空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

在宅介護はそろそろ限界?

今日は母の通院の間、留守番のために実家へ行ってきました。

 

おそらく、父だけの留守番もずっと寝ているなら置いて行って大丈夫なんですが、万一トイレに行きたいとか、ベッドから落ちたりとか、布団がずり落ちたままで数時間…なこともあるかもしれないので。

 

実際はどうだったかというと、ずっとご飯も食べずに眠っていました。

 

口には出しませんでしたが、かなり筋力が落ちていて、

  • ベッドから起きて座る姿勢が取れない
  • 座った位置から横に移動できない
  • 立ち上がるにも、室内の移動にも介助が必要
  • 薬をパッケージから取り出せない
  • かろうじて箸は使えるが、細いものをうまくつまめない

薬もさっさと自分で飲んでいたのが、水だけを飲みこむにも力を入れないと飲み下せないようになっていて、「え?いつの間にこんなに変わったの」。驚くというか、焦るというか。信じたくないというか。

 

この間の土曜、デイサービスに行くときも歩行介助が必要だったので「あれ?」と思ったのですが、確かその1週間前に退院した時は、まだ介助なしで歩けていたはず。

父は、母や私のいないところでは、案外一人で動いていることもあったらしいので、どこまで筋力が弱っているかわからないところもあります。

 

それから、ベッドから起きる時に母が介助していたのですが、足を滑らせて一緒にベッドに倒れこんでいたのでヒヤヒヤしました。こういう時でも(まだ力もある)私に手伝わせようとしないのはなぜ?

 

そういえば。

 

今月末に、先日調査のあった介護判定の結果が出るのと、手すりの設置工事の申請が通ったのと、介護用ベッドをレンタルする希望を出しているので、そういったものが全部揃うと多少は母の負担も減るのかなと思います。

 

今は週2,3回手伝い(というか賑やかし)に行くだけですが、そろそろ泊まり込みで手伝うのも考えておいた方がいいのかも。

 

 

母、激怒する

今日、父はデイサービスの日だったので、頼まれていた防水フィルム付きガーゼ(大きい絆創膏みたいなもの)を届けに、迎えのバスが来る前に実家へ行きました。

 

ドラッグストアに行けばフツーに売り場にあるものですが、比較的大きな傷のためのもので、床ずれの手当てにも使われます。

 

デイサービスでお風呂に入るので、交換するのに持って行きます。

 

珍しい品ではないのですが、普段なじみがないのでドラッグストアに行っても目に入らないらしいのです。まあ、ガーゼや包帯などの衛生材料はあまり減らないから、売り場に行くこともあまりありません。

 

病院で使うものは、まとめて業務用を仕入れるでしょうから、看護師さんに聞いた製品名で市販品に該当する物はなかったです。ケアマネさんもよくわからないようでした。床ずれって珍しいの?

 

実家に着くと、またもや母が食事をとらない父に向って怒っています。怒っているというよりはキレて逆上しているというか、今までにないことで珍しい。この二日間ほど、食事らしい食事を摂っておらず、柿などの果物や、お茶を飲むだけなんだとか。

 

「(硬めの)柿は食べるのに、お味噌汁に入っている軟らかく煮た野菜は『飲み込めない』って残すのよ!」

「『〇〇が食べたい』って言うから作ったのに、一口食べておしまいなのよ!」

「(食卓にいつものおかずを並べて)『どうして食べられないの?』って聞くと、『食べるものが無い』って言うのよ!」

 

あー かなりストレスが溜まっているようです。最近母自体も持病の薬を変えたばかりなので、体調が安定しないのもあるのかも。

 

そのうち、送迎車が来る時間が近づくと、

母「玄関先で待たせるとほかの方に迷惑がかかるから、(居間に座っていないで)もう靴を履けば?」

父「時間に幅があるんだから、そんなに早く出なくたっていいよ!」

 

わー もう売り言葉に買い言葉だよ。朝っぱらからよくそんなに騒げるな~

いやー、今日は今年一番の寒さ。玄関も寒い。

 

