【大人の音楽レッスン】ピアノをバイオリンのように弾くって?!
音楽教室の全面改装で、8月は最初の1回だけレッスンがあって後はお休み。
先生にお会いするのも久しぶりです。
今の課題曲は、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。もちろん原曲ではなく、2ページに収まるよう短くして、音も省いてあります。
休み期間が長かったので譜読みをして行きましたが、
先生「この曲は弦楽器の音をイメージして弾いてみましょう」。
はいぃ?
ピアノの音って音を一つだけ出したら、「ポーン」ってキレのいい音じゃないですか。直線的と言うか。弾き方にもよるけど。
弦楽器の音って、柔らかい印象。
で、左手のパートは7割がたスタッカート(音符を本来の長さより短く演奏する)。このスタッカートが何ともクセモノのように思えます。
カッ・カッ・カッ・カッって強めに弾くだけじゃないよなあ~
確かにプロのピアノ演奏を聴いていると、「ハープみたいに聞こえるなあ」「コントラバスみたいに聞こえるなあ」ってことはありますけど、始めて1年ちょいの初学者にどうしろと。
知恵熱が出そうです。
2019年8月の家計簿・役目の終わる生命保険を解約【50代夫婦の家計】
8月、家計簿上の変化は生命保険の解約。
現在支払い中の住宅ローンの返済がもうすぐ終わるので、ローンを組む時に契約した収入保障保険を解約しました。
別途生命保険に加入したのは、時間的な余裕がなかった+健康上の理由で団信(団体信用生命保険)付きのローンの契約ができなかったためです。
来月から保険料約8千円がなくなるので、家計費はさらに下がります。
10月から消費税が10%になりますが、食品など8%のままの商品もあるので、日常生活する分には増税分の影響はカバーできそう。
家計費の予算は14万円。医療費等の余裕分を含めています
8月から予算を1万円減らしました。支障はなさそうです。
光熱費や医療費や理容費、被服費などは毎月一定ではないので、少し余裕を持たせています。
大きな支出があったので、別予算で対応しました。
8月の交際費は約45万円でした。義父の入院から葬儀までの家族分の交通費が大部分。いわゆる「親世代のお付き合い」なので、子ども分(成人ですが)も一部含みます。
7月25日~8月24日を8月分とする家計簿。夫こづかいと住宅ローンは含みません。妻こづかいは妻のパート代でまかなっています。
支出の詳細
住居費 20770円
増減なし。バイク駐輪2台、自転車駐輪1台分を含む。
電気料金 6713円 ガス料金 3073円
7月末請求の電気代は、5月下旬から6月下旬にかけての使用分。梅雨が長く気温が低めだったため、エアコンはそれほど稼働していませんが、衣類乾燥のガス代がやや多くなっています。
水道料金 2552円
7月末請求分の2分の1。夫婦二人になって、1か月あたり1000円ほど下がりました。
電話料金 2710円
ネット回線とIP電話。通話料金は従量制だが、ほとんど使っていない。実家との連絡をLINEに変えたら、3000円を切りました。
妻スマホは夫名義で楽天モバイルを利用。月額だいたい1060円は妻こづかいより支払い。
現金支出 51399円
今月は特に大きい医療費もなく、日用品もストック品でほとんど間に合ったため少ない。多い月は+1万円~2万円。
レジャー費は主にワイン代。帰省に伴い外食の回数は多かったのですが、そちらは交際費に含めています。
生命保険 19644円
保険契約を1件解約したため、来月から7844円減の11800円になります。
まとめ・お金でまかなえるもの、まかなえないもの
今月、我が家にしては大きな支出の交際費でしたが、有意義な出費だったと思っています。私たち家族が、義父の意識がはっきりしているうちに、いっしょに時間を過ごすことができたからです。
もういくらお金を積んだとしても、義父に会うことはできません。使うべきところで使えるお金を持っていてよかった。
特に、実子である夫が「もっと話をしたかった」「もっと会いに行けばよかった」などの後悔を感じることがなかったのが大きいです。
義父を見送った後の事務的なこと
逝去翌日に通夜、その翌日に葬儀・告別式と駆け足で過ぎた数日。
夫も疲労困憊でホテルの手配もできず、結局は夫の実家にお世話になることに。
手続きあれもこれも
葬儀の翌日、義母が義父名義の簡易保険の請求手続きをするというので、
「どうせならその他の公的な書類も1回で取ってしまおう」
と、夫と私で優先する手続きと必要書類等の洗い出しを開始。この時点でもう1泊伸びることが確定(笑)。
