劣等感の元をよく見たらあまりの小ささに笑っちゃった件
人からまともに扱われないとどうなるかっていうと、相手のあら捜しを始めます。で、相手にもツッコミどころというのはどこかしらあるものなので、
「なによ、あの人あんなこと言っているけど、ここは私の方ができるわ、フンッ!」みたいな謎の上から目線の態度を取ったりします。
でね、大体は自分の劣等感がベースにあるもんです。私も劣等感を持っています。
では、それってどんなものだったっけ?って書き出してみたんです。
- 高校の時に落ちこぼれていた。数学・物理・英語がさっぱり。
- 大学受験も失敗。一浪して第2希望の学校へ
- 新卒で入った会社では、体を壊して4年足らずで退社。まともに稼いだ経験がない
- 人前でしゃべれない。
- 他人とのコミュニケーションが苦手。
- それでも、見栄えのいい仕事がいいと思っていた。
確かに、30年前だったら結構重かったかもしれない。しかもかなりの勘違い女。イタタ。
今、これを見て思うことは、
- それでも私は生きている
- 子どもも割とまともに育った(一流大学卒とかではないですよ)
- 夫は私をちゃんと見てくれている
- 他にもいいことが100個くらいはある
暮らしていくのに、何の不自由もない。気持ちよく働ける場所もある。ありがたいことに。そりゃー華々しい仕事についているわけでもないけれど。
私、長い間、いったいどれほどのものにとらわれていたんだろうと思ったら、たったこれだけ。
劣等感だけが亡霊のようにまとわりついていて、正体は枯れススキだったとか。
笑える。ホントに笑うしかない。
アルバイト終了。感想など
今日で、期間限定のバイトが終わりました。
期間:約3か月
バイト代:約40万円
職場の人間関係でのストレスがほとんど無いという、当社比でも珍しい部類の仕事です。対ユーザーとのストレスはありますよ、それは。
仕事の内容は詳しくは書けませんが、今回やったのは
- ユーザーからのデータ収集&入力
- 元データの整理、保存庫への格納
です。データ加工の本筋というか、一連の流れは別業務なのですが、そちらも全体がわかったらさぞかし面白いだろうなあと思ったのでした(元システム屋なので)。
データ加工をする前に、データそのもののチェックやら、ふりわけやらで「きれいな」データにしているらしいし。
データを流すことを人の体に例えたら心臓の役割かなあ。血液を集めて肺で酸素を取り込んで、全身へ送り出す役割。
で、データ収集の際には、人間の醜い面、きれいな面のエネルギーが怒涛のように流れ込んでくるし、一連の流れにするためには、めちゃくちゃたくさんの労力がかかっている。
外から見たら単なる数字やらデータなんだけども、何かのエッセンスに見えました。今回。
今までは、仕事が上手くいく、いかないとか人よりできる、できないとかそんなことばっかり気になっていましたが、今回は大きな流れをうまく流す歯車・部品の役割をつつがなくできたかなあと思います。
えーと、仕事の内容を美化するとかじゃないですよ。所詮時給いくらで時間を切り売りしていたわけですから。稼ぐ効率とか言い出したら、もっとも最初のステップですしね。
ただ、毎日とても気持ちよく過ごせたのは間違いないです。
少々疲れも溜まっているので、しばらくはゆっくり休むことにします。
お金を使うのに言い訳は必要ない
年明けから始めた季節バイトが、今週の金曜日で終わります。
一旦は3月末で区切りがあったのですが、予想外に1週間追加となりました。自分の気持ちの中では3月末がゴールだったので、一息入れるために今日は休みを取ってお花見に行きました。
すこし早めに出かけて混雑回避。人の流れに沿わずに別のお花見ポイント発見
見ていると、視界に入る桜に向かって人が流れているんだけど、遊歩道に沿って進めば奥にも桜の木があって、静かにゆっくりと楽しめました。
ぐるっと園内を散歩した後、売店でお花見弁当とお茶を買って芝生の上で広げました。思い立って手ぶらで来たのに、即席でお花見気分。
早起きしたわけでもないのに、おいしいお弁当が楽しめてとっても満足。
公園入口がラッシュアワーのように混んできたころ、早めに公園を出てフルーツパーラーへ。普段ならちょっと敷居が高いお店だけど、行ってみたかったので迷わずGO!
