職歴にブランクありで職種変更したいとき
先日の記事。
実は、新卒入社の時と退職後では職種を変えています。参考になるかどうかわかりませんが、こういうケースもあるよということで記録しておきます。
以下、経過についてのおさらい
2016年4月 休職(A社)、療養開始
2016年5月 退職(A社)
2017年1月 試験的に短期アルバイト
2017年3月 就労許可が出る
2017年6月 失業給付(3か月)終わり。専任のサポート職員が付く
2017年7月 月末ごろ、B社に内定
2017年8月 就業開始(B社)
2018年4月 転職活動(C社に内定)
職種変更のためにやったこと
1.資格取得
A社ではシステム開発に就いていたのですが、残業が多かったことから、今後長く続けられる職種ではないと判断。事務職の正社員を目指すことにしました。
それまでの仕事でも、Word,Excelは使っており、キーボード操作もできましたが、履歴書に書くためにMOSを取得。パソコン教室には通わず、独習。自宅付近の教室で検定のみ受けました。
時期的には失業給付を受けていた頃ですが、給付の条件として求職活動を認定してもらう必要があります。このような資格取得は認定の対象になります。
言うまでもありませんが、資格は採用の決め手にはなりません。が、「計画的に活動している」「前向きに取り組んでいる」などの意欲を見てもらえそう。判断材料の一つくらいだと思っておけばいいようです。
経理事務志望であれば、簿記の資格など。
2.空白期間をどうとらえるか
職種変更に関わらず、ブランク後の就活では、面接で必ず確認されます。もしかしたら、このために書類で落とされたこともあったかもしれません。
ハローワークの面接指導では、あえて自分からは空白期間については触れない方がいいとアドバイスされていたようですし、一般的にはそうだと思います。
採用する側は、
「なぜそれだけの期間の空白があるのか?(理由もなく職探しもしなかったのか等)」「働けるだけの体力があるか?」を確認したいので、
「体を壊して療養していました」
「経過は順調で薬も不要になりました」
「主治医からもOKが出ています」
「健康管理について、自分ではこんな点に気を付けるようにしています」
「長く働こうと思っています」
などをきちんと伝えるようにしたそうです。
また、「それだけの療養期間があったのは、前職が負担であったことが原因なので、職種変更の理由に説得力が出る」とは本人の意見。
3.パートか、派遣か、正社員か
雇用形態については、意見が分かれるところだと思います。募集要項で、「パート採用1年後に正社員登用の可能性あり」という会社もありましたが、面接に行ってみると、その可能性はどうも低そうだったことも。
某転職エージェントでは、特定の会社に応募させることが営業担当者の成績になっていたようで、こちら側の要望関係なしの案件をぐいぐい突っ込まれそうでした。それで早々に登録を解除。
年間のどの時期に求人が多いor少ないもあるので、ある程度じっくり時間をかけて探すこともありだと思います。
そうはいっても、収入が途絶えていますから、すぐにでもどこかで働きたいということもあるかもしれません。
ただ注意したいのは、第2新卒の場合は、将来のステップアップにつながるような選択を心がけたいということ。
収入が下がっても、規模の小さい会社でも、決まった業務以外の仕事もすることで、たとえば会社がどのように売り上げを上げているか、資金の動きはどうなっているのかなどわかることがたくさんあります。
それぞれの雇用形態にメリット、デメリットがあるので、自分にはどれが合っているのかを考えてみることをお勧めします。
うーん、うまくまとめきれませんが、「職歴にブランクがあっても面接を乗り切れるよ!」ということで記事にしてみました。ご参考まで。