空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

子どもっぽいことも、きれいな物も、ハプニングも失敗も楽しむ

昨日の記事です。今回の旅行はやたら楽しかったので、どうしてなのか振り返ってみます。 

fukulife.hatenablog.com

 

今回の目的

今回、どうしてもやりたかったのは

  • 箱根神社へお参り
  • 海賊船に乗る
  • 大涌谷で黒たまごを食べる
  • ゆっくり美術館に行く(できれば2か所)

でした。

 あと、行きの特急電車の中で決めたのが、こちらのスタンプラリー。どう見ても子ども対象なんですが、なんだかやりたくなってしまいました。

www.odakyu.jp

子連れ旅行をしていた頃は、子どもが喜んでいれば親まで一緒にやる気も無かったのに、不思議。

およそ50分の1の割合で、キラキラノートがもらえるかも!という文句にもノリました。

海賊船だってそう。「箱根旅行」というだけで、お天気次第で乗れなかっただけなのに、後悔がずーっと残ってた。

 

知らないうちにガマン?そんなこと考えもしなかったけれど

あと、子連れだとどうしても大人のようには移動できないので、フリーパスを活用しきれないストレスみたいなものもあったかな。

ムリなスケジュールより、時間を取って半日とか、1日ずっとテニスしてる方を喜んだりとか。

美術館も年齢によっては喜ばないしね。

そうか、その時の気分で「行きたいところに行けるような旅行」がしたかったのね。

 

なるほど、夫婦だけの食事とかデートって大事なわけだ。忘れがちだけど。

 

いつもとは違うもの、きれいなものを見るって大事

箱根湯本までは特急列車、帰りは在来線に乗ったのですが、改めて特急の良さを感じました。

走る路線が通勤路線と重なっていることもあるけど、「旅行に行く気分」が味わえるのは断然特急列車。静かだし、座席は広くて快適だし、お弁当が食べられるし(朝食抜きだったので腹ペコ)。隣の列車を見ると通勤ラッシュだし(逆方向ね)。

帰りも特急にすればよかった。新宿に着くまで旅行気分を感じられたのにね。

 

美術館では、贅沢な時間を満喫。都内の美術展では、大概混雑するのが普通で落ち着かない。この間のミュシャ展も大混雑で参りました。

ピカソシャガール展」も、展示数では都内の開催に負けない規模。これをゆったり楽しめたのは良かったです。

常設展のガレのコレクションもよかったし。

 

ガレの展示に刺激されて、翌日行ったラリック美術館がまた素晴らしい。ガラス器やジュエリーだけの展示ではなく、サロン丸ごととか、同時代の室内の再現など空間全体の装飾展示もありました。

ミュシャ風のステンドグラスなど、室内の家具との調和にまたため息。はー

で、元は喫茶室として作られていたコーナーの窓から見える睡蓮の池。モネの絵そのままの庭です。

 

また、ラリックが装飾を手掛けたオリエント急行の車両がそのまんま展示されていて、実際にどんな状態でガラスパネルや照明などが使われていたのかが目にできます。

贅沢な空間って、こういうものなんだなあとため息。

 

ため息ついでに、カフェのテラス席でランチを楽しんできました。よく手入れされたお庭を眺めながら、静かで穏やかな時間でした。

次に来るなら、モーニングをここで取りたい。

 

今は特別期間中で入館チケットで車内の見学できますが、期間終了後はティーサロンとなるため、サロン利用者以外は車内を見ることができません。

www.lalique-museum.com

 

普段、「自分が何が好きなのかよくわからない」ってあると思うんですが、気になったものを片っ端から見ていくと、「これは好き」「これは嫌い」ってできそう。

シャガールはちょっと苦手かも。とっても愛妻家だったのが伝わってくるけれど、ポストカードが欲しいかというと、違う。

 

旅行にはちょっとしたハプニングが付きもの

今回、宿泊+外部の温泉施設利用券の宿泊プランだったけれど、チェックイン(15:30ごろ)した時に知らされた夕食時間がなんと17:30。

その温泉施設券は1日のみ有効だけど、夕食後には外へ行ってまでお風呂に入りたくないし(雨がパラついていた)、翌日の営業開始時間が11:00。

8時半にはチェックアウトする予定だったし、その時間から温泉だとあとはもう帰るだけで行きたい場所には行けないことになる。うーん。

 

で、その券を使わないということもできたけれど、外湯に興味もあったので、17:30に戻ることを目標に、16:20ごろ宿を出発。

徒歩5分の場所でしたが、お風呂に入るだけなのでなんとか戻ってこれました。

 

はっきり言って、せわしなかったです。はー

 

もし次回があるとすれば、外湯はナシで。宿のスパがまた凝っていて外湯より設備が良かったです。 

 

ハプニングも失敗もまるごと楽しむ

結局、今回の旅はハプニングも失敗もあったけれど、不愉快なこと、ガマンしなければいけないようなことはなかったような気がします。

だから、余計楽しかったのかな。

お参りの効果なのか、雨が降っていたけれど、外に出る段になってやむとか、バスの停留所に大きな木が枝を広げていて濡れずに済んだとか、お天気の割には持っていた傘を一度も使わずに済んでラッキーでした。

 

来月は夫婦でお伊勢参り。こちらは以前から計画していたもの。楽しいといいな。