発車時刻の5分前。
近鉄鳥羽線は特急も利用すると、うまく回れる
このエリアの普通電車は、だいたい1時間に2本。1本逃すと30分待ち。でも、近鉄鳥羽線なら特急も1時間に2本あるので、特急も入れると4本に増えます。鳥羽駅からホテル最寄り駅まで、1区間でしたが特急に乗りました。
ホテル送迎バスが1時間に1本なので、①ゆっくり見送ってタクシー ②特急料金(510円×2)で送迎バス+宿でゆっくり どっちがいい?ってことで②にしましたが、駅に着いたら送迎バスが待っていました。
そういう意味で、往復特急+特急券2枚付き+バスフリーパスのこれっていいかも。
二日目は雨。予定を繰り上げビスタカーに乗る
台風18号の影響で、伊勢エリアは朝から雨。折りたたみ傘と、百均で出がけに買ったポンチョが大活躍。持ってきてよかったです。
当初、復路は伊勢市から名古屋まで特急の予定だったのですが、あまりの雨で早く帰ることに。五十鈴川駅で聞いたところ、予約の特急の発車までは1回なら変更できるということで、五十鈴川駅で切符を変更してもらいました。
伊勢市駅の2つ手前だった所為か、追加料金はナシ。内宮から戻ったのは特急の発車時間10分前。バス車中では、当初予定の伊勢市駅までバスで行くかどうか迷いましたが、五十鈴川駅で乗り換えた方が早く名古屋まで行けることがわかったので急遽下車。
で、待っていた電車が来てみたら、ビスタカーのダブルデッカー(2階建て車両)。わお!
私たち夫婦は、乗り鉄ちゃんではありません。でもねえ、
2階建て車両、眺めがいいです!田んぼばっかりだけど!
この間の箱根旅行でも感じたことなんですが、旅行で乗る電車は通勤電車じゃない方が、旅行に行ってる感が出ます。ローカル線でも、座席が直立でもボックスシートならいいんです。ロングシートでなければ。
さらに、旅行仕様の電車だと言うことないです。子どもみたいですが、盛り上がります。窓から見ていると、沿線のお子様がママに抱っこされて手を振っています。
ええ、こっちも手を振りますよ。
子どもが小さい時、特急とか、消防車とかに手を振りました。そういえば。
名古屋駅でも、新幹線ホームに登ったところに来たのぞみに自由席を確保し、自宅までの電車もまた、ホームに上がったところにいつもの電車が来ていました。
たぶん、今回乗り換え時間の平均は5分切っていたと思います。
別に乗り換え早いのが命ではないのですが、そこがスムーズだと予定より観光にとれる時間が多くなるし、スケジュールに余裕が出ます。宿で大浴場の混雑とかは避けたい。
今回も実は、「二見浦には行けないかもね」と半分諦めモードでした。
「夫婦岩って、こんなに小さいの?」 ←スミマセン失礼しました。
「岩に波がザッパーン!!じゃないの?」 ←伊勢の海は穏やかです。
と言ったら、関西人の夫に「日本海の人だね」と大笑いされました。
今年は旅行の当たり年?
振り返れば、5月に夫婦で日光、8月に長女と箱根、そして今回は夫婦で念願のお伊勢参り。こんなに旅行に行くのは初めてです。
でもねえ、今年になってからの旅行は、今までの楽しさとは全く違う。今までは「子どもが喜んでくれれば」それで満足。大人は宿の食事がおいしかったらいいかな、くらいで。
ただ、行き先が動物園や水族館ではなくて、神社や寺院、眺めの良いところ。乗り物は子どもがいなくても、大人だけでも楽しい。
お伊勢参りなのに、お参りの様子は皆無な記事ですが、機会があれば書こうと思います。
土地勘が無いところの旅行プランにあるといいもの
・現地のイラストマップ
交通機関の位置関係がわかる
観光ポイントの位置関係がわかる
電車とバスの重複区間がわかる
・電車やバスの時刻表、料金表
移動時間のめやす、料金、運行系統、行き先、運行間隔などがわかるとプランが立て やすい
今ではネットでかなりの情報が確認できるのでありがたいです。特に、バスを利用する場合は、現地に着いたら観光案内所でバスの時刻表やフリーパスのパンフレットなどを入手するのがおススメです。
マンション購入について、あれこれ覚書
昨日資産チェックをやってみて、 自宅マンションの取引価格など調べていました。「新築は買った直後に2割減」とも言いますが、今のところ、購入価格とほぼ同じ水準で取引されている模様。
マイホーム購入って難しいなあと思ったので、まとまらないかもしれないけれど、書いてみます。
マイホームこれまで
【1件目】
