空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

子どもの独立は寂しいのか?

すったもんだの末、それぞれ落ち着いた子①&子②。 fukulife.hatenablog.com

 

実母と話をすると、「2人とも家に居なくなって寂しいでしょう?」と、さも「わかるわー」みたいな言い方をされます。が、

 

全然寂しくないです!

 

これが「大学入学を期に」とかだとまだ10代だしそうかもとも思いますが、2人とも24歳で家を出たので、私としては実にスッキリした気分です。

特に子②については、ようやくパワハラの痛手から回復して社会人に復帰したので、「親としてはやることやったよなー、もういいや」って感じです。

 

それって達成感とも違うんですよね。まだ各々自力で解決できないこともあるし、なんだかんだ聞かれるので。

 

それでもなんというか、「ある程度育てて放流した!」って感じです。

 

どちらも30分程の距離なので、ウチから近いと言えば近いのもあって、寂しくないのかも。

 

連休中は、使わなくなった家具や家電を処分したので、家の中がガラガラです。収納が空いたので、使わないコタツテーブルをしまったらリビングも広々。これからちょこちょこ掃除をしつつ、家の中を整えたいと思います。

 

 

子どもたちが独立。夫婦二人だけの生活に戻る

 なぜか二人分の引越し時期が重なった今月。

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やっと各々が新しい住まいに落ち着きました。結婚の翌年に第1子が生まれましたから、二十ウン年ぶりに夫婦だけの生活に戻りました。

 

元々騒がしくもなかったのに、やけに静かです。

 

転勤などで何回か引越しを経験し、子どもたちの荷物はそれぞれ持って行きましたから、新婚当時よりむしろモノは減っています。

 

いい機会なので、寒くなる前に大掃除をしつつ、不用品の整理をしようと思います。

 

今まで、「まだ使えるのにもったいない(でも使っていないし、好みでもない)」モノをなかなか手放せずにいました。

今では「手放すからこそ、モノばかりではない新しい経験がやってくる」ってわかったかな。使わないものはあまり溜め込まなくなりました。

 

月末から、1か月まるまる夫婦二人だけの家計になります。お金の面で、どんな風に変わっていくのか、そんなことも記事にしようと思います。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

やせる生活習慣

今日、保健センターへ行った。市の健康事業でウォーキングをやっていると(事前登録あり)、歩数やイベントに応じてポイントが付く。

 

たとえば月1回体組成計の計測をしに行くと、50ポイント。500ポイントたまると、年度末に500円の商品券になる。

 

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ところが、ウォーキングを続けようと思うと、これがなかなか続かない。特に夏場は早起きしない限り、日中ウォーキングするにはあまりにも暑い。体にいいのか悪いのかわからない。

 

やはり小一時間は歩きたい。と思うと、続けるのが難しい。以前、3か月ほど続けて目標体重まで落としたことがあったけれど、毎日1時間を運動だけに取られて他のことができないのも気持ちの上で負担になる。

 

7月から始めた早朝アルバイト、これがどうもやせるのに効果的らしい。今回計ってみたら、体脂肪が約1.3㎏減っていた。

 

仕事自体は3時間だけど、歩数計で見るとそのうち歩いている時間は50分前後。立ちっぱなしで座ることはなく、立ったままの作業で軽く心拍数が上がるので、有酸素運動になっているかもしれない。

 

毎年冬場に行く2~3か月のアルバイトはフルタイムで立ち仕事、往復40分自転車に乗るけれど、くたびれる割には体重はほとんど変わらない。確かに心拍数が上がったり、汗ばんだりはしない。うーん、今の方がやせる効率は断然上だ。

 

食事制限は一切なし。お菓子や果物も量は少しだけれど毎日何かしら食べている。炭水化物を抜くと却って無気力になるなど体調が悪くなるので、ご飯は必ず食べる。

 

特定の食べ物を集中的に食べたり抜いたりしないで、バランスよく食べるのだけは注意している。

 

毎日フルタイムで働いている人でも、通勤で歩く距離を増やしたり、階段を使うようにするだけでちがうんじゃないかな。

 

とにかく「やらなきゃ」「続けなきゃ」とか思わなくても済むように生活に組み込むのが楽!

