空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

どこかおかしい産業医の面談

先月、夫が産業医との定期的な面談をしたのですが、なんとなくおかしな点が気になりました。

 

復職に当たっては、徐々に勤務時間を増やしたり、異動などの配慮があるかと思っていたのですが、

・休職前と同じ部署

・復職したら通常勤務、残業もあり

 

と言われたそうです。面談当時は、まだ復職のリハビリが必要な時期だったので、すぐ元のように仕事をする段階ではなかったのですが、それでも「段階を追って様子を見ながら」ということはしないということでした。

 

充分元気になってからなら、残業もできるでしょうということらしいですが。

 

ちなみに、夫が体調を崩したのは、職場の人間関係と就業規則を逸脱した方針です。同じ部署で復職は、ありえないでしょ。

 

ちなみに、厚生労働省の「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」では、次のようになっています。

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/101004-1.pdf

 

<就業上の配慮の例>

  • 短時間勤務 
  • 軽作業や定型業務への従事
  • 深夜業務の禁止・残業 
  • 出張制限
  • 交替勤務制限、高所作業、運転業務、危険作業、苦情処理業務などの制限、窓口業務  
  • フレックスタイム制度の制限または適用
  • 転勤についての配慮 など

 

主治医の先生からは、「主治医が復職OKを出しても、産業医の判断で業務に戻れないと判断されることもありますよ」というようなことを聞いていたために、「あれ?産業医の先生ってそこまで配慮はしないのね」と思ったのでした。

 

復職を焦りがちになることは多いと思いますが、

「自分を守るのは第1に自分」

はきちんと意識しておいた方がいいです。