家庭内別居 ではありません
先月父の退院する頃、夫が会社で風邪をもらって寝込んでいました。最近実家に出入りすることが増えた私は、用心のために一時的に夫と寝室を分けてみたところ…
熟睡できました!
夫はとにかくいびきと歯ぎしりがすごい。私は元々横になったら3分もせずに眠れるのですが、夫より早く寝ないと自分が眠れなくなるので、(仕方なく)特技となりました。
後は、お互い眠りが浅くなると、相手の寝返りでも目が覚めてしまうのもあるし(布団は元々分けている)、夜中に思いついてスマホを操作するとライトで相手の睡眠を妨げるし…
別々であれば、自分が夜中に目を覚まそうが気兼ねなし!
今まで体力がなくて、割と昼寝をするほうだったんですが、最近は昼寝をしなくなりました。もしかして、体力がなかったのではなく、眠れていなかったってこと?
眠っている時は、いびきって聞こえてませんけど?
いやー、結婚以来子育て中も同じ部屋で寝てましたけど、子供と別に寝るようになってからも眠っていて寝不足になるなんて思いもしませんでした。
別々と言っても、廊下をはさんだ隣の部屋ですし、扉も開けっ放し。夜中に異常が起これば対応もできるでしょう。まだ心臓発作など持病もないし、親世代のように高齢でもないし。
今まで自分でも体力がないと思い込んでいて、「大人なのに昼寝なんて、体力なさすぎ」って夫に言われていたんですが、
あんたに言われたくないわっ!(笑)
今後、どんなふうに自分の意欲とか行動が変わるのか楽しみです。
父、自分のわがままに気づく
今日は父にとって初めてのデイサービスの日。
さんざんゴネたり、文句を言ったりした挙句、お迎えのバスに乗ったそうです。子どもかっ!
母上、お疲れ様です。
先日、デイサービスの契約の時に、ケアマネさんと老健の担当者さんが実家に見えたのですが、ショートステイ時の父の様子を見て、
父=超絶ガンコ
で意見が一致したようです。食事を無理に勧めなかったのも、父が激しく拒絶したからで、一度「いらない」といえば、即下げるようにしたんだとか。
どうも、言った後で食べたかったらしく、「まだ食べたかったのに下げられた」とか帰宅後言ったらしいんですが、とんでもないわっ!
「施設の職員さんみんなに嫌われたらしい」と家で言ってたそうです。それはそれで認識が違うんだけど…職員の皆さん、手のかかる父ですみません。
食べたくないなら食べたくないで、言いようってものがあるでしょうに。
母もね、食べない、飲まないからと言ってうろたえすぎ!食べないからってしつこく言いすぎ!それで自分の血圧上げるのもバカバカしすぎて涙が出そうだわ。
なんでも病人の言うことを聞いてわがままを通すのと、人として扱うのは違う。
私も子どもとしてできるだけのことをしようと思いますが、際限ないわがままには父だけでなく、母にも付き合うのをやめることにします。
追記:昨日の記事中の高齢者用の上履きですが、なんだかんだ言いつつ履いていったそうです。多少大きくてもゴムで固定されるので脱げにくく、介助なしでも履きやすいそうです。
↓ こんなの。サイズは大きめです。
父が癇癪を起こす理由
私や弟の前では滅多に大声を出したり、怒ったりすることがない父ですが、靴に関してはすぐ感情的になります。
何が何でも歩くことにこだわるのかと思えば、歩ける時でも車椅子にさっさと乗ったり(立ち上がることは困難だが、立ち上がってさえしまえば歩ける)。まあ、入院中は杖の使用が禁止されていることもあるんですが。
禁止されていると言えば、病院や介護施設ではスリッパやサンダルは使用禁止のことが多いです。足元がふらつくので、安全面からは当然のルールです。現に、タクシーの乗り降りでさえ、サンダルでは脱げてしまいましたから。
なのですが。
「人の手を借りずに履けるもの」で、サンダル状のもの以外を探すとなるとこれがなかなか難しい。軽くて面ファスナーで脱げないように固定する靴ならいくらでもあるんですが、もう面ファスナーをべりッとはがすだけの指の力もありません。
