パート妻の確定申告【e-Taxでやってみた】
早朝バイト先の源泉徴収票が発行されたのは、給与支払い日も過ぎた1月末。
昨年は短期バイトと合わせて2か所から給与の支払いがあったので、確定申告が必要です。
所得税をゼロにし、住民税も必要最小限にするために、今回は妻の申告で医療費控除をすることにしました。
複数の源泉徴収票を入力するときはここに注意!
「マイナンバーカード方式」「ID・パスワード方式」「印刷して提出」に共通ですが、複数枚の源泉徴収票の入力を入力するときに注意したいこと。それは、
年末調整済みの源泉徴収票とそうでないものは、入力する場所が違う!ってこと。
「入力する」が2か所ありますが、年末調整済みのものは上の「入力する」、そうでないものは、下の「入力する」をクリックして進みます。
源泉徴収票がもっとたくさんある人は、年末調整済みのもの1か所分を上の「入力する」で、それ以外の複数件分を下の「入力する」から入力します。
年末調整済みの分は、1件しか入力ができません。
それ以外の複数件分は1件ずつ入力します。手計算で各項目を合計して入れないように注意!それぞれの勤務先の名前が入れられなくなってしまいます。
最初、2枚とも上から入力しようとして、2件目を入力することができずに「あれ?どこから入れたらいいの?」と作業が止まってしまいました。しっぱい~
上手く切り貼りできなかったので、画面が分かれちゃっています。↓下半分。
↓年末調整されているかいないか、どこで見分けるかっていうと、ここです。黄色い枠の中が空白の場合は、年末調整されていない源泉徴収票です。
医療費控除の入力は、集計が済んでいる場合は合計額のみ入力でOK
医療費控除は、「所得控除の入力」の中から、「医療費控除」⇒「医療費控除を適用する」に進み、集計が済んでいる場合は、
↓「医療費の合計額のみ入力する」を選択します。
この画面から明細を作ることもできますが、1件ずつの入力になるので大変です。
年末調整に間に合わなかった項目は、自分で申告できる
100万円前後のパート収入だとあまり関係ありませんが、もっと収入が多い人の場合。
たとえば、年末調整の時に「住宅ローン控除のための書類(2年目以降)が間に合わなかった」とか、「扶養親族に変動があった」とか、「控除に関係のある書類が後から出てきた」なども自分で入力(申告)することができます。
該当する項目を入力することで、所得税の計算をやり直せるんですね~
確定申告の内容はそのまま居住地の自治体に送られますので、住民税の申告を別途しなくてもOK。
入力途中でわからなくなったら、その場合は無理に送信せずに、関係ある書類一式を持って税務署に行きましょう。
今回初めて自宅からe-Taxで申告してみましたが、混んでいる時期に出かけなくて済んで非常にラクでした。
マイナンバーカード対応のスマホなら、カードリーダ・ライタも不要なので、複雑な申告でなければさらにお手軽に済みそうです。