空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

母のホンネ

母の日だからと言って、希望しないプレゼントはない私と母。「来るんだったらついでにがんもどき買ってきて~」とかならある。

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で、週明けの昨日に電話でご機嫌伺い。

 

「しんどくて動けないわー」「でもやることがたくさんあってー」「垣根の剪定もそろそろやらなきゃ」「時期的に煮物の材料がないわよねえ。夏大根は煮てもねえ」

 

などなど。世間話いろいろ。

 

話題はいつの間にか病院通いについて。

母はかかりつけの病院で定期的に血液検査を受けています。数値を維持するために、それはもう神経質なほどに食事や運動を意識。体調で「これはおかしい」と思うと、かかりつけ医にすっ飛んでいきます。

 

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いつだったかも、「ヘンな咳が止まらない。肺がんかもしれない」とか言うので、(ちなみに定期健診を欠かさず受け、毎月の通院もさぼっていません)聞いてみました。

私「何、お母さんは病気になりたいの?」

母「そうじゃないけど、咳が止まらないから」

 

先日もいつものように「これはどこか悪いところがあるんじゃないだろうか」と思うことがあったそうですが、担当の先生(もう長年の付き合いです)に、

「〇〇さん(←母です)は、頭で病気を作っているからねえ。普段の食事を続けていたら問題ないですよ」

と言われたそうです。

 

内心「そうだよなあ、傍から見ててもそう思うもん」と思いながら聞いていたところ、母 「だって、心配でどうしようもないんだもん。私は気が小さいのよ!」 

 

一気に脱力。

 

だって現役時代の母は、販売の仕事をしていたときに、商品に難癖付けて値引きを迫るヤ〇ザ相手に一歩も引かず、逆に定価で商品を売りつけた気分よくお買い上げいただいたとかの武勇伝があるくらいの人なわけで。

 

私にしたら、母=強い カンペキ 几帳面 ちょっと口うるさい

 

そんな、気が小さいって。誰が?

 

そうですか。じゃあ、がんもどき買って持っていくことにしよう。