ショッピングセンターの靴屋さんで、外出用に大きめサイズの面ファスナー付きのスニーカーを一足確保。
最初、サイズを上げてピッタリのサイズにしましたが、断固拒否されました。「施設に掛け合って、サンダル履きを許可してもらう!」とエライ勢い。
父は、ショートステイに行った後、施設に対する抵抗感はかなり少なくなったところがありました。お風呂ではふんだんにお湯が使えたようですし、食事も家で食べるものとはまた違ったものが出されます。
なにより、デイサービスだと歩行訓練が受けられることにすごく興味を持ったようなのです(ショートステイだと集団での軽い体操など)。
だから行きたくないわけではなくて、靴がダメ。こうなると、母がいくら「施設でも病院でも、サンダルはダメなんだよ」と言っても聞きません。注意事項を書いた書類を見せてもダメ。
そこで、更に大きなサイズのものと交換。
足が靴の中で泳いでいますが、面ファスナーで調節すれば、甲がすっぽり覆われるので脱げることはありません。また、むくんでいる足を締め付けることもナシ。
それでもまだ拒否。「これだと一人で履けない」
「お父さん、これでないとリハビリさせてもらえないんだよ。この間の入院の時も、タクシーでサンダル脱げたから危ないでしょ?家から出る時はお母さんに履かせてもらえるし、帰りは施設の人がちゃんと履かせてくれるから、大丈夫だよ」
「一人で履けないと、トイレにすぐ行けない」
ここまで来て、何で父がここまで嫌がったのかやっとわかりました。デイサービスに行くのはイヤじゃないし、訓練も受けたい。でも、それ以外はベッドで寝ている時間が長いから、ただでさえ起き上がるのに時間がかかるのに、靴がサッと履けなければトイレに間に合わない。
本人はもうずっと紙おむつを付けていますが、今のところ寝たままで交換してもらっているわけではありません(大量に出すぎて、トイレで立ち往生することはあっても)。
たぶん介護士さんも、看護師さんもおむつの交換なら仕事上「よくあること」で、むしろ転倒の方が怖いでしょう。
でも父の意識の上では、とにかく自分の意思でトイレに行きたい。だから、すぐ履けるサンダルがいい。
とりあえずその場は、ベッド→トイレの場合はサンダルにできないか聞いてみようということで気持ちを納めてもらいました。でも、本当は靴がいいわけで。
で、ネットで探してみると、あるもんです。父が使いやすいか、サイズが合うかわかりませんが、今日中には届きそうなので、試してもらう予定です。
介護用品のあれこれなら、ケアマネさんなどに聞けば教えてもらえるのでしょうが、こういった細かいものまでは、いちいち問い合わせるのも間に合わないことがあります。やはりネット経由で探し出せる場合も多いので、若い人ができる高齢者のサポートはたくさんあると思いました。
本格的なキャッシュレス社会になる前に、「自分のお金の使い方」を身に着けたい
現金払い不可のレストランが話題になりましたが、これからもっと増えていくんでしょうね。
「現金払い」の理由
私も最近やっとカード払いをするようになったのですが、それまでは「なるべく現金払い」派。カード払いだと金銭感覚がマヒしそうだったからです。常にお財布の中身と相談しながらであれば、予算を守ることも比較的ラクなのもあります。
袋分けとか、ファイルで分けるのも、現金管理という点では同じ。
忘れたころに請求が来て、引き落とし口座の残高がごっそり減る時の「寂しいような気分」が嫌いだったこともあります。また請求と買い物の間にタイムラグがあることで、お金の出入りが掴みにくくなるのを避けたかったことも理由です。
「現金払い」のデメリット
「お財布の中身と相談」というのは、「買い物の基準が金額に偏りやすい」ということでもあります。本当に欲しいものがあっても、お財布の中身を考えると買えない、逆に安ければ、大して欲しいものでもないのに何となく「買えるから買う」。