私「ちょっと待って。このご近所も回るんだから、家の前で車が見えたら知らせるから、それからでいいんじゃない?」

 

父がデイサービスに行きたがらないかと思ったら、すんなり出発したのでひと安心。元々外出するのは好きですし、お昼もおやつも出るので、何かしら口にするでしょう。

 

何よりこの夫婦を、今、一緒の空間に置いとくのはマズイ。

あのー 最後までお互いケンカして過ごすんですか?当事者がそれでいいんなら、別にいいけどさ。

 

父が出かけた後、頭にすっかり血が上ってしまった母は、ずっと怒りっぱなしのしゃべりっぱなし。いいよいいよ、気が済むまでお付き合いしましょう。

そこへ弟が、ホームベーカリーで焼いたクルミとレーズン入りの食パン(母の好物)を持って登場。

 

「もう多少血糖値が上がってもいいわ!今日は食べる!コーヒー淹れて頂戴」

 

パンの後にお昼ご飯を食べながらも、ずーっとしゃべり続け。食後のお茶を飲むころやっと落ち着いたのか、今度は亡くなった曽祖父(母の祖父)の話。

曾祖母と祖母が遠い親戚関係にあったとか、祖父が8人兄弟の長男だったとか、初めて聞く話ばかりで興味深かったのですが、そのうち親戚関係についていけなくなりました。母のいとこだけでいったい何人いるんだろう。

 

そのあと、散歩と気分転換を兼ねて買い物へ。床ずれ予防のドーナツ型クッションを入手。ドラッグストアの衛生用品コーナーもチェックして、追加の防水フィルムも購入。

 

いくらか気分転換になったようなので、今日の任務は終了。父が留守のせいもあって、両親の実家関係の話がたくさん聞けたのが予想外でした。母もかなり疲れが溜まっているようなので、来週父のショートステイが予定されていてよかったです。

 

 

 

介護される父を見て安心する。

各方面で、超絶ガンコ認定された父ですが、 

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皆さん、医療職、介護職にたずさわるものとしての倫理観や使命感からなのか、どれだけ父がトンチンカンなことを言おうと、理解が遅かろうと、怒り出そうと、冷静さを失わず、「ひとりの人として」向かい合ってくださるのです。

 

一人でできるのは、手すりのある場所を歩くことと、座る姿勢を短時間保つこと、食事をすることくらいで、あとはほとんど人の手を借りずに生活することはできません。

 

施設サービスを利用することで、介護者である母の負担はずいぶん軽くなりましたし、じりじりと衰えていく状況を、ケアマネさんや訪問看護師さんが共有してくれます。

 

今朝も報道されていますが、「キレる老人」「暴言・暴力を振るう老人」が問題視される中、

 

介護を受ける立場の父に真摯に向かい合っていただけることは、家族にとって大きな心の慰めになるのです。これは私にとって予想外の感情でした。

 

「自分の身内が優遇されているから」という意味ではありません。社会的に稼ぐわけでも、何かで貢献するわけでもない、むしろ邪魔者扱いされかねない老人にそのように接しているのを見ると、ものすごく安心するとともに、

 

他人を「稼いでいるから」「社会的地位が高いから」「社会に貢献しているから」「優秀だから」等々という理由で、評価しがちだった自分の視野がいかに狭かったかを思い知らされました。

 

自分にも、自分の周囲の人にも、これまで私はぞんざいでした。もっと大切にします。

 

 

 

 

ガンコな父、お世辞を言う?

病棟看護師さんにも、老健スタッフさんにも、ケアマネさんにも、超絶ガンコ認定された父なんですが、 

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そのあと母からこんこんと言い含められ、反省したんだそうです。

 

「人を見下して、上から偉そうにモノを言って、気持ちよく接してくれると思う?助けてもらわないとどうしようもないのはお父さんでしょ?わがままも大概にしないと!」とかなんとか。

 

で、くだんのデイサービスから帰ってきて言うには、「オレ、今日はお世辞言ってきたぞ!」← まさか得意気だったとか?

