空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

人生初のお伊勢参りに行ってきました

結婚した当時は大阪に住んでいて、初めて夫婦で計画した旅行が「お伊勢参り」。ところが、宿の予約をした直後に妊娠したのがわかって、安定期前だったこともあってキャンセル。

そこから、ずーーーーーっと企画しては何だかんだと行けずに26年。

 

どういうわけか、行ける時には行けるもので、「行きたいなあ」と思って日程調整しだしたら、

「あ、ちょうどオフィスの工事が入るから有休取れって言われてる。行けるよ」と夫。

旅行会社でパックツアーを申し込みました。

行ける時には、あっさり行けるもんです。

 

「しまかぜ」に乗る

 

近鉄の観光特急「しまかぜ」は、2013年、伊勢神宮式年遷宮に合わせて大阪難波近鉄名古屋駅~賢島間で運行開始したプレミアム感たっぷりの列車。現在は京都発着もありますが、それぞれ1日1往復。特急料金にプラス720~1,130円プラスするだけというお得感からか、大変人気があるそうです。

 

って、乗り鉄ちゃんでもないから、最初全然関心がなくて。

1日1往復しかないために、名古屋までの乗り継ぎが制限されるのも窮屈な感じがしました。予約が確保できない場合の第2プランを決めておかないといけないし、正直「しまかぜ」なしプランでいいかなとも思いました。

それでも、こんな機会も少ないだろうと、往路のみ予約をお願いしました。「往復とも」とか「復路のみ」パターンもアリと言えばアリなのですが、現地をもっと楽しみたいor予定を切り上げて早めに帰りたい場合に動き辛いから。

 

で、どうだったかというと、

めっちゃ楽しかったです。 どの口が言う!
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 しまかぜ登場に盛り上がる

 

ゆったりとした3列シートは本革張り。フットレストやマッサージ機能装備。6両編成でカフェ車両あり。ヘッドレストのクッションが柔らかすぎず固すぎず、癖になりそう(笑)

ブルーと白を基調としたシャープな外観とは逆に、イエローとグリーンでまとめられた車内は柔らかくて明るい印象。ホッと緊張がゆるむ感じがしました。
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名古屋から伊勢市までは1時間15分であっという間。カフェにも行きたいけれど、座席もゆったり楽しみたいけれどどうしよう…と迷う間にカフェ席は満席。

迷うくらいなら、次回は途中下車ナシの名古屋~賢島間フルに乗りたい。

 

車内アナウンスから「記念乗車証は希望者のみ」かと思ったら、おしぼりとともに記念スタンプを押したものを全員に座席で手渡し。
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「ああ、こういうサービスって、旅行の記念になるし案外うれしいなー」と思っていたところ、乗ったその日が利用者100万人達成したそうで、さらに記念乗車証が配られました。

 
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光沢のある厚手の紙。特別感がすごい。
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時間のロスなく動く旅行、ふたたび

 待たない旅行・その1

fukulife.hatenablog.com

 

今回も、不思議なことに電車やバスをほとんど待たずに乗れました。

初日のコースは、

伊勢市駅 →(徒歩)昼食 → 外宮 →(徒歩)月夜見宮 →(徒歩)JR伊勢市 →二見浦 →(バス)鳥羽バスセンター・近鉄鳥羽駅 → 伊勢磯部 →(ホテル送迎バス)ホテル

だったんですが、最初は参拝コースの起点と言われている二見浦に行きたかったのに、バスも電車も伊勢市からでは接続がさほど良くなく、電車なら16分後でバスは48分後。

 

電車で行く?とも思いましたが、先に外宮へ。土地勘が全くないのと電車・バスの時刻表が頭に入っておらず、最初からタイムスケジュールは組みません。というか組めない。

お参りに行っても硬貨が無く、通り過ぎたお札所に戻ったり、

何となく出た出口から別宮へゆるゆるお参りしながら駅へ戻って、改めて時刻表を見ると電車の発車時刻の5分前。

 

近鉄鳥羽線は特急も利用すると、うまく回れる

このエリアの普通電車は、だいたい1時間に2本。1本逃すと30分待ち。でも、近鉄鳥羽線なら特急も1時間に2本あるので、特急も入れると4本に増えます。鳥羽駅からホテル最寄り駅まで、1区間でしたが特急に乗りました。