 

あと、以前は何か食べる時にはいつも「これ食べたら食べすぎかも」「お菓子は本当は食べない方がいいんだけど」など何かしら気持ちの上で負担だったけれど、今は、何も気にしないで食べられてストレスなしです。

 

 

 

 

先生へ近況のご報告

先生こんにちは。ご無沙汰しております。
欠席しがちの勉強会でしたが、いつも気持ちよく迎えていただき、ありがとうございました。

今日はその後のご報告です。

 

4月から休職していた夫ですが、先月から転職先で働き始め、無事に1か月が経ちました。

メンタル系疾患では、完治ではなく寛解ということらしいので、今後も注意は必要なのですが、幸いにも夫に合った社風の会社だったようで、落ち着いて通勤しています。

 

子どもも仕事に四苦八苦しながらも、こちらもまた穏やかな社風のところで、近々家を出て自活することになりました。

 

度々とんでもなく血圧を上げて救急外来のお世話になっていた母(私の予想では心因性)も、かかりつけ医と、総合病院(心療外来)の連携で適切なタイミングで治療を受けることができ、落ち着いて過ごせるようになりました。

今までも、同じ心療外来にかかったことはあるのですが、あまりにも筋道を立てて考える性格のため、「あなたにお出しするお薬はありません」と言われて終わってたんですけれども。

 

というわけで、一気に物事が片付いてしまい、半ば放心状態で過ごしています。

 

かつては、自己肯定感の低さをFPの知識でカバーしようとしていましたが、あまりにもお金に関して近視眼的な見方をしていた当時の延長では物事を考えられなくなりました。

今ではもう「外で稼いでいない主婦は肩身が狭い」とか全然思いません。だからと言って、外で働くことを非難してはいませんし、そうできることはもちろん幸せなことだと思います。

 

私自身は、2か月ほど前から早朝3時間の軽作業のアルバイトで体を動かし、ずっと迷っていたピアノのレッスンに通い始めました。楽譜も読めませんので入門編から始めて、やっと初級です。おかげ様で体調はとても良く、増える一方だった体重も2キロほど減りました。

 

以前勉強会でされた質問、その時はうまく答えられませんでしたが、今なら、

「患者さん本人にとって家庭が安心できる居場所であれば、仕事はやめる必要はない」

と答えます。

 

症状によって目が離せないとか、長々と吐き出される本人の思いを受け止めることは、少なくない時間を取られることであり、お仕事との両立が大変であるかもしれません。お仕事のペースを落とさざるを得ないかもしれません。


でも、だからといってお仕事を手放す必要はないです。私は恐怖感に負けてしまいましたが。

信頼できる医療機関をぜひ頼ってください。

 

ここまで書いたら、なぜか泣けてきました。なんだかいっぱいいっぱいです。他の方のご相談を受ける余裕はどうやらなさそうです。

 

先生と、勉強会の皆様のご活躍を応援しております。天候不順や災害の多い今年ですが、どうぞ御身お大切に。

 

 

アラベスクの呪いが解ける

 絶賛ドはまり中のピアノレッスン。

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とうとう、楽譜まで買っちゃいました。 

ブルクミュラー25の練習曲 全音ピアノライブラリー

ブルクミュラー25の練習曲 全音ピアノライブラリー

 

 

って、税別700円。意外とお手頃でした。ネットで探せば、無料の楽譜はいくらでもありますが、今回は解説も欲しかったので。これを最初から自主練しようと思います。子どもの時には、この中から先生が選んだ曲だけ練習して、全部はやっていません。

 

改訂されていて、解説はどちらかと言えば指導者向け?です。より作曲者の意図が詳しく書かれているような。なにせもう45年くらい前のことですし、その頃の教材はもう手元にありません。

 

で、全部通しでやるとしても、2曲だけはゼーッタイに後回しにしようと決めていた曲があります。↓これ。

2.アラベスクはピアノを習うきっかけになった曲。ある時期、小学校のクラスのオルガンで、この曲を弾いている子が何人かいて、「え、みんなそんなに弾けるの?いいなあ!私もやってみたい」と思ったのは覚えています。

 

この曲、弾けるようになるとみんな学校で弾きたくなるらしくて、しまいには「またなのね~」とややうんざり。

 

3.パストラルは、発表会で弾いた曲。はっきりとは覚えていないけれど、あまりいい覚えがないところを見ると、あまりいい出来ではなかったんだろうな。大失敗した覚えもないけれど、ミスした覚えはあるような。

 

というわけなのですが、どちらも教材の最初の方に出てくるので、自然に目が行きます。

 

でね、思い切って弾いてみたら。

弾けませんでした(笑)。

 

そりゃーねえ。ピアノがイヤになってやめてから、楽譜だってロクに読めなくなったし、両手で何かを弾くことだってできなかったんだから。左手なんてこわばっていて未だにぎこちない動きだし。

 

ところがここ最近の練習の成果か、何回か弾いているうちになんとかなってきて。

 

驚いたことに、手が覚えていて勝手にフレーズが弾けてしまったり。ほえー

もうね、ヘタだろうがなんだろうが夢中で何度も何度も繰り返して。

 

そうこうしているうちに、あれだけ避けていた曲に対する「あまりいい思い出じゃないあれこれ」が消えていったというか。

 

