空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

在宅勤務、できる環境になってる?

長時間労働を見直そう!の一環として、在宅勤務を進めようという動きがあるようです。

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夫の勤め先でも、導入の方向で動いているようです。

通勤時間を有効に使うことができますし、夏場だとラフな服装もできるし(まさか家でネクタイまで締める男性はいないですよね)、夫は歓迎している様子。

 

ところが、制度が導入されても、働く人の側から「それは困る!」という意見もあるのだとか。

 

在宅勤務は困る!その理由

1.「家に帰りたくない」

在宅に限らず、定時退社が可能であっても、まっすぐ家に帰らず飲みに行く等で時間つぶしをする夫。妻が怖い「帰宅恐怖症」であることも。

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2.仕事用のスペースが無い

書斎などが無ければ、リビングのダイニングテーブルなどを使うこともあるでしょう。すると、

「掃除のジャマなんだけど」

「在宅で仕事をする夫の世話が増える」

「私(妻)の居場所が無い」

 

今までの生活パターンが崩れることの抵抗ってありそうですね。

 

3.仕事の時間が確保できない

夏休みなどの長期休み中は、家に子どもがいることもあります。静かな環境が確保できる以前に、「お父さん遊んで!」と仕事そのものをジャマされることもありそう。

「家にいること=家事をしてもらえる」と錯覚する妻もいるでしょう。在宅だからアテにしたくなる気持ちはわからなくもありませんが…

 

最低限の準備は?

1.PC環境の確保

書斎まではムリでも、集中できそうな場所にPCコーナーを作りましょう。

我が家では、寝室の一角に半畳ほどのPCコーナーを作っています。昼間は寝室を使う他の用事がないので、ドアを閉めれば静かです。

在宅するのが夫だけなら、リビングで作業もできますね。

 

2.家族の理解

導入する企業側の規則にもよりますが、PCの前から離席する時間を厳密に記録するルールの会社もあるようです。

家にいるからと、気軽に家事を頼めるわけではないことに注意。

成果主義の会社であれば、多少は融通も利くかもしれませんが、どのような運用なのか家族にきちんと伝えることは必要です。

 

3.在宅する夫のお世話は?

私の個人的な考えですが、別に要らないんじゃないの?と思います。

普段、会社で働いている時のランチの心配までしていますか?愛妻弁当の場合は別ですが、それならいつも通りお弁当を作ればいいですし、そうでなければ夫だけ外食するのもいいし、妻がいつもそうしているような「冷蔵庫の有りもの」を一緒に食べたっていいはずです。

 

0.大前提として

私はお気楽妻ですし、夫は残業嫌いでまっすぐ帰宅する「おうち大好き」人間ですが、家に居たくない人の場合は、大前提として夫婦関係の見直しが必要かもしれません。

 

心理学の専門家ではないので、詳しい話はできませんが、人間って攻撃的であるときにはガマンしていることが多いです。

「もっと寝たい」「寂しい」「外出していたい」… もっといろいろありそうですが、妻が機嫌の悪い時は何かガマンして言えないことはないでしょうか?

 

もちろん、どうしようもない要求ばっかりの奥さんもいるかもしれませんが、その場合は専門家にご相談を。

 

 

折角の制度は利用してみれば?

 

在宅勤務の制度は、うまく使えれば体力的にもラクな制度。家庭でも早めに環境を作っておくといいのでは?

断捨離や模様替えのいいタイミングかもしれませんよ?