 

ホテル送迎バスが1時間に1本なので、①ゆっくり見送ってタクシー ②特急料金(510円×2)で送迎バス+宿でゆっくり どっちがいい?ってことで②にしましたが、駅に着いたら送迎バスが待っていました。

 

そういう意味で、往復特急+特急券2枚付き+バスフリーパスのこれっていいかも。

www.kintetsu.co.jp

 

 二日目は雨。予定を繰り上げビスタカーに乗る

 

台風18号の影響で、伊勢エリアは朝から雨。折りたたみ傘と、百均で出がけに買ったポンチョが大活躍。持ってきてよかったです。

ホテル →(送迎バス)志摩磯部 →(普通)五十鈴川駅 →(バス)内宮 → (バス)五十鈴川駅 → (特急)近鉄名古屋 

 当初、復路は伊勢市から名古屋まで特急の予定だったのですが、あまりの雨で早く帰ることに。五十鈴川駅で聞いたところ、予約の特急の発車までは1回なら変更できるということで、五十鈴川駅で切符を変更してもらいました。

 

伊勢市駅の2つ手前だった所為か、追加料金はナシ。内宮から戻ったのは特急の発車時間10分前。バス車中では、当初予定の伊勢市駅までバスで行くかどうか迷いましたが、五十鈴川駅で乗り換えた方が早く名古屋まで行けることがわかったので急遽下車。

 

で、待っていた電車が来てみたら、ビスタカーダブルデッカー(2階建て車両)。わお!

私たち夫婦は、乗り鉄ちゃんではありません。でもねえ、

2階建て車両、眺めがいいです!田んぼばっかりだけど!

 

この間の箱根旅行でも感じたことなんですが、旅行で乗る電車は通勤電車じゃない方が、旅行に行ってる感が出ます。ローカル線でも、座席が直立でもボックスシートならいいんです。ロングシートでなければ。

さらに、旅行仕様の電車だと言うことないです。子どもみたいですが、盛り上がります。窓から見ていると、沿線のお子様がママに抱っこされて手を振っています。

ええ、こっちも手を振りますよ。

子どもが小さい時、特急とか、消防車とかに手を振りました。そういえば。

 

名古屋駅でも、新幹線ホームに登ったところに来たのぞみに自由席を確保し、自宅までの電車もまた、ホームに上がったところにいつもの電車が来ていました。

 

たぶん、今回乗り換え時間の平均は5分切っていたと思います。

別に乗り換え早いのが命ではないのですが、そこがスムーズだと予定より観光にとれる時間が多くなるし、スケジュールに余裕が出ます。宿で大浴場の混雑とかは避けたい。

 

今回も実は、「二見浦には行けないかもね」と半分諦めモードでした。

夫婦岩って、こんなに小さいの?」 ←スミマセン失礼しました。

「岩に波がザッパーン!!じゃないの?」  ←伊勢の海は穏やかです。

と言ったら、関西人の夫に「日本海の人だね」と大笑いされました。

 

今年は旅行の当たり年?

振り返れば、5月に夫婦で日光、8月に長女と箱根、そして今回は夫婦で念願のお伊勢参り。こんなに旅行に行くのは初めてです。

でもねえ、今年になってからの旅行は、今までの楽しさとは全く違う。今までは「子どもが喜んでくれれば」それで満足。大人は宿の食事がおいしかったらいいかな、くらいで。

ただ、行き先が動物園や水族館ではなくて、神社や寺院、眺めの良いところ。乗り物は子どもがいなくても、大人だけでも楽しい。

伊勢参りなのに、お参りの様子は皆無な記事ですが、機会があれば書こうと思います。

 

土地勘が無いところの旅行プランにあるといいもの

・現地のイラストマップ

 交通機関の位置関係がわかる

 観光ポイントの位置関係がわかる

 電車とバスの重複区間がわかる

・電車やバスの時刻表、料金表

 移動時間のめやす、料金、運行系統、行き先、運行間隔などがわかるとプランが立て やすい

 

今ではネットでかなりの情報が確認できるのでありがたいです。特に、バスを利用する場合は、現地に着いたら観光案内所でバスの時刻表やフリーパスのパンフレットなどを入手するのがおススメです。