劣等感の元をよく見たらあまりの小ささに笑っちゃった件
人からまともに扱われないとどうなるかっていうと、相手のあら捜しを始めます。で、相手にもツッコミどころというのはどこかしらあるものなので、
「なによ、あの人あんなこと言っているけど、ここは私の方ができるわ、フンッ!」みたいな謎の上から目線の態度を取ったりします。
でね、大体は自分の劣等感がベースにあるもんです。私も劣等感を持っています。
では、それってどんなものだったっけ?って書き出してみたんです。
- 高校の時に落ちこぼれていた。数学・物理・英語がさっぱり。
- 大学受験も失敗。一浪して第2希望の学校へ
- 新卒で入った会社では、体を壊して4年足らずで退社。まともに稼いだ経験がない
- 人前でしゃべれない。
- 他人とのコミュニケーションが苦手。
- それでも、見栄えのいい仕事がいいと思っていた。
確かに、30年前だったら結構重かったかもしれない。しかもかなりの勘違い女。イタタ。
今、これを見て思うことは、
- それでも私は生きている
- 子どもも割とまともに育った(一流大学卒とかではないですよ)
- 夫は私をちゃんと見てくれている
- 他にもいいことが100個くらいはある
暮らしていくのに、何の不自由もない。気持ちよく働ける場所もある。ありがたいことに。そりゃー華々しい仕事についているわけでもないけれど。
私、長い間、いったいどれほどのものにとらわれていたんだろうと思ったら、たったこれだけ。
劣等感だけが亡霊のようにまとわりついていて、正体は枯れススキだったとか。
笑える。ホントに笑うしかない。