空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

お金を払っているのに生かせずに逃げる

お金を払ってサービスを受けるのに、苦しくて耐えられず逃げたことがあります。

1度目は何年も前に受けた家計診断。2度目は自分と向き合うためのセッション。 

f:id:fukulife:20170609054625j:plain

 

家計診断のときは、使途不明金の原因がわからなかったこと。

後でよく考えたら、自分が毎月お小遣いとして使っていた分なんですが、自分が稼いで使っていた分は家計簿に記入していないのに、世帯収入の方には計上していたからです。

毎年家計簿を締めてみて、残金合わせていない割には漏れがほとんどないので最初は「使途不明金、何で???」だったのですが、家での集計では夫の収入のみで収支を出していました。

単なる勘違いや思い込みに見えるけど、「都合の悪いことはスルー」が発動したんだと思います。

 

セッションの時は、親の病状でMAX気を取られていた時と重なって、そんな時にとても自分と向き合うことはできなかったから。例えば質問で「今やりたいことは何か?」って 聞かれたとしても、「何もやりたくない」としか答えられない。

 

どちらも精神的に耐えられなかった。

 

結局は「ええかっこしい」

ここで少し触れましたが、 

fukulife.hatenablog.com

「自分を嫌いではないけれど、大好きかどうかはわからない。でも、今ここにいる私とちゃんと向き合おう。バカなこともやらかすけれど、それでもこれからもずっと幸せに生きていける」

「自分の人生も幸せも、他人任せにしない。全部自分で決める」

「他人にウケないかもしれないけれど、やりたくなったことは何かの形にしてみる」

 文章にしたのでこうなりましたけれど、寝起きのぼんやりした頭でスマホのメモ帳に残したのはこんな言葉でした。

どんな自分もそれは自分なんだと認めて受け入れる

自分と出会う感覚

自分とやっと出会えた

自分はここにいた

 この時感じたのは安心感というよりは、悲しさ。

「なんでもっと早く気付いてくれなかったの?」

 

3歳か4歳の時、虫歯の治療で歯医者に通っていたのですが、予約制も整っていなかったのか、診てもらうまでにずいぶん長いこと待っていた記憶があります。

その間、母は弟を連れて買い物などの用事を済ませていたようなのですが、ある時、治療が終わっても待合室に母は戻っていなくて、待っても待っても来てくれない。不安がどんどん膨らんできます。

やっと母が戻ってきたとき、私は思いっきり怒りをぶつけた覚えがあります。

「なんでもっと早く来てくれないの?」

丁度、そんな気持ちでした。

 

自分の長所として、「他人の良いところを見つける」のが得意と思い込んでいましたが、同じことを自分にもやっていた。つまり私の場合で言えば「嫌なところは見ない」ということでした。

「良いところも悪いところもまるごと受け入れる」ではなく、「いいところだけ」が認められる自分。

まるで、子どもがいい学校に合格しなければ落胆する親の様に。

そりゃー苦しいわけです。いいところしか認められないなんて。

 

今まで自分のことは、ダメなところも含めてそれほど嫌いではなかったんですが、きっと、無理やりそう思い込もうとしていただけなのかも。

 

正直、「なぜここで突き詰めきれない」のか自分でもわからなかったのですが、こういうことだったとは!

 

 

自分をまるっと見ることにしたら

それ以来、すっかり気持ちが楽になりました。

無職であることの焦りも、最新の情報を追いかけない不安もほとんど感じなくなりました。なるようになるさ。

 

その代わり、自分のこだわりポイントが急にはっきりしたりとか。 

fukulife.hatenablog.com

 便利なアプリとかフィンテックとかで、紙の家計簿は「終わっている」ツールですけれど、数字という動かせないものときっちり向き合うには、結構使えると思っています。

家計簿って言うと、「記録が続かない」「つけてもお金が増えるわけじゃない」とかまあ使いにくいものではあります。がそれも使いよう。

現在位置を確認するには、1か月も記録があればいい。もっと言うと、月末のお金の残高でいくら使ったかはわかります。

ただ、中長期で問題点を洗い出したり…って時は、ある程度期間が必要。

 

「手帳術orノート術」「ドリームマップ」「宝地図」etc...が未来の行き先なら、お金の現在地点を示すものが家計簿。

両方が揃ってはじめて、夢を叶えられるんじゃないかなと思ってます。

 

 

 

結婚生活26年!