母:「で、なんて言ったの?」

父:「『今日はよろしくお願いします』って言った」

 

その話を母から聞いて、二人で大コケ。「「それは当たり前のごあいさつでしょうーがっっ!」」

 

専門医の診断は受けていないのですが、父はもう認知症を発症しています。日常の会話は今のところ支障なしです。母のお説教をどれくらい正確に理解したのかはわかりませんが、「今の態度ではいけない」ということは伝わったみたいです。

 

いずれにせよ、和やかな雰囲気で一日過ごせたようなのでほっとしました。

 

高齢の男性って、とにかくどこでも人を使用人扱いすることが多いのですが(もうめちゃめちゃ不愉快)まさか自分の父もそうだなんて。

ショックですわ。

ところが、生物学的に♂は♀に選んでもらわなければならないので、「自分はほかの個体より優れているアピール」をするのはある意味仕方がないとかいう話を聞いたことがあります。

 

じーさんには、それ、いらないと思うんですけどね。

 

年取ったら、男性女性にかかわらず、愛嬌が大事だということかあ。

私も一つ学習しました。

 

家庭内別居 ではありません

先月父の退院する頃、夫が会社で風邪をもらって寝込んでいました。最近実家に出入りすることが増えた私は、用心のために一時的に夫と寝室を分けてみたところ…

 

熟睡できました!

 

夫はとにかくいびきと歯ぎしりがすごい。私は元々横になったら3分もせずに眠れるのですが、夫より早く寝ないと自分が眠れなくなるので、(仕方なく)特技となりました。

 

後は、お互い眠りが浅くなると、相手の寝返りでも目が覚めてしまうのもあるし(布団は元々分けている)、夜中に思いついてスマホを操作するとライトで相手の睡眠を妨げるし…

別々であれば、自分が夜中に目を覚まそうが気兼ねなし!

 

今まで体力がなくて、割と昼寝をするほうだったんですが、最近は昼寝をしなくなりました。もしかして、体力がなかったのではなく、眠れていなかったってこと?

 

眠っている時は、いびきって聞こえてませんけど?

 

いやー、結婚以来子育て中も同じ部屋で寝てましたけど、子供と別に寝るようになってからも眠っていて寝不足になるなんて思いもしませんでした。

 

別々と言っても、廊下をはさんだ隣の部屋ですし、扉も開けっ放し。夜中に異常が起これば対応もできるでしょう。まだ心臓発作など持病もないし、親世代のように高齢でもないし。

 

今まで自分でも体力がないと思い込んでいて、「大人なのに昼寝なんて、体力なさすぎ」って夫に言われていたんですが、

 

あんたに言われたくないわっ!(笑)

 

今後、どんなふうに自分の意欲とか行動が変わるのか楽しみです。

 

 

父、自分のわがままに気づく

今日は父にとって初めてのデイサービスの日。

 

さんざんゴネたり、文句を言ったりした挙句、お迎えのバスに乗ったそうです。子どもかっ!

母上、お疲れ様です。

 

先日、デイサービスの契約の時に、ケアマネさんと老健の担当者さんが実家に見えたのですが、ショートステイ時の父の様子を見て、

 

父=超絶ガンコ

 

で意見が一致したようです。食事を無理に勧めなかったのも、父が激しく拒絶したからで、一度「いらない」といえば、即下げるようにしたんだとか。

 

どうも、言った後で食べたかったらしく、「まだ食べたかったのに下げられた」とか帰宅後言ったらしいんですが、とんでもないわっ!

「施設の職員さんみんなに嫌われたらしい」と家で言ってたそうです。それはそれで認識が違うんだけど…職員の皆さん、手のかかる父ですみません。

 

食べたくないなら食べたくないで、言いようってものがあるでしょうに。

 

母もね、食べない、飲まないからと言ってうろたえすぎ!食べないからってしつこく言いすぎ!それで自分の血圧上げるのもバカバカしすぎて涙が出そうだわ。

 

なんでも病人の言うことを聞いてわがままを通すのと、人として扱うのは違う。

 

私も子どもとしてできるだけのことをしようと思いますが、際限ないわがままには父だけでなく、母にも付き合うのをやめることにします。

 