頑張った「ごほうび」や「慰労」ではなく、ただそうしたかったから
3か月間の勤務は確かに多少は疲れたけれども、仕事自体をやりたくないとか、仕方なく働いているわけではなかったので、精神的な辛さは全くなし。だから、辛さを癒すためのごほうびは必要じゃないんです。
ただ、今日はいい天気で桜も見頃だろうから出かけたかっただけ。
季節限定のパフェも、いつまでも食べに行かずにウダウダ迷っていないで、どんなものか体験したかっただけ。
今までは、「いかにお金を使わずに楽しむかゲーム」をやってきて、それはそれで楽しかったんだけれども、それはもういいかなぁと。お弁当を手作りにすれば確かに費用はかからない。でも、お金を払って何かを体験する機会は無くなっちゃう。
最低の生活費と自分の稼ぎを知ると、お金に関する不安は軽くなる
お金が貯まらないとか、お金に対する不安があると、「ダイエットは明日から」じゃないけれど「これは仕方がない出費だから」と言い訳しながらお金を使ってしまうことがあった。
(あ、私は貯金はめっちゃ得意です。っていうか、意識しなくても貯まるようになってる)
言い訳しながらお金を使うって、なんかスッキリしない。
今回1か月フルにバイトしてみたら、だいたい15万円くらいの収入になった。通勤費やこづかい、住宅ローンを除いた毎月の生活費より少し多いくらい。実際には年単位での支出もあれば、こづかいも必要だけれども、夫婦でバイトすればたぶん生活はできる。
実際にはダンナは勤め人だし、私も仕事次第でもう少し収入は増える。緊急用の貯金はあるのだし、健康で働けたら、不安を抱えなくてもいいんじゃない?
って気がついた今日のお花見でした。
好きなことをしていても疲れは溜まるんだなあ。
つい2,3日前、「おおかみこどもの雨と雪」が放送されていましたよね。公開中に映画館へ行けなくて、地上波で放送されるなら絶対見ようと思っていたのですが…
途中で辛くなって見られなくなりました。
主人公が、児相の職員に子供たちを会わせまいと必死になっているシーン。誰とも育児の辛さを分かち合えない。自分はそこまで孤立した育児ではなかったけれども、そのつらさは想像できる。
でも、いつもなら「辛くて見られない」ということはないんです。
だから、映画の内容が原因ではなくて、私のコンディションがあまりよろしくないってこと。ここは絶対頑張ってはいけないところです。
今のバイトはもうすぐ終わるのですが、働く環境としては大変恵まれているところです。お客様扱いされていると言われればそうなのかもしれませんが、無駄にdisられることもありませんし。
業務に慣れてきたこともあって、神経は使うものの、すり減らすほどではありませんし、体力を消耗するというほどでもありません。何より没頭できる。
でも、ガス欠状態です。
休みの日には、ひたすら何もしたくありません。
実家から「手伝って」と頼まれることも、自分が無理なくできる範囲でだけ応じます。
今月中は、これ以外のことはしたくありません。というか、できない。
私って、意外と体力も気力もないってことが判明。
今までは、こういう時でも「しんどいけどがんばらなきゃ」の方向へ行っていたわけですが、今は「自分がそうしたいから、そうすると決めたからやる」。外から見ると、あまり違わないかもしれません。
体力がないから、自分の決めたことだけはする。
今までより、ちょっとだけ変わったところです。
最近自分へ貢いだものは?
自分への貢ぎ物
年明け以来、ほぼ毎日バイトで働いていました。
大変ではあるけど、楽しい毎日を送っています。体力的にというよりは、精神的な疲れもあって、休日に出かけるのが億劫なこともよくあります。
で、せっかくのバイト代を自分のために使うことにしました。今までは子ども優先だったしなあ。
今日は久々に買い物に出かけて、
- いつもの化粧水&ちょっとリッチな乳液
- 春~夏物の綿シャツ2枚
- おやつ用にケーキ
帰宅してからは、ネットで
- 普段使い用のハンドバッグ
を。普段使い用にするにはお高いかもと思いつつも、気持ちよく過ごせるならとポチッと。本当はショップで買う方がお買い物自体を楽しめるのでいいのですが、そこまでの気力がありませんでした。
充実した食事は立派な投資だと思った件
バイト時の昼食は、ほぼ毎日がお弁当。気が乗らない時は迷わずコンビニ弁当ですが、2か月半のうち3~4回。意外と楽しく作れています。
こんなの。 ↓ 別に贅沢なおかずが入っているわけではありません。
あ、手作り弁当を押し付けるつもりは全然ありません。自分がなぜか楽しいってだけで。
で、その効果というか、感想。
- 腹持ちがいいので、あまりお菓子を食べたいと思わない。
- ランチタイムが楽しいので、いい気分転換になる。あまり怒らなくなったり、集中力が続いたり。
- (自転車通勤や立ち仕事もあって)体重2キロ減。あと1キロ減ればベスト体重。
不思議なことに、疲れているとなぜかトラブルに巻き込まれやすい。ミスをしやすいのはわかるとしても、理不尽なお客様との遭遇度が自分比で全く違う。ここまでで仕事中にイヤーな思いをしたのは1回か2回で、これまでに比べると圧倒的な少なさ。
強いて思い出さなければ忘れているほど。
不思議なのは、今回は期限が決まったバイトだったのに、希望者の募集があって期間が延びたこと。それ自体はいつものことなので、「採用されたらラッキー」ぐらいで希望を出しておいたら希望の部署へすんなり決まったこと。
事前の確認では、「特に希望部署ナシ」で返事をしておいたんです。調整役の人が大変そうだったので。どっちでもいいかなあって。
でも、希望部署の方だと、これまでより深く仕事内容を理解できるので、できたら行けたらいいなあとは思っていたんです。
あ、お弁当とは関係ないか。
たまたま取ったの休憩中(仕事中は私用電話は取れない)、待っていた電話がかかってきたり。いろいろとタイミングよく物事が運ぶというか。
とにかくゴキゲンでいると、ラッキーが続くようです。
だから、私的には「お弁当」は体調維持はもちろん、ラッキーフードとかゲン担ぎとかそういう位置。おまけにお金貯まるし。おまけね。
「お金を使いたくないから」でお弁当にすると、つまらないし続かないです。
つくづく思うけど、お金そのものにフォーカスしすぎると、いろいろなものを見落とすなあ。本当にたくさんのことが見えなくなる。こわいねー。
「自分は悪くない」は本当か?