首都圏近郊に駅徒歩15分のマンション。買ったときは永住するつもりだったのと、夫が当時マイカー通勤だったため、駅からの距離は妥協。周囲の利便性を優先。
【2件目】
首都圏近郊に駅徒歩9分のマンション。駅徒歩5分以内だと繁華街に隣接するので環境を優先。買い替えの理由は妻両親が高齢のため。それまでの1時間半かかる場所から30分で行けるようになった。
20年たつと事情は変わる。「家は売るもの」と思っていた方がいい。
私たちが1件目の家を買ったころ、両親もまだ若く健康で、弟は結婚しておらず、「将来誰がどこに住むか?」というのは未確定。
いくら自分たちが「一生ここに住むつもり」と思い込んでいても、状況が変わるとそうも言っていられないことを痛感しました。
一番まずかったのは、「売る予定が無いから」と周囲の開発状況に関心を持たなかったこと。沿線の再開発で大規模な商業施設が誘致されて、最寄り駅の魅力が減少する一方なのに全く興味を持たなかったこと。
そうかといって、建築ラッシュになるから即引越そうとはならないんですけどね。通勤通学を考えると。
それでも「引越そう!」と決めてから、購入の契約まで約3か月。引越しまで約半年と決めたら展開は早かったです。買い先行→売りのパターン。
沿線は新築物件ラッシュ、駅からも近い物件がわんさか供給されていて、売却のタイミングとしては最悪でした。売れるのを待つ期間の精神的なプレッシャーって結構キツかったです。2度と味わいたくない。
「家は一生に一度の買い物」って言いますが、買うときは売る時のことも考えておいたほうがいいです。自分たちの代では売らなくても、子どもたちの代にそこに住むとは限りません。少しでも売りやすいほうが後々ラクなはず。
持ち家か、賃貸か?
最初の家は、売却時時点で築20年。売却価格は半額をちょっと切るくらい。
購入層が地元限定になるので、売却に半年かかりました。売却損が出たのですが、期限内に売却できたため、所得税の還付を受けることができて一息つきました。定年前でよかった。
No.3370 マイホームを買換えた場合に譲渡損失が生じたとき(マイホームを買換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例)|譲渡所得|国税庁
税金の還付等を含めて計算すると、価格の約4割を住居費として払っていたことになります。固定資産税や管理費等を加えても、賃貸では同程度の家には住めなかったことを考えると、消費財としてはまあまあの買い物だったと思います。ウチの場合は購入してよかったという結果になりました。
これは言いにくいのだけれど、購入のタイミングがよかったのはあります。当時は、阪神淡路大震災の2年後で、「マンションって大丈夫?」って人が多かった。購入希望者が比較的少ない時期だったかもしれないです。
それでも20年で半値ってことは、やっぱりそもそもの立地があまり人気がなかったんだなあ。
マンション価格の推移。2000~2003年あたりが底だった模様。
マンションは資産?消費財?
都内に「新築で買っても値下がりしないマンション」を買えるって、素直にすごいと思います。固定資産税、管理費・修繕積立金、ローンがあっても利子さえ負担すれば、ローン元本は後で返ってくる計算ですもんね。
ただ、物件そのものの価格が高すぎるのと、そもそもそういう物件を見極められるのかというハードルがあるので、ウチの場合は手が出ない。そもそも「実家に近い」というのが第1条件だし。
それにしても、物件価格が購入価格を上回っている=ローン残高を上回っているわけで、精神的にも楽そうです。頭金少なくてよさそう。
消費財として買う場合は、頭金の額とかローン返済のスピードで、
今売れる価格>ローン残高
にしておかないと、「売りたいとき=現金化したいとき」なのに、追加で資金がいるというアベコベな状況になっちゃうので要注意。本当に「賃貸並みのローン負担」になるかどうかは、家計も含めて計算してみないとわからんです。
教育費のピークと修繕費用の負担増とか重なると…以下略
減価の目安は年あたり2%とか、坪4万円とかあるらしいのですが、google先生に聞いてみてください。
【まとめ】
- マイホームは売る時のことも考える。家族の状況は変わる
- 住んでいる地域の開発など、変化には関心を持とう
- 家の値段とローン残高の比較は、年1回は確認を