追記:昨日の記事中の高齢者用の上履きですが、なんだかんだ言いつつ履いていったそうです。多少大きくてもゴムで固定されるので脱げにくく、介助なしでも履きやすいそうです。

 

↓ こんなの。サイズは大きめです。

 

 

 

父が癇癪を起こす理由

私や弟の前では滅多に大声を出したり、怒ったりすることがない父ですが、靴に関してはすぐ感情的になります。 

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何が何でも歩くことにこだわるのかと思えば、歩ける時でも車椅子にさっさと乗ったり(立ち上がることは困難だが、立ち上がってさえしまえば歩ける)。まあ、入院中は杖の使用が禁止されていることもあるんですが。

 

禁止されていると言えば、病院や介護施設ではスリッパやサンダルは使用禁止のことが多いです。足元がふらつくので、安全面からは当然のルールです。現に、タクシーの乗り降りでさえ、サンダルでは脱げてしまいましたから。

 

なのですが。

 

「人の手を借りずに履けるもの」で、サンダル状のもの以外を探すとなるとこれがなかなか難しい。軽くて面ファスナーで脱げないように固定する靴ならいくらでもあるんですが、もう面ファスナーをべりッとはがすだけの指の力もありません。

 

ショッピングセンターの靴屋さんで、外出用に大きめサイズの面ファスナー付きのスニーカーを一足確保。

最初、サイズを上げてピッタリのサイズにしましたが、断固拒否されました。「施設に掛け合って、サンダル履きを許可してもらう!」とエライ勢い。

 

父は、ショートステイに行った後、施設に対する抵抗感はかなり少なくなったところがありました。お風呂ではふんだんにお湯が使えたようですし、食事も家で食べるものとはまた違ったものが出されます。

なにより、デイサービスだと歩行訓練が受けられることにすごく興味を持ったようなのです(ショートステイだと集団での軽い体操など)。

 

だから行きたくないわけではなくて、靴がダメ。こうなると、母がいくら「施設でも病院でも、サンダルはダメなんだよ」と言っても聞きません。注意事項を書いた書類を見せてもダメ。

 

そこで、更に大きなサイズのものと交換。

足が靴の中で泳いでいますが、面ファスナーで調節すれば、甲がすっぽり覆われるので脱げることはありません。また、むくんでいる足を締め付けることもナシ。

 

それでもまだ拒否。「これだと一人で履けない」

 

「お父さん、これでないとリハビリさせてもらえないんだよ。この間の入院の時も、タクシーでサンダル脱げたから危ないでしょ?家から出る時はお母さんに履かせてもらえるし、帰りは施設の人がちゃんと履かせてくれるから、大丈夫だよ」

 

「一人で履けないと、トイレにすぐ行けない」

 

ここまで来て、何で父がここまで嫌がったのかやっとわかりました。デイサービスに行くのはイヤじゃないし、訓練も受けたい。でも、それ以外はベッドで寝ている時間が長いから、ただでさえ起き上がるのに時間がかかるのに、靴がサッと履けなければトイレに間に合わない。

 

本人はもうずっと紙おむつを付けていますが、今のところ寝たままで交換してもらっているわけではありません(大量に出すぎて、トイレで立ち往生することはあっても)。

たぶん介護士さんも、看護師さんもおむつの交換なら仕事上「よくあること」で、むしろ転倒の方が怖いでしょう。

でも父の意識の上では、とにかく自分の意思でトイレに行きたい。だから、すぐ履けるサンダルがいい。

 

とりあえずその場は、ベッド→トイレの場合はサンダルにできないか聞いてみようということで気持ちを納めてもらいました。でも、本当は靴がいいわけで。

 

で、ネットで探してみると、あるもんです。父が使いやすいか、サイズが合うかわかりませんが、今日中には届きそうなので、試してもらう予定です。

 

介護用品のあれこれなら、ケアマネさんなどに聞けば教えてもらえるのでしょうが、こういった細かいものまでは、いちいち問い合わせるのも間に合わないことがあります。やはりネット経由で探し出せる場合も多いので、若い人ができる高齢者のサポートはたくさんあると思いました。

 

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