空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

初盆

海の日の今日、父の新盆のお経をお寺さんで上げてもらいました。

 

阿弥陀如来は、「すべての人を救う」という願いを立てられたので、それを知らなかったとしても、救いの光は届いている

 

というようなお話を聞きました。普段宗教とは縁のない生活をしているので、こういう機会でもない限り、仏様の教えを知る機会はありません。

 

今はともかく、子どもの時分に今よりはお寺さんが身近であったであろう母は、父にお経をあげてもらうことができて、とても安心したようでした。

 

「こういう供養は、生きている者のためにあるのよね」とも言っていました。

 

新盆の準備

 

宗派やお寺独自の決まりごとがあるので、今回の内容を参考までに。

  • 供花(洋風のアレンジメントを一つ)
  • 供物(故人の好きな物)
  • 位牌、遺影、遺骨(納骨堂の空きを待っているので)
  • 読経料(お布施)5万円
  • 御膳料 5千円
  • 親族の会食費用(別会場で)

 

お供え物やお花は、そのまま納めましたが、持ち帰る場合もあるそうです。

お寺で決められている金額は、上記では読経料のみ。御膳料はこちらの気持ちで。

会場料の設定があるところもありますし、自宅にお呼びする場合はお車料も必要かもしれません。

 

今回は初めてお願いすることでしたので、母は全部直接お寺に確認したそうです。

四十九日の法要は、葬儀の流れで葬儀業者さんに紹介されたお寺にお願いしたのですが、やや遠い場所だったこともあり、その後の法要は違うお寺にお願いすることになりました。

 

お墓や納骨をどうするかは、慌てて決めなくても、気持ちの整理がつくまで手元供養をしながら考えるという方法もあります。

 

「いつまでに納骨しないと祟りがある」ということがもっともらしく言われることがありますが、実家の宗派においては、「故人が家族を見守るならともかく、災いとなることはありませんよ」ということで、気にしなくてよいそうです。