空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

e-Taxで青色申告

 昨年初めて挑戦した自宅からのe-Taxfukulife.hatenablog.com

 会社勤めを辞めて本格的に自営業スタートした夫。

  1. 正規の簿記(複式簿記)で記帳し、
  2. 申告期限内に、
  3. e-TAXによる申告or電子帳簿保存(事前の届が必要)

することで、

  • 所得金額から最高65万円が引ける
  • 配偶者など家族への給与が必要経費にできる
  • 赤字を前年や翌年の所得金額から引くことができる 

 という特典が付きます。うーん、これは頑張る価値アリ。

 

青色申告する届は出していたものの、家族への給与を経費にするための届は、収入の見込みが立った時点で提出したため1年フルには受けられませんでした。

 

会計ソフトは優れモノ

 

今回は、複式簿記による記帳で「青色申告決算書(一般用)」を作成するため、会計ソフトを導入しました。

こちら。

www.yayoi-kk.co.jp

簿記3級は持っているし、疑問点は調べればわかるかなあ?ということで、1年間無料の「セルフプラン」を選択。

すべての機能が使えるので、とてもおトク感がありました。

 

通常の取引を全部入力してさえおけば、決算時だけの処理はソフトのガイダンスに従って進めればOK。

 

我が家の場合は「会計ソフトで送信」だけでは完了しないらしい

 

青色申告だけとか、ほかに給与所得があったりとか、添付書類の無さそうな申告内容なら、会計ソフトのみで完結できそう。

我が家の場合は別途提出する書類を極力なくしたかったので(申告期限を過ぎてしまったり、要件を満たしていないと65万円の特別控除が受けられない)、結局は国税庁e-Taxで送信することに。

 

申告の内容としては、こんな感じ。

  1. 事業所得(青色・一般)
  2. 給与所得
  3. 社会保険料ほか所得控除いろいろ
  4. ふるさと納税
  5. 株式譲渡所得(一般口座)
  6. 国税額控除(外国株式の配当)

5と6については、入力の過程で計算書が作成されるので添付書類は不要。会計ソフトだと、たとえば5は計算結果だけを入力する仕様なので、別途資料提出が必要になってしまう。

 

わからないのでムダな作業もあったけれど

 

我が家の場合だと一番スマートなのは、

  1. 会計ソフトで青色申告決算書を作成
  2. 上記データを国税庁の確定申告書作成コーナーで取り込む
  3. 申告書の作成は引き続き確定申告書コーナーで作成、送信
  4. コンビニ納付用のQRコードを作成・即納税

なんだけど、会計ソフトのデータの取り込みがそもそもできるのかわからなかったし、できるとしても1月時点で、令和2年の書式に対応してるのかどうかわからなかった。

 

利用している会計ソフトが、令和2年申告のe-Tax送信できるようになったのが、そもそも1月29日だったし。

 

結局は、

  1. 会計ソフトで決算書を作成
  2. その他申告内容を入力したけど送信せず
  3. 作成した決算書を見ながら確定申告書作成コーナーで入力し、
  4. その他申告も入力
  5. コンビニ納付用QRコードを作成、送信

という2度手間をやってしまった。

国税庁の方は、1月4日には作成コーナーが令和2年用に切り替わっていたので、入力できるところは入れてしまってデータファイルを保存。

途中でやめても再開できるし、送信前なら何度でも修正できるのでこれは便利機能だった。

 

送信票には、

  • 電子送信された書類
  • 提出省略できる書類
  • 別途提出しなければならない書類

の一覧表があって、別途提出分がゼロなのをしっかり確認して、やっと肩の荷が下りたのでした。

 

ちなみにワタクシの申告では、『医療費の明細書』が別途提出書類になっていたので、送信票のコピーと一緒に郵送しました。

 

緊急事態宣言の期限も延長されそうだし、混んでいる(今年は予約が必要らしいけど)会場、混んでいる納付窓口に行かなくて済んで、本当にラク

一昨年マイナンバーカード取得しておいて正解でした。 

 

会社員ではなくなったので、今回からは還付ナシで納付onlyの申告。

還付がある時の方が申告書作成に盛り上がり感がありましたが、これからは「避けて通れないモノ」に。

なんとか締め切りまでに終えることができて、ホッとしています。