今日は結婚記念日。

f:id:fukulife:20170608080810j:plain

よくもまあこんなに続いたものです。あっという間ですが。

今のところは、うまくいってます。たぶん。

 

単純に結婚=幸せってわけじゃないけれど

よく、結婚ってそんなにいいもの?って言われることがありますが、その通り。結婚相手が大酒のみかもしれないし、DV男かもしれないし、浮気して出て行っちゃうかもしれないし。

当時は、離婚歴がある女性って肩身が狭かったですし。

 

心配し出したらキリがなくて、尻込みしたくなる気持ちはわかります。

 

結婚って、

そう言う可能性も全部込みで式を挙げられますか?

籍を入れられますか?一緒にいるんですか?

 

って考える通過儀礼なんでしょうね。だから、独身でいようとちゃんと自分で決めたんなら、それは同じように幸せなことだと思います。

 

選ぶのが「結婚」か「独身」かってだけで。でも世間は違うんだろうな。

結婚している自分が言うから、もしかすると違うのかもしれないけれど、最近自分に起こった「自分で自分を幸せにするってサッサと決めなさい」現象からそうなのかなと。 

fukulife.hatenablog.com

 

ただ、結婚=お祝い事=ドレスだの白無垢だの披露宴は華やか~ですものね。

後に続く生活は楽しいけれど、案外地道な事の連続なわけですが。

 

昨日、「婚活うつ」に関するニュースを見て、なんか違和感を感じたので書いてみました。何に違和感を感じているんでしょうね、私は。

 

心配事が減っていってホッとしています

ここの所、うれしい知らせが続いています。

f:id:fukulife:20170605180723j:plain

一つは入院して手術だった方が、経過が良好で予定より退院が早くなったこと。

もう一つは別の方で、精密検査が必要だったのだけれど、深刻な状況ではなかったとのこと。

 

心配したからと言って、病気が良くなるわけではないのだけれど、本当に良かった!

 

 

 

「やってくれない」は本当?夫が納戸の片付けをドンドン進めたよ

わが家の納戸は玄関の近くにあって、各人がめいめいに物を突っ込んでいます。使わない家電や、紙袋。私には何かよくわからない部品類もあるので、

「なんでいろいろ溜め込むの?いつになったら片付けてくれるの?」キー!イライライライラ…

 

そこで、前日に「明日は納戸の片付けをするからね!」とまず宣言しました。 

↓ もう使わないオイルヒーターやもう持っていないバイクの部品

f:id:fukulife:20170604084946j:image

↓ 工具類とか雑多なもの
f:id:fukulife:20170604085010j:image

↓ 紙袋やストック品
f:id:fukulife:20170604085027j:image


他にも写っていないものがありますが、とにかく全出し。

f:id:fukulife:20170604090156j:image
ここまでやってから、以下の手順で作業しました。

  1. 使わないもの、使えないものを出して分別
  2. 他の場所で使うものを移動
  3. 残ったものを収納

1. 使わないもの、使えないものを出して分別

使わないオイルヒーター、手放したバイクの専用部品、何に使うかわからないネジ類や部品類。

使用期限が切れた防災用のストック。ウエットティッシュは10年前の物(ウヘー)だの半年前に期限が切れた長期保存の飲料水が出てきました。飲料水買わなきゃ。気付いてよかった。

販促用のエコバッグや保冷バッグ。大きさ別にそれぞれ2つもあれば十分なのに、5つも6つも出てきました。

あとは、使い切れずにおそらく変質しているであろう床用ワックス。

予想通り、いろいろと出てきました。

2.他の場所で使うものを移動

防災用に多すぎるポリ袋やビニール手袋がありましたが、これは使いながら補充しやすいようにキッチンへ移動。

ワインボトル用のエコバッグ(そんなのあった?!)や、ペットボトルの保温カバーは使いたい人(夫)が日常使い用に引き取りました。

 

3.残ったものを収納

普段あまり使わないものは手の届きにくい上部や奥の方へ。よく使う紐やテープ類、出がけに手に取るカイロやマスクは手前に。 

写っていませんが、リビングのローチェストの陰に仕方なく置いてあった高圧洗浄機も右手奥に収納できました。やった~
f:id:fukulife:20170604100049j:image

まだ詰め込み感がありますが、今回はこれで終了。 

f:id:fukulife:20170604100339j:image

今回お別れする物たち。大物は搬出後。ほとんどがゴミ。これを溜め込んでいたなんて!
f:id:fukulife:20170604102147j:image

 

【感想】やりだしたら2時間ほどで作業終了。イライラ、モヤモヤするくらいならサッサと始める!