良くない思い出って、後生大事に長年握りしめているような、そんなに御大層なモノじゃなかったのではないか。もちろんモノによりますが。

 

そんなふうに思いました。

 

ピアノをやめた理由って、元々それほど熱心ではなかったところに(どちらかと言えば運動の方が好きで)、後から始めた子に追い越されてイヤになったことなんだよね。

 

同じようなことってたぶんいっぱいあって、なんかいろいろ(特に時間)を無駄にした気がします。

 

「食わず嫌い」じゃないけれど、イヤで避けていることって、案外そうでもないかもしれませんよ? というお話でした。

 

 

賃貸契約でバタバタ。2回目のお部屋探しがまとまらない理由。

ここ2週間ほどで、子①、子②共に賃貸物件探しや契約でバタバタしておりました。

 

子①は2回目、子②は初めての物件探しです。どちらも大学は自宅通学だったので、社会人になってから初めてのお部屋探し。初回はどちらも私が同行しました。

 

初回の契約時には同行

 

物件選びそのものにはあまり口出しをせず、契約の際に本人がチェックすべきところを質問するのが主なスタンスです。あとは緊急連絡先を求められるので、その場で申し込みたい時はいくらかスムーズです。

(親以外を緊急連絡先にする場合は、事前に了解を得ておく等あるので)

 

実際の契約時には、5,6点の書類にサインが必要なんですが、中には内容を確認せずにサインしようとしたものもあったので、「ちょっと待って、内容を聞いていないのにサインするの?」と言ったり。

(火災保険の加入申込書で、初回の物件内覧時には加入内容の説明が無かった)

 

退去時の原状回復箇所の確認で、「こういう場合はどうですか?」と聞いてみたり。横から質問すると、本人も聞きやすくなるようなので。

 

子②は初めてのお部屋探しでしたが、予算と「こんな物件がいい」というのが明確だったので、条件に合わないとわかると最初の希望エリアを変更してすんなり決まりました。

 

2回目の家探しが難航した理由

 

子①は2回目のお部屋探し。エリアの希望も、どんな設備を希望しているかも非常にはっきりしてます。ところが家賃を1万円以上上げても、そのエリアに希望に合う物件が出てこない。

 

今まで住んでいるエリアは動きたくない。駅のどちら側がいいのかもわかっている。居室の快適さを上げたいので、予算も増やした。

でも、思うように見つからない。退去期限前の1か月を切っても転居先が見つかりません。

 

元々今の時期は、年度初め直前で人が動く3月に比べると物件の空きは少ないそうです。探しているタイミングで空きが出るかどうかは、その時でないとわかりません。

 

はい、難航の理由は以下の通り。

  • お部屋探しのスタートが遅すぎた
  • 経験(見学の件数も含め)が少な過ぎる
  • こだわりが強すぎて、どこを妥協してよいかわからない

 

 

焦ったのか、子②の契約手続き中に妙な連絡が入っていました。

「お父さんの勤務先と年収教えて」

 

保証会社+連帯保証人が条件?

どうも、申し込みの際に連帯保証人の記載が必要らしい。確認すると、保証会社の利用も必須。

「今時両方アリ?何かヘン」

 

詳細を聞かずにいきなりそんなDMで、私は契約を済ませて電車の中。通話もできません。

 

電車を降りると、「条件にぴったりだったから、もう申込書を出した」。えーっ?

即、「確認したいことがあるから、手続きを中止して書類一式もってウチに来なさい!」

 

昔は、賃貸契約をする際には保証人or連帯保証人を求められました。今でも求められますが、保証会社を利用することで保証人等は不要なケースもあります。今回子②の契約がそうだし、子①の現在の契約もそうです。

 

保証会社利用が必須のこともあるし、保証人とどちらかを選べることもあります。

保証人、連帯保証人って何?どう違うの?はこちらがわかりやすいです。

https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00044/

 

ウチの場合は、勤務先や年収に関する書類や印鑑証明など親の個人情報は出したくないので、その分保証料がかかっても本人に負担させます。

 

前回の契約の時にそんなことも説明したのに、もう忘れている。ダンナもダンナで、正確な年収こそ伝えていないものの、勤務先とかペロッと子①にDMしてるし。アホか!