買い物の感度が鈍くなったり、本当に買いたい気持ちを無視しがちでした。私の場合は。で、それが習慣化すると、今度はお金があるのに罪悪感で使えなくなります。
何をおいても、「〇〇のために」石にかじりついても、我武者羅にでもお金を貯める必要があればそれでもいいんですけどね。習慣化おそるべし。
本当に欲しいもの・気に入って常に使うもの・使うことで常にいい気持ちでいられることであれば、高額であっても買えばいいと思っています。何も生活レベルを上げようということではなくて、「何となく買う」「安いという理由だけで買う」頻度を減らすイメージです。
ただし、「払うお金がある」のが前提で。
日常の生活費の範囲内で、生活費以外のものを買おうとするから買えないのであって、貯金をしながら使うことはできるし、本当に欲しいものなら、買えるような金額を用意できるまでの期間も楽しむことだってできるでしょう。
カード払いに振り回されないためにも、現金払いで「自分のお金の使い方」を身に着ける
矛盾しているように感じられるかもしれませんが、現金が使える今のうちに、「本当に自分に必要なもの」「本当に欲しいと思えるもの」を判断しながらお金を使う経験を積むのがいいんじゃないかと思っています。
何しろ、「その場で現金を支払う」ってかなりのブレーキなのに、ブレーキを超えて「これを買って良かった!うれしい!」レベルの買い物ができるって、ただ「安い・高い」だけ見ているだけでは難しいからです。
つい最近も、去年買えなかったウールのコートをネットで買いそうになったのですが、試着したくて実店舗へ見に行きました。実物を見ると、やはり印象が違っていたので購入は見送り。
デザインはシンプルで長く着られそう。なのに、「そうそう、コレなの!」感がもう一つ盛り上がりませんでした。
予算も確保して、買う気満々だったんですけどねー。残念。
自分なりの買い物基準を持たないままキャッシュレス社会になると、ネットでサクッと買っちゃうような気もするし、そもそも「買う気」でいる時は、本当に必要かの見極めは甘くなるような気がします。現金払いに比べると、どうしても支払い感が薄いので。
「おトク」「便利」に引きずられない使い方を
そもそも現金払い派がなぜ根強いかといえば、「使いすぎたくない」に尽きると思います(カード詐欺などのトラブルもありますが、今回は省きます)。ポイント目当てに、それほど必要のない買い物をしたり、リボ払いで支払額が把握できないのが本末転倒というのもよくわかる。
でも、お店の現金管理やつり銭の管理に、今までのような手間も人件費も、もうかけられなくなってくるのではないかなあ。
だったら、現金払いに近い感覚でカードを使う工夫を、今から意識しておいたほうがよさそうです。
何もクレジットカード一択ではなくて、口座残高が上限になるデビットカードとか、チャージ式のICカードも工夫次第で使いすぎないことはできます。
現行システムを更新する大きな理由になりそうな東京五輪まであと1000日を切ったので、こんなことも頭の隅に置いておくといいかもしれないですね。
父、癇癪を起こす。入院は予想外にくたびれる
父はほとんど外出しなくなったのですが、病院や老健に行くときは安全のためにも脱げにくい靴を履きます。
ところが、昨日の入院(毎月定期的にある短期入院)の時に、サンダル(冬用で、ボア付きのためいくらか脱げにくい)で出かけると言ってききません。
今までにゆっくり説明すると割と納得してくれたので、「脱げると危ないから、靴にしようよ」と言うと、甲高い声で怒り出しました。うーむ。
その場はそれでサンダル履きにしたのですが、やっぱりタクシーに乗る時に片方引っかけて脱げそうでした。危ない危ない。
帰ってきてから母に聞くと、「足がむくんでいたから、靴がきつかったのかもしれない」。
出かける前に清拭をして着替えたのですが、足を拭いていたときにむくみに気が付いたとか。
「そういえば、先週ショートステイから帰ってきたときもサンダルだったから、その時にはむくんでいたかもしれない」
