親から与えられたものに気付く
最近、職場の雑談の中で気付いたこと。
その人は副鼻腔炎に悩まされていて、お医者さんにもかかっているのにスッキリしない様子。
余計なお世話になりそうだったので、「鼻洗いすればいいのに」とは言いませんでした。
鼻洗いっていうのは、鼻から水を吸い込んで、鼻をかむようにして出すこと。ティッシュで鼻をかむより、奥の方までキレイになります。
洗顔のついでに数回するのが習慣になっています。子供の頃、鼻づまり気味だった私に母が、
「おじいちゃんもこれで蓄膿症が治ったんだから!」
と言ったのが始まり。
そのおかげか、アレルギー気味の割には、花粉症にもならず、風邪も引きにくいです。
ただ、鼻から水を吸うって、痛いんですよね。泳いでいて、鼻から水が入ってツーンとするアレです。
慣れると痛くなくなるんですけど。
素人考えかもしれないし、それぞれの体質や環境もあるので絶対じゃないんですけど、
母の考えでは、「薬の前に洗う」です。
転んでケガをしたときでも、まず傷口は水で洗う。炎症を起こした部分は清潔にする。火傷をしたら、とにかく水でよくよく冷やす。
薬はその次。
でも「まず薬」と言う人は多いです。どうなんだろ?教えて詳しい人。
振り返ってみると、傷や病気を悪化させずに治せたのってほんのちょっとした事をやったおかげなんですよね。
別に、医療を否定している訳じゃなくて、場合によっては、何をおいても病院に駆け込みます。
そうやって、元気にやって来れたんだよなあ。
もしかすると、無駄な時間やお金を使わずに済んだかもしれないし、
悩まずに済んだ事も多かったのかもしれない。
人と自分の習慣や考え方の違いに、モヤっとする事がありますが、
自分がそれで上手く行っているのは、「親のおかげだよなあ」
と思ったのでした。