お金を使う気持ちや買い物が変わってきた
通帳残高が増えていくのを見るのが好き。なんですが、お金の使い方はヘタです。
ライフプラン上の目標は前倒しで達成されてしまったので、そろそろ「節約」「何が何でも貯金」はもういいかなあと。
別に目標達成しなくても、いつでもお金に対する姿勢は変えることができるし、変えるなら早いほうがいいです。その方が楽しいしね!
で、こちらの本に載っていたことを順番にやってみました。
「なくなるの、嫌だな~」→お金を使いたくない設定
「少しでも節約!」→貧しく暮らしたい設定
secret 2「お金」に愛される より
まさに、冒頭の私の気持ちそのまま。”設定”の意味が分かりにくかったのですが、”(無意識に)自分が思い込んでいること” ってことでしょうか。
もっというと、私は生活費を稼いでいないので、「夫の稼いだお金は1円たりとも無駄遣いできない」とか思っていましたしね。
これって、「稼いでいない私には価値がない」ですかね。ひどい設定!
わりと慎ましく(=貧しく? 物は言いようでいくらでもイメージを替えられますね)暮らしてきたわが家がお金に見放されなかったのは、マイホーム購入など使うべきところでお金を使って、生活の満足度を上げてきたからかもしれません。
ただ、日常でのお金の使い方は本当にイマイチ。
本当に気に入ったものを買う
例えば、衣替えのために新しい服を買い替える時、
普段着用のシャツ2枚、
仕事用の靴1足
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などと買い物リストを作ります。以前は、必要なものだし、何回も買い物に来るのも手間だしということで、「この服のここが気に入らないけど、まあまあ合うからいいか」と買ってしまうことが度々でした。
そういう「まあまあで買った服」って結局は気に入らなくて着ないんです。で、傷まないので処分するのに心が痛むんです。
最近は、「本当に欲しいと思ったものだけ買う」「多少の予算オーバーは気にしない」にしています。買ったものはお気に入りなのでどんどん着るし、「まあいいか」の買い物が無くなった分だけ余計にお金を使うことが無くなったので、費用対効果(コスパ?)は上がっています。
結局、ボトムス1枚とコート1枚はこのシーズンで買いませんでした。
コスパっていうと、「いかに安くたくさん買えて満足」の意味で言うことが多いけれど、「自分の生活の満足度があがる」とは全然ちがうなあと。
ポイントカードは使わない
ショップカードが多かったですけれど、利用していないものがほとんど。処分してスッキリしました。買い物のたびに、「ポイントカードを忘れてきたから、買い物をするのは損」とか普通に思っていましたね。
さすがに、「ポイント2倍だから買おう」まではなかったですけど。
でも私は徹底できなくて、よく利用するスーパーとドラッグストアともう1枚がまだ残っています。じゃあ、年間どれくらいのポイントがたまるかというと、
スーパーで1000円~2000円
ドラッグストアで500円~1000円
なんですよね。
これくらいなら、「気に入らないけれどまあまあ」な服を1枚やめれ済む話です。で、そういう「まあまあ」な買い物は、おそらく1年で1回ではないはず。
もっと言うと、確定申告をすることで数万円単位で差が出ることもあるし(その年の家族構成やなんやかんやで違う)。
いかに目先のポイントに目がくらむかってことですねえ(しみじみ)。
カードより現金?
ネットショッピングではクレジット決済をすることがほとんどですが、最近ではちょっとまとまった額の買い物はクレジットカードで支払う機会が増えています。もともとカード払いにしても、即現金をカード決済口座に移すので、支払いの痛みはほぼ現金払いと同じと思っていました。
でも、先日現金払いにしてみたら、やはり買い物を真剣にするようになるんです。それも「少しでも気に入らない物は買わない」ように。うーん。これだけでもポイントにこだわる必要がなくなりますねえ。
↑こちらの本の本筋は別にありますが、日常のお金に対する意識が変わってきただけでもものすごく気が楽になりました。というか、買い物って大嫌いだったんですが、ちょっとは好きになれそうな気がします。