むくみってことは、腎機能の低下かなあ。ベッドから体を起こすのに手を握るけど、手が冷たいから血行も良くないんだろうなあ。自分の体が少しずつ思うようにいかなくなること自体ストレスだし、怖さを感じたって不思議じゃない。
これまでも、母には相当反抗していたらしいけれど、いよいよ我慢できないくらい精神的にはしんどくなってきたのかもしれない。
どういうわけか、私や弟たちの前ではいいカッコしたがるから。
入院手続きはけっこうくたびれる
突発的な事故や病気ではなく、定期的な治療のための短期入院ではあるんだけれど、「入院」の手続きはいろいろとやることが多い。入院する本人の足元がしっかりしないため、転ばないように注意したり(ちょっとよろけたり、傍を人が通っただけで転ぶこともある)、寒がらないよう夏でも羽織るものが必要で、慣れないと自然にはできない。
今回は、病院内の移動は車椅子にしたんだけれど、転倒の心配はなくてその点はラク。ただ、車椅子ってかさばるというか、場所取りなので止める時には周囲をよく見ておかないと、通行の邪魔になったりする。
たぶん初めて車椅子を押したと思うんだけれど、ブレーキのかけ忘れだけは注意しなきゃ危ない。
<入院時にすること(ウチの場合)>
- 着替えや身の回り品の用意
- 手続きの書類や前納金の用意
- 入院前の入浴や清拭、着替え
- 入院カウンターで手続き
- 薬剤師さんへ薬の種類と数の報告、不足分の処方があれば依頼
- 看護師さんへ報告や依頼
- 確認書類へのサイン(代筆)
これまで2、3回入院手続きをしたけれども、「入院します、ではよろしく」では済まなくて、ベッド脇の棚を除菌クリーナーで拭いて、持ち物を収納し、本人の着替えを手伝う。
父の場合は、お薬に関しては不快な症状を和らげる(痰を切るなど)ものが主なので、飲み忘れが急変につながるとか、大きく治療の妨げになるとかではなく、薬剤師さんへの連絡事項はそう多くはない。
担当の看護師さんが来ると、まず血圧測定と検温。
看護師さんに伝えることはけっこう重要みたいで、家での食事の状態は必ず聞かれる。今回は、おかずをあまり食べないこと、1日の食事の回数とご飯の量を伝えたら、ちょっと考えていた風だった。
お尻部分に傷ができてしまって、見てもらうと「床ずれになりかかっていますね、大きなテープがあるので、貼っておきますね」。
たぶん、栄養が足りていないのと、寝る姿勢がいつも同じだからなんだろうな。
戻るまでと戻った後
看護師さんや薬剤師さんがいつ回ってくるのかはわからなくて、病棟に入ってから全部終わるまで2,3時間はかかる。実家最寄り駅までのバスが無い時間帯もあるので、隣のターミナル駅行きのバスに乗って、電車で一駅戻ってと遠回りで帰ることも多い。
実家へ戻ると、病院でのあれこれを報告しがてら休憩。前納金の預かり証と印鑑を返却。特に何をしたわけでもないのに、なぜか疲れる。母は父の入院にホッとしたようで、溜まった疲労のせいで動けない。
そこから気合を入れて、母のリクエストのトマトシチューを作る。濃度が濃いめになってしまって焦げつきそうだったので、保温調理器にセットして放置。
翌日以降は、父がそれまで使っていたシーツや布団カバー、寝間着の洗濯だの、自分(母)の通院、毎回料理しなくていいようにおかずの作り置き、ケアマネさん他施設や業者さんとの打ち合わせがあることも。
で、来客がある場合、母の性格だと掃除は必須。
というわけで、要介護者を抱える家族は、何やかやとやることがあるのでした。
父、1日飲まず食わず。
3泊4日のショートステイから、父が戻ってきました。
薬は毎回きちんと飲むように言われるけれど、食事は無理に勧められないし(母は食べないとうるさい)、お風呂は暖かいし(実家は古いので、冬はお風呂場が寒い)、なかなか快適だったそうです。
ステイ先では、1日2食は取っていたそうです(出るのは3食)。そのままの勢いで帰宅後も夕食は食べた。
