空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

今まで興味ゼロだった外貨定期預金を利用する

先日、某ネットバンクで初めて”外貨定期預金”にお金を預けてみました。米ドルの1年定期です。

今までは、次のような理由で「我が家で利用することはない」と判断していましたが、状況が変わってきたからです。

 

今まで外貨預金に無関心だった理由

・為替手数料がかかる

 円から米ドル、米ドルから円と2回為替手数料がかかります。以前はたしか片道1円くらいあったはず。10,000米ドル相当の円をドルに替えるだけで1万円。コストがかかりすぎです。

 

・満期時に契約時より円安であるとは限らない

 満期時に元利ともに円貨で円普通預金に入金される商品だと、為替損になる場合がある。

 

預金保険制度の対象外

 金融機関が破綻したとき、対象となる預金等の元本1,000万円と破綻時までの利息が保護される制度(破綻金融機関の財産の状況に応じ、一部カットされるなどあり)。

国内に本店がある金融機関でも、外貨預金は保護の対象外。

預金保険制度とは : 預金保険機構

 

外貨定期預金を試す気になった理由

・為替手数料、預金金利が優遇されている

 預金等の残高に応じて、為替手数料や預金金利の優遇がある。今回は元々米ドル普通預金があり、両替の必要が無かったのと、片道7銭なので、2,000米ドルを円に替えても140円と負担感が少ないため。

 

・満期時に外貨のまま預けておける

 満期時にはそのまま外貨普通預金に入金される商品なので、今より円高なら無理に円に替えなくてよい。この口座のドル預金は、円に替えずに数年間は持ち続ける予定。

 

・おそらく1年以内には破綻しないだろう

 普段使いの口座のため、今回うっかり確認しなかった項目。格付けのチェックも忘れずに!

 

外貨預金は為替の変動が影響するので、使う時期の決まったお金には向きません。今回は有利な時期まで待てるお金であることと、円預金にはない金利が得られそうなので試してみました。

 

一度「この商品は我が家には合わない」と思っても、家計の状況や金融機関のサービスの変化で合う・合わないは違ってきます。利用しやすい商品かどうか、チェックしたいと思います。