義父の入院
義父が緩和ケア病院に入院して10日。
緩和ケアというのは、積極的な治療は行わずに心身の苦痛を和らげること。
「そんなに慌てなくても大丈夫」と義弟が言ってくれたおかげで、先週、週末を待ってお見舞いに行くことができた。
今までは夫だけ節目節目で帰省していたのだけれど、「この夏には二人で行かなきゃね」と言っていた矢先のこと。
ずっと食欲がなかったのに、1食をほとんど平らげたということで、思っていたより顔色も良く、会話をすることもできた。
夫はリモートワークの段取りをつけて、昨日からふたたび実家へ。
義父とたくさん話ができたようで、私も安心している。
わがまま言ったっていい
義父は我慢強い人なので、少々の寒さや痛みは「だいじょうぶだいじょうぶ」といって我慢してしまう。
結局は毛布を増やしたり、靴下を履いたり、痛み止めをもらってラクそうになるのだけれど、もう、バンバンわがまま言ってもいいようなきがする。
「寒いから毛布がほしい」「痛み止めの薬が欲しい」
薬はともかく、その他のことなら家族は何かしたいきもちでいるので、言ってくれた方がいい。
ひっきりなしにコールボタンを押しまくるのでなければ。そういう人もいるらしいけど。
私だったらどうしたい?
病院には面会者用の談話室があって、たいてい大きな窓の開放的なスペースになっている。
子ども達やきょうだいがきたら、(たとえ自分で歩けても)車椅子を押してもらって談話室でゆっくりおしゃべりしたいかな。
事情が許せば、上等の緑茶のティーバッグやお気に入りのマグカップを持ち込んでお茶を飲みたい。
病院指定の病衣姿では気分も上がらないので、キレイ目のはおりものは着たいなあ。
と、とりとめもないことを考えています。
今日は、子ども達が揃ってお見舞い。
ちゃんとおはなしできるといいね。
実父のときはこんなだったな。 今の義父の方がずっと元気だわ~