香りの効能2・感受性を取り戻す
ここしばらく、お気に入りの香りを取り入れるようになりました。
今まで、香料は化粧品かぶれの元だったので意識的に避けていたのですが、よく考えたら香水は直接肌につけても問題なかったんですよね。
むしろ、気に入った香りが無かった・見つけられなかったのが本当のところ。
昔使っていた香水が廃版になったこともあります。キンモクセイの香りがベースだったので、似たような香りを探したのですが、似てはいてもどこか違う。違いにイライラするくらいならやめてしまおう!となりました。
これかな?と思うものを買っても、やっぱり違うとなると使い切れないんですよね。
アロマオイルは、単体の香りだとストレートすぎ、ブレンドするには知識もないし一度に何種類も何を買ったらいいのかわからない。
ということで、最近はアンシェントメモリーオイルを使っています。あらかじめブレンドされているので単品でもいいし、さらに別のものとブレンドすることもできます。
注 この製品は芳香剤なので、香水や化粧品のように肌に付けることはできません
嗅覚は、「古い脳」に直接つながっている
五感のうち、視覚、聴覚、触覚、味覚がまず大脳新皮質(新しい脳)を通って、大脳辺縁系(古い脳)に伝わるのに対し、嗅覚は直接大脳辺縁系に伝わります。
新しい脳は理性を司り、情報の分析や認識をし、古い脳は感情や記憶、本能を司ります。
つまり、香りは「好き嫌い・心地の良し悪し・懐かしさ」などを直接呼び起こすーーーストレス軽減にもつながるーーー
健康管理情報(10/10)│ストレス解消法 〜アロマテラピー〜
(日本成人病予防協会HPより)
ということらしいのですが、アロマテラピーには今まで興味が無かったので、今回初めて知りました。なるほどー
左右の手を組んで、右脳を使うタイプか左脳を使うタイプか見ると、私は右手が上に来ます。FPのお師匠さまにも「あなたはバリバリの左脳(理屈で物を考える)タイプよねー」と言われたこともあり、のんびり生活を始めた4月以降、なるべく頭で物を考えないようにしていたわけですが、「香り」アイテムは悪くなかったってことですね!
で、「感じた」効果は?
前置きが長くなりすぎましたが、あくまで私の感じでは、
- リラックスできる
- 過去の出来事を振り返ったり、違和感の原因を突き詰めたりがやりやすい
- 突き詰めきれないことが思い浮かぶことが多くなった
です。
1.リラックスできる
香りそのものを「いい香り~ほわ~」と楽しんでいます。
「手放し」「繁栄」などの目的別になっているので、自己暗示をかけやすい(笑)。ゲン担ぎレベルで楽しむ。断捨離ははかどっています。単純!
2.過去の出来事を振り返ったり、違和感の原因を突き詰めたりがやりやすい
考えたいとき、何か思いついたときはノートに書きまくっています。途中で落ち込んだり悲しかったりイライラしたりを和らげてくれます。
ノートの効果か、香りの効果かはわかりませんが、自分の考えを「それって思いこみでは?」「それって劣等感の裏返し?」「なぜ上から目線?」と自問自答できるようになったこと。
これはすごいことで、今までは「学習したこと」「意識上で取り込んだこと」だけで自分の考えってできていて、それを問いかけるってことをしなかったから。バリバリ世間的な常識とか。
3.突き詰めきれないことが思い浮かぶことが多くなった
ノートを使って現状を書き出す作業をしている人のブログってたくさんあって参考になるのですが、私はなんだかそれが上手くできません。なぜ?それはどうして?ってやってみても深くは問えなくてスッキリしない。
パタッと手が止まったり、頭の中が真っ白になったりします。
そういう時は、たぶん直視したくないことがガンコに凝り固まっているので、それはそれとしておいたまま放置したり、眠ったりします。
そうすると、寝起きの直前にふっと答えが降って来る。私の最大のこじらせポイントは、「嫌な自分は切り捨てる」でした。顕在意識の上では、嫌な自分だって十分自覚しているから、思考だけではうまくたどり着けなかったのかも。
うーん、これだけでも香りってすごいんですねえ。これからも上手にお付き合いしたいです。