葬儀後の手続きは期限の決まったものなどいろいろありますが、今回は義母にとって優先度が高く、かつ一人では難しそうな手続きに絞りました。
なので、税金・公共料金等の引き落とし関係や、銀行その他金融機関での手続きは省いています。
(死亡届及び火葬許可申請はこの時点で済んでいますが、住民票除票の記載や戸籍の除籍が済んでいるかどうかは電話等で確認が必要)
病院で発行してもらう死亡診断書は役所に提出する死亡届と合わせてA3サイズ1枚になっています。
役所に提出するとコピーをくれるので、これを必要枚数さらにコピーしてあちこちの手続きで使います。
↓みほん
http://www3.city.sapporo.jp/download/shinsei/procedure/00340_pdf/presen_00340_000.pdf
(葬儀屋さんが提出を代行してくれたり、あらかじめ5部くらいは用意してくれる場合もあります)。
【市区町村での手続き】
【年金事務所での手続き】
- 義父の年金受給停止(公的年金)、未支給分の受取り
- 義母の遺族厚生年金請求
【その他】
- 義父の年金受給停止(企業年金基金など)
- 生命保険金の請求(保険会社)
- ケータイの解約(電話会社)
年金事務所の手続きで必要なのは
書類が揃うめどが立ったら、年金事務所で手続きをするための予約を取ります。電話でOK。予約するときに、持ち物の確認をしておくといいですね。
書類が揃っていたので、約30分で手続きは終わりました。
必要な持ち物はこちら。
年金手帳や年金証書、マイナンバー(通知)カードなどは夫婦それぞれの分を用意します。
マイナンバーがあることで提出書類が減らせます。これはいいですね。
年金の支給額通知書には年金コードの記載があるので、あれば持って行くといいかも。
提出した公的書類は、原本を返してもらうこともできるようです。これは知りませんでした。失敗です。
葬祭料~必要な物が市区町村によって微妙に違う
保険証を返却するときに、葬祭料手続きの案内もされるのですが、今回は火葬許可証または死亡診断書、葬儀費用の領収証も必要でした。
これらは、必要でない市町村もあります。葬儀費用の領収証ではなく、会葬礼状でよいとする市町村もあるので、出かける前にぜひ確認を。
HPでは詳しい記載が無い市町村もあります。
今回は、葬儀費用の請求書がまだ来ていなかったので、葬祭料の手続きだけ持ち越しになりました。
どっちみち、早く必要になる住民票などの請求があったので、2回来なきゃいけなかったんですけどね。
義弟が支払いの終わったその足で、役所に書類を提出してくれることになりました。ちょっと驚いたのは、義弟も義母も葬祭料の給付を知らなかったこと。
5万円は決して少ない額ではありませんが、未支給の人も多いのかもしれません。時効は2年です。
保険証の返却を後回しにして、そのまま放置というのはありそう。
書類のやり取りで済む手続きもある
企業年金基金の手続きは、必要な書類を送ってもらって返送すればできるようです。書類の送付を依頼しました。
準確定申告の準備も並行して
上記の年金事務所での手続きでも言われたことですが、①故人の年金の源泉徴収票発行には時間がかかり、もしかすると準確定申告の期限(4か月後)に間に合わない場合があるかもしれないとのことでした。
「その場合は、年金事務所の処理が遅いと税務署に言っていただいたらいいですから」
って。そういうもの?
あと、準備しておくといいものがこれ。
②準確定申告用の付表。
法定相続人が1人だけの場合は要らない場合もあるようですが、妻&子で遠方に住んでいる者がいる時は、記入や印鑑のために書類のやりとりが必要になってきます。
四十九日や初盆など、家族が集まる時に作成しておくとラクです。↑用紙はダウンロードできます。
③障害者控除適用証明書(該当する人のみ)
要介護認定を受けている人で、市町村の証明があれば確定申告で障害者控除を受けられることがあります。
ただ、市町村によって判定が異なります。
実父の時は、要介護1でも適用がありましたが、義父の市町村では適用なしでした。判定が複雑な場合は、ケアマネさんにご相談ください。
④その他、控除に関係する証明書
故人が支払った医療費の集計表や生命保険料など、控除証明書を用意しておきます。
念のためやっておくこと
健康保険証など返却する書類はコピーを取っておきます。あとで未申請の手続きが出てきた時のため。不要かもしれませんが。
せめてものお手伝い
これらを葬儀が終わった翌日とちょっとで終えました。義母は高齢で運転を止められていたため、
「だから車がないと不便なのよ!免許はまだあるから、自分で運転したほうが早いわ!!」