が。
翌日は食べないということで、19時ごろ母からスマホにメッセージ。
「帰ってきた後の夕食は普通に食べたのに、今日は朝も晩も一口しか食べない。どうしよう?」
どうしよう?って。
しっかり者の母とは思えん。子供の時はマジ鬼母だと思っていたのに、なんだこの乙女なセリフは。
水分補給はどうか聞いてみるとそれも×。発熱があるかどうかその時点ではわからなかったけれど、おそらくショートステイで緊張した疲れもありそうな気がする。
母が精神的に参っているのは確かなので、24時間対応を契約している訪問看護師さんに電話するように言ってみた。
多分もう食事を無理強いする時期じゃない。でも、専門家でも経験者でもない私が何を言っても、たぶん母は聞かない。
結局、看護師さんが電話で母の精神的ケアもしつつ、無理に食べさせて吐いたりすると体力を消耗することや、誤嚥の危険性もあると説明してくれたおかげで、やっと母も納得した模様。
緊急性はなさそうなのはわかったけれど、ここで私は、「食事も水もダメってことは、いよいよなのかな」とネットで終末期の家族向けの資料を調べたりして、気持ちが沈んでいく。
実際に確認するため実家へ
翌朝、ともかく直接確認するために実家へ。予想通り、母はしんどそうにしているが、精神的なものと分かっているのと、適切なお薬をもらっているのでそっちはとりあえずスルー。
その時点で9時を回っていたので、母が「お父さん、朝ごはんは?」と声をかけたのに「うーん、あと1時間(後)」。
あちゃー 血圧上るの決定だわ。
ショートステイ中の出来事を父から聞いてみる。
お風呂は2回入ったのに、母が用意した着替えが、あまりにもきっちり1回分ずつビニール袋にセットされているのに施設の職員さんが恐怖を覚えたらしく(笑)、肌着は1回しか交換しなかったらしい。
「わかりやすいようにと思ったからそうしたのに。失礼だと思わない?一体他の人はどうしているのよ?」
「ウチだと食事や水を取らないと怒られるけれど、(ステイ先では)言われないから楽だよー」
と父が言って大笑いになったり。
父も母も盛大にしゃべる。きっと二人だけだとそういう会話にはならないんだろうな。
レンタルの座椅子が届く
一日ベッドで横になっているより、少しは座っていたほうが筋肉の維持にはいいだろうというのと、床から立ち上がるのに相当な時間がかかるようになっているため、電動で座面が上下する座椅子をレンタルすることになった。
それが届くというので、事前にトイレへ。ベッドに座るところまでできても、そこからなかなか立ち上がれずにベッドにしりもち。立ち上がれば一人で歩けていたのに、今は手を引いてトイレへ誘導。
1週間前にはできていたことが、もうできない。
ケアマネさんとレンタル会社の担当さんから、電動座椅子の操作方法の説明を受ける。本人もカタログと見比べながら、注意深く現物をチェックしている。
感心したのは、だれも父のそんな様子をやめさせたり無視したりせず、質問には丁寧に答えていただいたこと。注文通りの品であることは、型番さえ合っていれば間違いないのだけれど、本人がこれでいい、間違いないと納得するまでゆっくりと待ってくれる。
朝食は結局食べず。でも
ケアマネさんと業者さんが帰るともうお昼。今までは立ち上がりやすいようにダイニングテーブルで食事をしていたのを、座椅子があるからとコタツで食事をすることに。
テーブルは家の北側にあって寒いけれども、コタツがある場所は南側のリビングで明るくて暖かい。内心「もう食べられなくなっているかもしれないなあ」と思いながら、いつも通りのおかずを並べると…
フツーの量を平らげていました。食後のフルーツ(梨)も完食。
食べ終わると、「(ショートステイは)疲れた。」と丸1日以上経った今になっての感想。やっぱり緊張していたらしい。
食べ終わってしばらくすると、「トイレに行きたい」。電動座椅子で座面が上がるため、スムーズに歩き出せる。おお!