バイトでとあるミスをしました(具体的に書くことができないので、わかりにくいです)。
神経を使う仕事なので、体力に問題がなくても、注意力が散漫になるとミスが起こりやすいです。
ユーザー本人の責任と言えなくもありませんが、不慣れな人には酷なものです。それに後の段階の担当者に迷惑がかかるため、なるべくなら阻止したい。後で指摘があって、とても悔しい思いをしました。
でね、今までだったら、
「どうしてあんなミスやっちゃったんだろう。もっと集中しなきゃ」
「体調管理には気を付けてたけれど、頑張りが足りなかった」
とか、自分にダメ出しをするところです。でも、ここまで書いただけでも「自分は悪くないのに」臭がプンプン臭います。
「勢い任せ」はあまりにも怠慢というか手抜きなのでは?
今回の作業は、どちらかと言うと苦手分野。心身ともに元気なときは勢いで乗り切りますが、人間そんなにいい時ばかりではありません。
回避する方法はいくつかあるのですが、自分がその時「ミスしやすい状況かどうか」わかっていないとそもそも「回避しなきゃ」とも思いませんし、前もって段取りもできません。
「最低限これだけはやっておかなきゃ」ということも整理できていませんでした。
ラクするためのリスク管理ができていないんですよね。脇が甘いというか、詰めが甘いというか。これで、「自分は悪くない」って、本当なの?ああ恥ずかしい。
それに、そもそもそれを自分一人で解決しなくても、現場は複数で担当していますから、自分より優秀な人、その作業が得意な人に交代してもらったっていい。
何もかも自分で抱え込むのがそもそも良いことなのか。それって傲慢なんじゃないの?
紙に書いたら、10~15分で到達
土日と、出かけたり家事をしながらモヤモヤしていたのですが、夕食後落ち着いたころに紙にいろいろ書き出していたら、最後にポンと「自分は悪くない」って、本当?って出てきました。
ここには書いていませんが、それまでは「ああいう態度のユーザーは大っ嫌いだ!」とか、「ムリヤリ頑張るのは自分がかわいそうなんじゃないのか」とかそれはもう情けない言葉がたくさん出てきました。
でも、情けないことはそのまま、正論で自分の感情を押し込めることもせずにどんどん書き出していったら、自分を抑え込まずにできることだってあるんだと気付けた。
今までいかに正論で自分も人も傷つけることが多かったか。あーあ。
今回はお試しで「今モヤモヤしていること」について書き出してみましたが、今の自分についていろいろと他のことも書いて整理してみようと思います。
セッションの言葉がわからないので、本を買ってみた
先月受けたセッションの時、よくわからなかった言葉があったので本を買いました。
「設定」とか「明らめる」とか「疑う」とか。
そのあたりも、そもそものところから詳しく載っているので、買ってよかったです。1回通して読んでから寝かせてみて、2回目はメモを取りながら読んでいます。
「幸せな人の世界に敵はいない」かもしれない
今の職場は、お互いがフォローし合ってとても居心地がいいところです。確かにメンバーそれぞれクセはありますが、それは個性というもの。一見怖そうな外見の人や、愛想のない人でも、ちょっとした言葉や行動の端々に優しさがのぞいていて、温かい気持ちになります。
また、利用者の方の「次回もよろしく頼みます」の言葉に笑顔を返しつつスルーしてしまいましたが※、「待てよ、それはもっと喜ぶか、反省して受け取る言葉だったんじゃないの?」と思ったり。
※ 原則はサポートはなるべくしない方針のため
去年は、今の時期に在宅の仕事も受けていて、寝不足になりながら体力の限界まで頑張っていましたが、その分集中力も落ちていたかもしれません。今年は他の仕事はしていないので、こういった「いろいろないいこと」をじっくり味わおうと思います。