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空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

その場しのぎが貧乏ループのはじまり

今日もこちらの本から。

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (早川書房)

ジャグリングと負のスパイラル

「欠乏の罠」という負のスパイラルに陥ってしまう原因に「ジャグリング」という行動があります。

あなたもこういうことを経験したことがあるはずだ。今週を切り抜けることに集中していると、次の週に何があるのか、細かいことまでわかっていない。そして次の週になると、予想しておくべきだったことが起こって、びっくりすることになる。

ジャグリングというのは、お手玉のように複数のボールやクラブ(こん棒)などを空中に放り上げては取りを繰り返すこと。落ちてきたボールをキャッチしないと地面に落ちてしまいます。

 

人はトンネリング(注:視野狭窄)を起こすと、問題をその場しのぎで「解決」する。今できることをやるのだが、それが将来の新しい問題を生む。今日の請求書のために借金をすると、それが将来的に別の(少し高い)請求書になる。(中略)第三者には学費の支払いが近づいているのが見える。しかし家計をジャグリングしている貧しい人にとって、目前に迫って初めて現実になる。

これってかなり心当たりがあります。「数か月先のことだから」と油断していると、あっという間に期日が来て、賃貸の更新料が月末までに必要とかありました。

家賃の1か月分だから、額としては大きいのでそれまでのコツコツと節約で貯めた分が一気にゼロになったりとか。

せっかく頑張ってためた貯金なのに、ガッカリ!です。

原因は、社宅扱いの賃貸契約で、更新料はだれが負担するのか確認していなかったこと。

引っ越し時にはいろいろな契約ごとが重なりますが、更新は2年後。その頃には契約のことはすっかり頭からは抜け落ちています。

まだ手持ちのお金でどうにかできましたが、それを高金利で借りていたとしたら?おそらく負のスパイラルにはまっていたでしょう。

初級者のラリーと上級者のラリー

テニスで同じようなラリーをしているように見えても、初級者と上級者では大きく違います。

初級者は、相手のボールを打ち返すので精一杯。次のリターンがどこに来るのかもよくわかりません。ボールを見て反応するので、ワンテンポ遅れるし、相手に振り回されることもしばしば。

それに比べると上級者のテニスは、相手が自分のボールにどう返すかを予測して、ゲームそのものを組み立てます。相手のリターンがどこへ来るかも予想の範囲内なので、次の動作も早い。

↓手塚部長は動かずにプレイします。

手塚ゾーン - Google 検索

 

数年先ではなくても、少し引いた視野が必要

結局ダンナと勤務先の約束事にしても、自分がわかっていなければ対策も立てられない! それからは生活に関することはダンナ任せの無関心はやめて、一通り理解するようにしました。

ダンナは、「来月には〇〇円必要だから、よろしくね」としか言わないし。それをどう用意しろと?

というわけで、最低でも1年間の臨時支出表の作成することと、数年先の支出は常に意識するクセが付きました。

そうすると、思っているより支払うものが多く、思っているほど貯蓄に回せないことが分かってきます。

突然の大きな出費にうろたえることはなくなりましたが、まだ手塚ゾーンレベルの使い手にはなれない。ほんの少し、ラリーに心の余裕が出てくる。そんな感じでした。