いやー、本当にイライラしていたのがバカみたいにあっけなく終了。全出ししたおかげで、それぞれの物の「いる・いらない」を分担出来たし、収納する段になったら夫が積極的に使いやすいように位置を決めてくれました。スバラシイ!

オイルヒーターについては、「いつか使うから」「子どもが引っ越しの時に持っていくだろうから」とガンとして譲らなかったのですが、ようやくお別れ。

  • 子ども①が「ワンルームくらいなら暖房はエアコンで十分」と断言
  • 20年以上前に購入した発熱系の家電を使うのが不安
  • 今では暖房は床暖メインでほとんど出番がなくなった

勢いで、玄関まわりの靴の空箱(!)や履き古しの靴ともお別れできました。

今回、大袈裟ですが「幸せは自分で決める、人のせいにしない」ということで、

イライラ~ どうしてやってくれないの? ⇒ 選ばない

人任せにしない。サッサと片付ける ⇒ こっちがいい

とやってみたわけですが、これで良かったのかな?

 

【おまけ】

片づけ終わって、夫が「これから作るのも大変だから外食しよう」。

最近、夫が外食を言い出す割に自分では支払わないのでモヤモヤしていたのですが、今回はドンドン作業してくれたのが本当にありがたかったので、感謝の気持ちを込めて家計から外食費を出しました。

こっちのモヤモヤについては、改めて考えてみようと思います。

 

(追記)

夫に外食費を出してもらいたい ⇒ カッコよく支払って欲しい ⇒ 私を大事に扱って = 私の機嫌を取って欲しい = 私の幸せは夫の扱い次第?! オイオイ…

ちゃんと、「こういう時は払って欲しい」とも伝えていない。そういえば…

 

 

 

 

居るだけで喜ばれる

f:id:fukulife:20170601100619j:plain

麦の実りはちょうど今頃。豊かな黄金色。

 

そんなに頻繁ではないけれど、2週間に一度は実家に顔を出す。体力が衰えたせいか、年齢のせいかはわからないけれど、怒りっぽくなった父は私たち子どもがいると、とても機嫌がよく穏やかだ。

一緒にお昼ご飯を食べて、テレビを見て、堰を切ったようにおしゃべりする母の話し相手をして。

眠くなったら転寝をして。

特別なことは何もしない。

 

それでいいんだという。

 

それ以上、自分を下げることがある?

 

つまりはそういうこと。今まで気が付いていなかっただけ。

おとうさん、ごめんなさい。

 

結局は「決められない私」に対して「これでもか!」と決断を迫られていた件

昨日は非常に重たい記事を投下してしまいました。読んで気分を悪くされた方、ごめんなさい。<m(__)m> 

fukulife.hatenablog.com

 

落ち着いて考えてみたら、こういう状況っていうのは、私の勘違いを指摘してくれていたかもしれません。現に、去年のこの件。

 

fukulife.hatenablog.com

  

fukulife.hatenablog.com

 

その思い込みはもういらない!

4月上旬で上記の季節限定バイトは終わり。しばらくはゆっくり過ごす予定にしていたものの、ゆっくりしていることで出てきた気持ちが、

「長く仕事を離れていると、なまるよ?」

「働いて収入を得なくてもいいの?」

 

というもの。働かざるもの食うべからずというか、貧乏性というか。その割に、今後の方向性とかちっともまとまっていなかったんです。

約3か月みっちり働いた分、使うお金はあるから別に焦る必要はなかったんですけどね。

自分がどこにも属していない、何もしていないってことに落ち着かない気持ちできっとソワソワしていた。これが思い込みの一つ。

 

あと、自分がとった資格を生かして仕事を~とか考えていたんですが、そもそもこれって私が家を空けられなかった時期に、「家でできる興味が持てること」として始めたもの。

勉強自体が面白く、のめりこみました。

ついでに家計を大きく改善することができ、数百万~数千万円分のメリットがありました。主に独学や通信教育を利用したので、勉強そのものにかけた金額はそれほど多くはありませんが、時間とエネルギーはそれなりにかかっています。

