お金を整理してみて感じたこと
家計用と自分用のお財布、自分用の銀行口座のお金を整理しました。
「お金を整理してみよう」と思った理由
あるイベントに行ってみようかどうしようか迷っていて、その費用を払う段になっていろいろ考え込んでしまった。
「1か月分の予算は越えちゃってるしなあ」
「気にはなるけど、自分が好きで好きでどうしようもない!ってほどでもないなあ」
「当日行けなくなったらもったいない」
「また失敗したらどうしよう」
失敗というのは、お金をかけているのに逃げ出す自分のことです。イベントの内容が期待通りではないとかではありません。
「失敗」については、もうやらないと自分で決める。さて。
通帳を見たら、ある。ちゃんとあるよ?
もう一度募集ページを見ました。人気イベントなので、翌日には締め切っているかもしれない。金額を見る。あれ、さっきより「払えそう」と思う。うん、申し込もう!
自分の中でいくら使えるか、何に使うのかが曖昧になってる。
通帳には行先の違うお金が入っている
自分用のお小遣い口座には、バイト代と証券口座に移すためのお金がある。証券口座から入金指示を出して即移動。
他の口座にまだ移していないお金もあって、それも移動。
残ったお金が好きに使えるお金。40万円とちょっと。諭吉さんを全部引き出してきました。
自分用のお財布を開いてみた
お財布の中身は、以下の通り
最近あまり使わないクレジットカードを退会。良く使うのが1枚
キャッシュカードが4枚
健康保険証
縁起物のカメ(銭亀)
クレジットカードの緊急連絡用カード
自転車メンテ用のカード
天ぷら1品無料券
もう行かないドラッグストアのポイントカードとショッピングモールのポイントカード発見。即処分。まだあったんだー
何となく埃っぽいので、内側を拭く。カード類は12枚入るけれど、こんなにいらないな。
紙幣用が1か所あるけれど、40万円を入れると窮屈。
ラウンド式で通帳を入れることができるので、諭吉さんは2か所に分けてそちらに収納。千円札のみ紙幣用のポケットへ。
うん、ポイントカードがいっぱいのお財布より、諭吉さんがいっぱいのお財布の方が好き。
整理したお財布をながめて
「お金を持っている感」は通帳と現金でもっと差があるかと思ったら意外とそうでもない。通帳の方は「持ってはいるけど無い感じ」がある。ブランド物を使わずにしまい込んでいる感じに似ている。
貯金額が大きくなると崩したくなくなるけど、それは現金のほうがより強いかも。逆かと思った。うーん、現金の方が、より「買いたいかどうかを真剣に考える」から?
いや、口座→クレジットカードでの買い物になっているから。今の所、カードの買い物は「欲しい物が決まってから」というマイルールにはなっているけど、現金を払うときの痛みがないからだわ!
通帳に色々な行先のお金を全部一緒にしておくと、「使ってはいけない分まで使うかも」で使えなくなる。逆に貯めるにはいい方法かもしれない。
お財布に入れる額を、例えば1か月に使うだけ入れておくのと、1年分入れておくのとを比べたら、どうしたって1か月の方はお財布の中身が縛りになる。
2万円とか3万円をその都度入れておけば、使いすぎは防げても「3か月分まとめて使って何かしよう!」っていう気にはならないかもしれない。
反対に1年分のお金で気が大きくなって、あとで困るのに1か月で使い切ったりとかありそう。
どうしてポイントカードにこだわるんだろう?
2016年のクレジットカードの獲得ポイントを調べてみたら、16,266円分だった。年間のカード利用と現金利用の割合はほぼ半々。
最後までふっきれなかったよく行くスーパーのポイントは、年間大体1,000円分くらい。最大でも2,000円分はいかない。利用金額が食品より少ないドラッグストアは半分くらい?
断捨離と同じで、ポイントカードを使いたい家族はいるので、よく使う2,3枚は家族共用のキャビネットに移動して、お財布からはなくなった。
たったこれだけのことに、なんでこんなに抵抗感があるのかと言えば、やっぱり「1,000円、2,000円あればランチ1回分くらいにはなるからもったいない」に尽きる。でも、それくらいなら1時間か2時間働いたら手にできる。
あとは、やっぱり現金をお財布から出すってことはそれだけ「痛み」につながるんだろう。スーパーで使う金額は、現金利用の何分の一なのにね。
本当にもったいないのは、そういう日常の細かいことに頭を延々と占領されて、他のもっと大事なことが考えられなくなるってことなんだろう。
天ぷら1品無料券は、今のお財布には不似合いだけど残す。天丼大好き!