空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

高齢者の旅行にあったらいいなと思うもの、あって便利だったもの

今回の旅行で、無くて失敗したな!と思ったものがあります。

それは、どこでも使えるクッション。

「大判のバスタオルなら、どこへでも持って行けるしいいかも」と思ったのに失敗。

長時間座っているとお尻が痛くなるそうで…

 

こういうものがあると、帰ってきてから判明

床ずれ防止用に色々な形状のものがあるのですが、父はまだ寝た切りではないのでこのカテゴリーから物を探すという考えがすっぽり抜け落ちていました。

 

普段、家の中ではこれが大のお気に入り。

メーカーさんでは、小さいクッションは作っていないようなので、似た素材で探すなら介護用が手っ取り早いのかなと思った次第。

 

クルマの中、音楽ホールでの座席と比較的長い時間座る場所が複数あったので、持ち運べるものが便利です。介護用なら洗えるし。 モノによって違うようです。

 

あと欲しかったものが、軽め・大きめのトートバッグ

 

ウエットティッシュ、ポケットティッシュ、毎食毎の薬、ペットボトルの水、ゴミ袋、タオル、ひざ掛け、(クッション)などなど、ちょっと休憩するにも、移動するにも持ち歩くものが結構ありました。

今回はレジ袋で代用しましたが、できれば軽い素材でなんでも放り込めるトートバッグがあるとよかったです。レジ袋だと自立しないし見た目もイマイチで楽しくないです。

 

 

あって便利だったもの

  1. ひざ掛け、体温調節用の衣服(今回は薄手のダウンベスト)
  2. 大判のウエットティッシュ
  3. サービスエリアで単品の「お味噌汁」
  4. ファミリーレストラン
  5. 多機能トイレ

 

1.ひざ掛け、体温調節用の衣服(今回は薄手のダウンベスト)

 

体温調節ができない父は、信じられないくらいに寒がります。マイカーで長距離移動するときは、山間部のサービスエリアなど高度がある=市街地より寒いので、サッと着られるものがあると便利。

この時期(10月初頭)、コンサートホールやレストランでも意外と冷房が効いているので、ひざ掛けが大活躍でした。

 

2.大判のウエットティッシュ

 

水道がないところでのおしぼり代わり。ほか誰でも、何でも使えて便利。

 

3.サービスエリアで単品の「お味噌汁」

 

今回、お弁当と一緒に出して大ウケだったのがこちら。父は水分をあまり摂らない代わりに、毎食汁物を欲しがります。

保温ポットにお湯+カップみそ汁でもよかったのですが、クルマで荷物が運べると言っても、大型の保温ポットまで持ち歩くのは無理。サービスエリアのフードコートで単品でたまたま買えたので大変ラッキーでした。

 

4.ファミリーレストラン

 

ドリンクバーで、年代がバラバラでも、好きな飲み物を選べるのが便利。単品で軽食やちょっとつまめるものが多いのも助かります。

普段は「体に良いもの」中心の食生活なので、たまのお愉しみにファストフード系のメニューもありがたい!

最近はモーニングメニューを扱うところも増えてきているので、和定食があるのもうれしいです。

 

5.多機能トイレ

 

一刻を争う時に、大概空いているので助かります。乳幼児連れ、妊婦さんの他に高齢者も使えます。今回行く先々に多機能トイレがありました。

最近のサービスエリアで、一般のトイレで個室の空き状況を知らせるモニターがありますが、高齢者が初めてあのシステムを見て、付き添いなしでは用は足せません。

今回も、最初の休憩時に男子トイレの入り口でドンドン抜かされていたので、多機能トイレに移動しました(私は男子トイレだと中までついていけない)。まだトイレの介助は必要ありませんが、杖の取り回しもラクで、ゆっくり落ち着けるようです。

 

何回か利用するうちに慣れてきて、手洗いまで1か所で終わるので本人もトイレの不安がだんだん小さくなっていたのがわかりました。

 

もっと気軽にお出かけしたら 

  

多機能トイレやスロープ、幅広い年代に対応できる食事メニューが揃っている…普段意識しないところが高齢者対応になっていて、世の中ちゃんと進んでいるんだなと実感できた旅行でした。

 

こんなに長距離の移動ではなくても、時々は近場のピクニックや、近所のファミレスなど、外出の機会を増やしてあげられたら楽しいよね…と思いました。