そしてのめりこんだ挙句、目的と手段を完全に取り違えていた。普通ならまずやりたい仕事があって、それに必要な勉強でしょう。それをごちゃまぜにしたのが二つ目。

元々方向性が無いところに、目の前の課題がいろいろと面白くて気がついたらがけっぷちにいたというダサさ。

 

3つ目は、それまで細々とでも続けていた活動を止める決断から逃げたこと。表面上は自分で決めたようでも、自分の意志で始めてずっとやってきたことなのに、応援してくれた夫に「止めてもいい?」と相談したこと。私の勉強時間のために、家事をやってくれたのに、それを放り出す自分を許してほしかった。

ちがうよ、これ。いくら期待を裏切ることになったとしても、許されなくても、ちゃんと自分で決めて、自分でわかってもらえるように説明しなきゃいけなかった。

 

で、これらの底にあるのは、何かの役に立たない自分には価値が無いっていう意識。

ちなみに、夫は私が楽しんで勉強していることや、それを生かして収入につなげることは賛成してくれるけど、無理をして働くことには大反対。それで生活の質を落とすことになるのは本末転倒だと。

 

ほんとーに、わかっていないのは私だった。

 

いくら自分を労わっても、ここを外すとたぶん迷う

バイトの件で、自分のやりたいことに見て見ぬふりをしない、身の回りのことをいいかげんにしないとかで自分を労わってきて、かなりリラックスできるようになったのはとてもいいことに感じていた。

もう少しこのままでいようかと思ったら、どうもそうもいかなかったらしい。

ブログには書かなかったけれど、身内のトラブルはまた起こった。

 

最近、朝起きがけで意識がはっきりしないときに、唐突にいろいろと思い浮かぶことがあって。たとえばこんなこととか。 

fukulife.hatenablog.com

 今朝目覚める直前に頭に思い浮かんだことは、

「自分を嫌いではないけれど、大好きかどうかはわからない。でも、今ここにいる私とちゃんと向き合おう。バカなこともやらかすけれど、それでもこれからもずっと幸せに生きていける」

「自分の人生も幸せも、他人任せにしない。全部自分で決める」

「他人にウケないかもしれないけれど、やりたくなったことは何かの形にしてみる」

 

自分の欲求を満たす、お金をかけるのはとても大事なこと。

でも、自分をちゃんと見てやらないと自分が悲しい。

よく、「自分探し」で旅行とか転職とか、そういうものが本当にやりたいならいいけれど、私の場合、「自分」は外の世界にいなかった。

足元に縮こまって隠れていた。

 

「この人と結婚する」という直感と同じように、降ってきたこの感覚抜きでは、私はきっとまたフラフラと迷いだすんだろうな。

 

読んでくださる方が少ないのをいいことに、好き放題書いた今日の記事でした。

私が本心で願っていることがわからない

今日、父が余命宣告を受けました。

f:id:fukulife:20170530161805j:plain

  • 母は疲労困憊
  • 子どもは順調に回復し、就活を開始
  • 夫は転職したが、職場になじむのに苦労
  • 最近、弟からもサポート要請

以上が事実なんですが、これは私の在り方によって引き起こされていることなんだそうです。家族がこういう状況が私には好都合なんだと。

 

凹みますよ。家族のトラブルが「私の願い」だったら。

 

仕事をしたくない言い訳になるから?

家族に頼られることで「何もしない自分を認める」ことから目を背けていられるから?

私はそんなに自分を低く見積もっているんだろうか…

ちなみに私の身内は、依存心が強かったり他人の足を引っ張るようなことはしません。

 

不思議なことが一つ。

弟から連絡があった時、私がこれから弟のためにやることが次から次から頭の中に浮かんできました。同時に、今までどんなにひねり出そうとしても出てこなかった「今後やってみたいこと」も同時にワーッと湧き上がってきました。

 

今まで「どういう活動をしたいのか」って言えなかった自分からすると信じられません。頭のなかに浮かんだことをとにかくノートに吐き出しています。まだ出てきそうですが、色々なことがごちゃごちゃしていて後から整理するにも大変そうです。

 

意識できる範囲での望みは、

「家族が残された時間を、できるだけ後悔が無いように過ごすこと」。

 

決めたこと

  • 2017年内は、家族のサポートは自分が納得するようにやる。外出する仕事や勉強会の優先度は下げる。
  • やりたいことのアイディアをまとめるほか家でできること、できる範囲での外出はする。

以上