 

おまけに、元付け業者(物件の契約を任されている)の評判を調べてみると、出るわ出るわ…以下略。

 

ダンナと子①にこってりお説教をした後、客付け業者さん(仲介のみ行う)に謝罪と申し込みの中止と個人情報の破棄(一応)を申し入れてもらいました。

 

 

業者を変えて探してみてもお手上げ

 

翌週、あらためて希望エリアで違う業者に物件探しを依頼するも決まらないまま終了。本人の方針もぶれてきた様子。

 

その晩に電話がかかってきたので、本人に渡された資料やネットの情報を見ながら、要件を整理しました。

①今のエリアにこだわる理由

 2路線利用できてどちらにも近い。買い物が便利。今より通勤時間をかけたくない。

 駅の反対側は物件はあるが起伏が大きく、距離の割に駅から時間はかかる。一方の路線は遠くなる。買い物が不便。

 

②今の部屋を出たい理由

広さはあるが、日当たりが悪い。自炊をするのにキッチンが狭い。バストイレ洗面の3点セット。入社1年目で家賃を抑えたので、それらは仕方がないと思っている。

 

③その他

遮音性から、マンション(鉄筋)希望

 

費用と部屋の快適さのつり合いをどう考えるか聞いてみました。

というのは、隣にほぼ同じ間取りのマンションがあり、そこも募集中だからです。日当たりは今よりもよく、費用もほとんど変わりません。

今と同じ業者さんの扱いなので、審査も不要です。

便利すぎる今のエリアを動きたくないなら、隣しかありません。仲介業者さんからは、細かい条件も含めて私と同じ説明をされたようです。ああ、ふがいない子でスミマセン。

 

「今後2年間、どんな暮らしがしたいの?便利な今のエリア優先なら、隣しかないよ」

「うーん。だったら費用がかかっても、キッチン広めがいい」

 

そのこだわりは絶対変えられないの?

(駅・エリアのこだわり)

断固拒否をしていた他エリアへの移動ですが、一駅離れると実は1駅で2路線利用可能です。今のエリアは路線が二またに分かれた直後にあって、2路線の間に住んでいます。

隣の駅は電車で2分の距離。駅近であればそれほど通勤時間のロスはないでしょう。

 

(建物へのこだわり)

本人は遮音性を気にしてマンションのみで探していましたが、比較的遮音性の良いアパートも検討することに。

マンションに多い、「内廊下真っ暗」→「暗いから管理が行き届かない」もこだわりを捨てる理由になったようです。

 

(結果)

4千円の負担増で広めのキッチンとバストイレ別、角部屋で2面採光と快適性は大幅に上がりました。駅徒歩5分(変わらず)や近くにスーパーなど日常の利便性も確保。

申し込みを中止した部屋は、毎月1万2~3千円の負担増でしたから、エリアと建物のこだわりを変えるだけでかなり選択肢が広がりました。

 

1日目で決まらなかった時、別エリアの案内については「方針を決めてから連絡してください」と仲介業者さんに言われてしまったそうです。自分なりのこだわりや思い込みはあるかもしれませんが、実際の物件を見ながらそれぞれの良さを確認するのって大事ですね。

 

 

実店舗に行く、現地を確認するのは大事

 

あとは実際店舗に行くと、やはり情報が新しい。情報サイトに乗せていない、退去してすぐのお部屋を紹介されることがあります。子①、子②とも、退去後の清掃が終わっていない、サイトで募集される前の状態でした。

 

ただ、情報サイトで沢山の物件概要を見ておくのは、自分の基準を作るのにも、契約の条件の一部でも比較するにも必要です。

 

あとはそれと実際の印象をリンクさせること。サイトに掲載されている写真は、やはり上手に撮ってあることが多いですし、現地の周辺の様子は行ってみないとわかりません。

 

土地勘や相場勘があれば図面だけでも決められそうですが、そうでない限りはやはりある程度時間がかかるものと思っていた方が良さそうです。

 

もう成人した子のお部屋探しに付き合うことはありませんが、今回は自分にとってもいい勉強になりました。情報弱者というのは、ネットリテラシー云々ではなく、公開情報をきちんと理解して自分事として考えられないことなんですね。

 

 

 

 

 

ピアノを始めて分かった「好き!」とそれ以外

 今月から始まった正規コース。

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相変わらず、先生に内緒で練習をしております。が、自分で選んで始めたにもかかわらず、最後まで練習しきれない曲が出てきました。

 

一つは、両手でオクターブがバンバン出てくるので、とても弾ける気がしなくてギブアップ(でも再チャレンジはしたい)。

 

一つは、初級向けで大変有名なのに、もう一つ気乗りがしなくて弾き切らないうちにやめてしまった曲。

 

気乗りがしないって、きっと「これが弾けたらカッコいいんだろうなあ」というのを「好き」と勘違いしたんだと思う。

 

本当に好きな曲は、なかなか飽きない。弾けるようになるまでの過程も楽しくてしょうがない。

 

よく、「自分軸」「他人軸」という言葉を見聞きするんだけれど、きっとこういう意味なんだろうなあ。

 

 

というわけで、これまでの自主練リスト(ギブアップしたのは入れていません)。