トイレが済むと、まっすぐベッドへ。横になると、「家なら誰かいるからトイレも間に合うように行こうと思うけれど、(病院や老健で)すぐに誰も来てくれないと間に合わなくなりそうで心配だよ」。
そうだよね。それが心配だったんだよね。もうナースコール使っていいと思うよ。前回の入院は頑張って長い廊下を歩いたけれど、転倒が心配だから。
緊張が解け、ご飯を食べて、トイレに行ってすっきりしたのか、父は気持ちよさそうに眠り始めた。
体調には波がある。そして少しずつだけれども割と早く衰えが来る
あくまで父を見てのことで個人差はあると思うけれど、体調が昨日と今日でスパッと激変することはないらしい。良い時と悪い時は波のようにあって、それが次第に下降していく。子どもが上向きの波で成長していくのなら、その逆だ。
激変ではないけれど、下降のスピードは思いのほか速い。1週間単位で比べるとよくわかる。
母が食事に神経質すぎる反応をするのはよくわかる。「もう少しだけ長い目で見られない?」と聞いてみたら、「そうするだけの体力がない」。
うん。そうだよね。疲れると判断力も気力も落ちる。本当は母を入院させたいくらいだけれど、検査の数値的に悪いところは一つも無いから、それはできない。
今月の後半から、デイサービスの利用が始まる。ショートステイなども組み合わせた利用ができるのって、本当にありがたい。
育児の大変さは経験して分かっていたけれども、ひとりの人間が人生を終わらせるまでにも、こんなに周囲のエネルギーが必要なんだってことは今までずっと他人事でわからなかった。
メインの介護者ではないから、本当の大変さはわかっていないんだろうけれど、そう思います。
父、ショートステイへ。投資のありがたさ。
ショートステイを素直に受け入れられず、わかりにくくスネていた父ですが、
朝から大騒ぎの上、送迎車で出発したそうです。
いつも朝ごはんは時間を延ばし延ばしして11時ごろ食べるのに、「9時出発だと、朝食は7時」と自分でスケジューリング。5時には起きているのに、6時ごろ食べる母とは一緒に食事しなかったらしいです。
何のこだわりなんでしょう?謎です。
出発前にお手洗いの失敗があったり、初回なので持ち物の確認をしてもらったりとバタバタだったのが、送迎車の助手席に乗せてもらって機嫌よく出発したとか。
母から9時5分に報告の電話がかかってきました。お迎えは9時ピッタリだったので、いかにスムーズだったかがわかります。
疲れが出たのか、夕方になって母から「また血圧が上がった」とメッセージ。降圧剤を飲んで休んでいるということで、何か変調があればいつでも連絡してもらうようにしました。
やっぱり、父だけでなく母のサポートも必要。明日チェックしていた勉強会があったし、土曜には遠方の投資セミナーで気になるものがあったのだけれど、しばらくは出かけるのは無理だわ。
投資といえば、先月、今月と私の口座の含み益が9万円くらいずつ増えてた。本腰どころか、現状パート勤めもままならないので、収入があるのはありがたい!
ほったらかしでも増えていくのを見ると、じわっと安心します。
とはいえ、売却したわけではないので値下がりすれば残高は減るし、売ったら売ったで税金が引かれるから、手取りはもっと少ないのだけれど。
お金のことは手当できるけれど、自分の今後を考えると、引っ越してきて以来、ほとんど外とのつながりが作れていないのって、かなりまずい。
市のウォーキングイベントなど、催事に参加しているのは年金世代のお年寄りばかり。おそらく50代の女性だと、外に働きに行っている人が多いんだろうなー
実家のことが落ち着いたら、週3・長期でできるパートを探すことにします。