配当の1万円、還付の1万円
29年度の確定申告で、外国税額控除に初挑戦しました(還付金の振り込みはまだ)。これで約1万円の還付です。
今まで住宅ローン控除とか、寄付金控除(ふるさと納税)とか、マイホームの買い替えとかで確定申告をしてきましたけれど、なぜそこまで一生懸命に調べるかというと、
- わかるとスッキリするから
って言うのもありますが、(比較的簡単に)(ほとんど)リスクなしで利益が得られるから(ふるさと納税は住民税を振り替えているだけなので、返礼品を楽しむってことで)。だから楽しい作業です。
これと比較して、配当で1万円をゲットしようと思うと、
配当利回り3%で33万3333円
4%で25万円
5%で20万円
の株式を買わないともらえません(税引き前)。株式は値下がりすることもあるし、業績によっては配当は減るし、税金も引かれます。
それと比べると、1万円の還付を得るには、元手もいらないし、多少の手間はかかりますが多くても数時間でしょう。国税庁の申告書作成コーナーを使えば、手書きの必要もないわけで、1度理解すれば2回目からはより簡単。
今回はその元手もリスクもある配当でしたが、扶養親族の異動とか、医療費控除とか、マメにチェックすると該当するものもありますし。
介護認定を受けているなら、市役所に障害者控除申告用の証明を発行してもらうとか。
「確定申告時のあのうんざりするような混雑がイヤ」なのであれば、他の時期に行けばいいです(平日に限られますが)。3月15日というのは概ね所得税、復興特別所得税、贈与税の納付期限なので、還付申告であれば1月に行ってもいいし、4月になってから行ってもいいわけです。
(予約が必要な場合があったり、必要書類の確認のために事前に電話で確認するのをお勧めします。)
ただ、3月15日が申告期限のものもありますので、その辺はご注意を。例えばマイホームで譲渡損が出た時(一定の要件あり)には申告書の提出は期限内の提出が必要です。
さて、まだ手にしていない還付の1万円ですが、これはお楽しみに使うことにします。何せ今までは納税に消えていた分を、学習で戻せたわけですから!
気候もいいことだし、お出かけの費用にしようかな。