自分と向き合うワークをやってみると、旅行の意味が見えてきた
最近買った本に載っていたワークをやってみました。おそらく、その本のキモというべきところなので、詳細は省きますが、やってみた結果を書いてみようと思います。
人にされて、もしくは言われてイヤだったこと、気分が悪かったことをひとつだけ思い出してください。
私が過去最高にイヤだったときのことは、こちら。
自分に対して許さなかったこと
新卒すぐのころはともかく、年を取ればそれだけ「すぐに納得いかないこともあるけれど、おそらくそれなりの理由や事情もあるだろうから、白黒はっきりしなくても、しばらく置いておこう」という経験値のようなものが付いてきます。
この時も、納得いかないことが山のようにあったけれど、背景がわかるまで自分を抑え込んでいた結果が、腕や顔に盛大に出た皮膚炎だったと思います。
自分にできることとできないことを切り分けて、調整してもらうのに1年ぐらいかかりましたが、そうすると皮膚炎は治まりました。
「私にできないと思うなら、サッサとクビにして欲しかった」
これは私が会社に対して望んだことですが、「すぐに辞めたら恥ずかしい」「仕事を放りだしたと言われるなんて我慢できない」「私も働いて収入が得られると夫にわかって欲しい」「会社に努力を認めてほしい」と自分に辞めることを許さなかったのは私。
今思うと、ものすごい「意地のカタマリ」です。
失敗したら、サッサと自分で判断して辞めたら良かったんです。そうしたらスッキリして次に行けるのに。
ここまでノートに書いてみて、「え?これって!」と思い当たることがありました。
今年の旅行が今までになく楽しく感じられた理由
今年の旅行は、不思議なほど乗り継ぎがスムーズで、長い時間待ったり、行列したりがありませんでした。
ウチではいつもこんな前倒し気味の旅行をしているわけではなく、のんびり各駅停車の旅も好きです。予定していた観光スポットを全部回れることは、そんなにありません。
ただ、今年の旅行ってよく考えてみると、
その時その時でどうしたいかを自分に聞いて、(同行者の意見も聞いて)
自分のためにどう動くのか決める
の連続だったんです。
そうすると、見たかったところは全部回れたし、予定よりむしろ余裕をもって動けたし、列車編成も知らないで指定席を取り直しても、2階建て車両の2階席に当たったりしたんです。
昼食は「できたらこのお店に行きたいね」というところに、待たずにスッと入れました。
自分で判断して動いたら、スッキリして次に行けたんです。
いろいろなものを実際に見ることができて、ものすごく楽しかった。
今いるところで、自分の望みをかなえる
本当は、過去最高にイヤなことがあった時も、自分の希望をまっとうに伝えられていたらもっと違った結果だったかもしれません。私はキレて文句を言っていただけ。
おそらく、まっとうなことを言って、理解されないのが怖かったのもあるだろうし、どうすればまっとうな言い方になるのかもわかっていませんでした。
(アサーティブなコミュニケーションの方法というものがあります)
旅行を通して、「自分の希望を叶えるために動くってこういうこと」という経験?練習?ができていたんだなあとここまで来てやっとわかりました。
この「ツキまくっている状態」が何なのかずっと不思議だったんです。
このワークの詳しくは、こちらの本に載っています。