とご立腹でしたが、義弟が2日目も車を出してくれてなんとかなりました。
こうやって手続きをまとめておくことで、何回も役所などに行かなくても済みますし、時間や移動にかかるお金を大幅に減らすことができます。
普段、実家関係のことはほとんどしていないので、義母は不得手らしいことに絞ってお手伝いしてきました。
ちょっとは役に立ったかな。
義父を見送る
入院してから1か月たたないうちに義父が亡くなりました。 fukulife.hatenablog.com
その日の朝、私が出かけたあと夫に緊急の連絡が入り、出勤途中で逝去の知らせを受けたそうです。
会社で諸々の手続きや連絡を付けた後、一旦家に戻って翌日の出発のための準備に追われました。
親族はとにかく慌ただしい
子ども達へも至急連絡。通夜や告別式の詳細も決まらぬうちに、通夜の開始時間と場所を先に伝えます。
お寺さんとの時間調整も済まないうちから、矢継ぎ早に確認事項が上がってきます。
勤務先から弔電や供花などが送られるので、必要と言えば必要なんですけどね。義父母と敷地内同居だった義弟も大変だったろうなあ。
今回は私の実母が告別式に参列したいということで、出席できる葬儀スタイルかどうかも確認。実父の時のように、ごく限られた親族で行う場合は遠慮する必要があるからです。
なんとか往路分のみ家族4人分の飛行機のチケットを確保。集合時間と場所を連絡。
通夜の晩は葬儀会館での夜伽を任されたので、会館へ直接行くことと寝間着が必要なことを連絡。
とにかくあちこちへの連絡、連絡、連絡でLINEのトーク機能が大活躍でした。
葬儀会館へ早目の到着にホッとしたのもつかの間
会館の親族控室には納棺式を終えた義父の棺が安置されており、宿泊できる和室もあって、ちょっとしたホテルのようです。
通夜開始の4時間前に到着。早すぎた?
お線香をあげて各自が義父と対面を済ませ、ようやく荷物の整理や着替え、通夜前の軽食の準備をしようということになりました。
汗だくで喪服を着たくなかったので、私はシャワーを浴びて普段着で出てきたところ、
開始2時間以上も前に、義理の叔母が登場
ほどなく義母もやってきました。えーと、親族打ち合わせは開始1時間前なんですが?
ご挨拶をしてお茶をお出しして、脱衣所を無駄に長く占領していた子に内心舌打ちをしながら、ようやく着替えとメイクを済ませました。
そこからはもう出席者が続々とご到着。打ち合わせに直接関係があるのは、義弟夫婦と義母、長男であるウチの夫くらいなんですけどね。
一般葬に近い家族葬
今回、義母からは「家族葬にするから」ということでしたが、参列者の範囲は広く、
- 故人の妻、子ども夫婦、孫・孫夫婦、ひ孫ほか
- 近隣の親戚~義父母の兄弟姉妹、甥、姪ほか
- ご近所の方数名
- 義弟の仕事関係者
- 義母のサークルの友人
一般葬に近い印象を受けました。
お香典は親族の勤務先からはいただいて、その他へは辞退というパターンでした。
通夜ぶるまいは親族のみってことは、やっぱり家族葬?
お別れは親族控え室と告別式で
通夜式が終わった後、親族控え室に棺が戻されました。
弔問客との慌ただしい挨拶が終わったあと、ようやく時間を気にせず、家族で義父の思い出をゆっくりと話す時間を持てました。
到着してすぐに対面した時にも思ったことですが、そこに苦悶の表情は無く、まるで眠っているように安らかな表情だったことに心から安堵しました。
ずっと痛みに耐えてきたのを知っていただけにようやく楽になったことにも。
通夜式、葬儀共に儀式としての側面が強く、いかにスムーズにお焼香するかが重視されているようで、なかなか故人とのお別れの時間を過ごす感じではありません。
出棺前、供花を下ろして棺に入れ、末期の水(今回は父の日に夫が送った未開封の焼酎でした)で唇を湿して最後のお別れをするのは、最も切なさを感じる時です。
翌日、葬儀~初七日の法事が終わるとそこで一段落に見えますが、実はその後も色々あるのでした。
長くなるのでつづく。
プレミアム付き商品券の申込書類が送られてきた
10月からの消費税UP対策で実施されるプレミアム付き商品券の発行。
なんと、市役所福祉課からワタクシ宛てにも届きました。
対象者は?
① 住民税非課税の人
② 子育て世代(2016年4月1日~2019年9月30日生まれの子どものいる世帯が対象)
パート収入があるワタクシは①に該当します。ただし、
- 住民税を課税されている人に扶養されている人
- 生活保護を受けている人
は対象外。
どうして対象外なのに書類が来るの?
書類を見ると、「該当の可能性がある」からと言うことのようですが、住民税非課税のパート主婦全員に送ったってこと?
