空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

実家に顔を出すだけ

満年齢で80歳を迎えた父の顔を見に、実家へ行ってきました。

傘寿の祝いは、数えでやるのかなあ。当日は訪問看護や何やかんやで落ち着かないだろうというのと、台風直撃で食材がないと困るから、買い物の手伝いのつもりで行ったら、

 

すでに母と弟でスーパーに出かけた後でした。ダメじゃん。

 

こたつでウトウトしていた父に声をかけて、二言三言話すと、また眠ってしまいます。帰宅した母に、先日頼まれた支払い関係の領収証を返却。

「この雨じゃ、(歩くには遠い)郵便局には行けないし、助かったわ」

 

私の自宅付近には、大抵の施設が揃っているので、そんなことはなんでもありません。買い置きが切れていた経口補水液も、やっとのことで配達されひと安心。来月のセールまでのつなぎにはなりそうです。

 

fukulife.hatenablog.com

 

私が何をしたかといえば、主に母の話の聞き役。訪問看護師さんに言われたことを、ベッドに移ってテレビを見始めた父に聞こえないように、手元のメモに書いて寄越しました。

「寝ている時間が長くなってきた」

「これからだんだん食べられなくなるし、水もあまり飲まなくなる」

「寝たきりになるかもしれない」

 

そうだね。そうかもしれないね。

「寝たきり」ということは、常時オムツの着用を意味します。動けるうちは自分でトイレに行きたいもんね。

 

つい最近もトイレの失敗があったそうで、立ち上がるまでに相当の時間がかかる今では、父本人も間に合わないことが不安。立ってしまえば、室内は杖なしで歩けるのですが。

 

幸いなことに、今月初めの、長距離の旅行で用心のためオムツをしていたこともあり、すんなりと通常の肌着からパンツ型オムツへ替えたそうです。

 

まだ自分でトイレには行けるので、「用心のため」というところがポイント。またオムツも体にフィットして違和感がないそうで(母も試したらしい)意外と快適なんだそうです。

 

オムツそのものに拒否感や抵抗感は誰でもあると思いますが、ケアマネさんが旅行前に、「カメラマンや記者さんだと、若い人でもオムツを穿いて仕事をするんですよー」と話をされたとか。ナイスフォロー!

 

誕生日のプレゼントは、電動歯ブラシ。封を切っていないペットボトルの蓋を開けられないですし、手首を返す動作も難しそう。気に入るのか面倒がるかわかりませんが、あとは口に入れて電源ボタンを押すだけ。

 

「やってみてね」と置いてきました。

インフルエンザや肺炎の予防にもなるので、歯はキレイにしてほしいんだけどな。

 

たぶんこれからが本格的に人手が必要。風邪をひいたら実家に出入りすらできなくなるので、自分の体調管理にも気を付けます。