ご丁寧に承諾書も付いていて、「対象外と分かったらプレミアム分は市役所に返してね」と念押しされています。
これ、「なーんにも読まずに署名して返送したら、購入引換券が送られてくるよ」ってこと?ちゃんと切手代不要の返信用封筒まで入ってますからね。
もしかして、事務手続きを間に合わせるため?
当市の場合申請期間は11月末までですが、商品券の使用期間は令和元年10月1日~令和2年2月29日。これだと9月中に商品券の引き換えはあらかた済ませたいようですね。
通知漏れを防ぐために、事前の対象データの絞り込みをかけずにとにかく送ってきたのかなあ。
どっちみち市民税課にデータはあると思うんだけど。
でもって、どっちみち世帯単位で非課税かどうかの確認はするはずなんだけど。
印刷代、郵送料、審査や発行にかかる人件費etcと、結構な事務経費がかかっていそうですね。あ、これも公共事業だとすると、それでもいいわけか。うーん。
地元企業の消費を活性化させたい?
って言うのもあると思います。でも、対象者一人当たり上限2万5千円の商品券で期間内に使おうとすると、食品・日用品関係に多く使われるのかなって気がします。
そこで、参加店のリストを見てみると・・・
やはり、食品・飲食・生活用品のお店が多いです。食品より単価が高いであろう理美容院は本当に数が少ない。
反対に結構な件数があるのが建築・リフォーム関係。数千円のプレミアムがあるからとこの分野でお金を使おうとするのかなあ?どうなんだろ。
上限5千円のプレミアムを得るために、自己負担で2万円を有効期限5か月の商品券に換えてしまうってどうなの?よくわからない制度だなあと思ったのでした。
残り時間は限られている
一時は、検査結果も上向いてホッとしたのだけれど。
あれから夫は毎週末に実家へ。今週はお盆休みにかかってしまい、新幹線の切符は取れず。何とか飛行機の席を確保した。
出発前日に義母から連絡があって、「土日は主治医の先生はお休みなんだけれど、担当の看護師さんに『会わせたいご家族がいれば…』って言われて」。
体の痛みが徐々に強くなっているのだけれど、痛み止め自体が体に負担をかけてしまうため、量を減らしたり、飲む間隔を空けたりしなければいけないらしい。
意識ははっきりとしていて、会話も普通にできる。
義母が夕方「じゃあ今日は帰るね」と言うと、一言だけ「俺は帰れないのか」と言ったそうだ。
そうだよね、家に帰りたいよね。
こう言われるのが一番つらい。
何の映画だったか忘れてしまったけれど、登場人物に残された時間がわずかであることを意味する砂時計が画面の端にそれとなく映っていた。
いくら検査の数値が悪くなっても、砂時計の砂がいつ落ち切るかなんて誰にも分らない。ただ、そんなに多くないのだけは確かなんだろう。
夫が後悔を残さず義父との時間を過ごせますように。
義父の入院
義父が緩和ケア病院に入院して10日。
緩和ケアというのは、積極的な治療は行わずに心身の苦痛を和らげること。
「そんなに慌てなくても大丈夫」と義弟が言ってくれたおかげで、先週、週末を待ってお見舞いに行くことができた。
今までは夫だけ節目節目で帰省していたのだけれど、「この夏には二人で行かなきゃね」と言っていた矢先のこと。
ずっと食欲がなかったのに、1食をほとんど平らげたということで、思っていたより顔色も良く、会話をすることもできた。
夫はリモートワークの段取りをつけて、昨日からふたたび実家へ。
義父とたくさん話ができたようで、私も安心している。
わがまま言ったっていい
義父は我慢強い人なので、少々の寒さや痛みは「だいじょうぶだいじょうぶ」といって我慢してしまう。
結局は毛布を増やしたり、靴下を履いたり、痛み止めをもらってラクそうになるのだけれど、もう、バンバンわがまま言ってもいいようなきがする。
「寒いから毛布がほしい」「痛み止めの薬が欲しい」
薬はともかく、その他のことなら家族は何かしたいきもちでいるので、言ってくれた方がいい。
ひっきりなしにコールボタンを押しまくるのでなければ。そういう人もいるらしいけど。
私だったらどうしたい?
病院には面会者用の談話室があって、たいてい大きな窓の開放的なスペースになっている。
子ども達やきょうだいがきたら、(たとえ自分で歩けても)車椅子を押してもらって談話室でゆっくりおしゃべりしたいかな。
事情が許せば、上等の緑茶のティーバッグやお気に入りのマグカップを持ち込んでお茶を飲みたい。
病院指定の病衣姿では気分も上がらないので、キレイ目のはおりものは着たいなあ。
と、とりとめもないことを考えています。
今日は、子ども達が揃ってお見舞い。
ちゃんとおはなしできるといいね。
実父のときはこんなだったな。 今の義父の方がずっと元気だわ~