三十三観音カード~世間は私が何をしようと知ったこっちゃない
昨日、ファイナンシャルプランナーのお師匠様のところへ行ってきました。先日、ちょこっとお手伝いしたことで「お礼に」とランチをごちそうになったのでした。
その後、事務所で近況報告をした時に、「観音様カードって知ってます?」と聞かれて、初めてカードを引いてみたのでした。
↓ これは全然別のカードです。写真がないと寂しいのでお借りしたもの。
33枚の観音様のカードをシャッフルして、3枚選び、並べます。引いたカードは、
現在:遊戯(ゆげ)観音さま
課題:一如観音さま
近未来:衆宝観音さま でした。
それぞれのキーワードは、うろ覚えになります。意味違うかも。
遊戯観音さま:遊び戯れる。楽天的、ゆとり、何があっても大丈夫。
一如観音さま:パワーが強いカード。天変地異。勢い、強さ、激しさ…
衆宝観音さま:リスクテイクして得られる精神的・物質的な豊かさ、セレブリティ
自分の本音と向き合え!
パワハラで心身ともにダメージを受けた子の療養生活は9か月目。最近やっと自発的に家事をしたり、体力を取り戻すために散歩へ出かけたりできるようになりました。
一人ではよろけて外を歩けず、入浴する体力がなくてシャワーを浴びるのもやっとだった最初のころを思うと、ずいぶん回復したものだと思います。
もう、パワハラ=傷害罪 にしてほしいくらい。例えば骨折なら、全治1か月で重症でしょう?1か月ではとても回復できるものではありません。
このことに限らず、ほかの家族の入院が重なったりして、それがいつも「そろそろ仕事に本腰を入れよう」としているタイミングだったため、「仕事をしたくないためにそんな状況を自ら引き寄せている」と言われて、正直随分と落ち込みました。
でも、私がなぜ仕事をしたいのかを考えてみると、「持っている資格を生かしたい」程度なんですよね。確かに、家計改善についてのいろいろなやり方やツールを知ってはいるのですが。
そんな腹も括れていないものより、もっと優先するものがあるだろう!というのがここ2年ぐらいに起きたことの意味だったのかもしれません。
仕事をする前に、もう一度自分の本音と向き合え!という出来事だったのかなと思います。
子どもと向き合う機会でもあった
約7年間という長い反抗期の間、親子の間にはろくな会話がありませんでした。まもなく社会人生活が始まってしまい、たとえば健康を維持するための基本的なことを伝えきれずにいました。
健康であれば、お金のことや仕事のことは2の次3の次で構わない。
体の働き、脳の働きを維持するには、それなりのエネルギー補給も休息も必要です。
これまでの苦しかったことや悩み、くやしさなどを吐き出させながら、基本的な生活スキルを身に付ける時間が取れたことは、私たち親子にとっては良かったと思っています。
根拠はないけど大丈夫!
さて、ここで冒頭のカードの話に戻ります。
現在を表す遊戯観音さまのカードは、きっとそんな状況を表すのでしょう。家族にトラブルがあっても、仕事にトラブルがあっても、本音を出しても、世の中何とかなるよ!という心境です。
もっとも、私に対して寛大な夫や家族あってのこと。ありがたやありがたや。
課題を表す一如観音さまのカードは、正直よくわかりません。私自身、今何かをやりたくてエネルギーにあふれているどころか、バッテリー切れでエネルギーゼロだからです。
かといって、何かに疲弊して消耗しているわけでもありません。自然に放電した状態。
やりたいことはありますが、目先の「とにかく楽しめること」「いつも機嫌よくいること」が今の目標なので、意識が低いといえば低い。
それで、ファイナンシャルプランナーとして今後どうするの?ってなったときに、今までは、周囲の人たちの活動と自分を引き比べて、落ち込んだり恥ずかしかったりしていたわけですが、お師匠様曰く、
そんなこと周囲は全然気にしていないって!(爆)
このブログ記事がほとんど読まれていないのに、「もしかして知り合いに読まれていたらどうしよう」とかほとんどあり得ない心配をしているのと同じだってことにようやく気が付きました。
だから、何かをやってもいいし、やらなくても全然かまわない。自分が心から何かをやりたくなったらやればいいだけかなと。
近未来を表す衆宝観音さまのカードは、セレブかどうかはさておき、25年間リスクを取りながら計画的にやってきたおかげで、生活の基盤はできていることの表れかなと。経済的に全く自由なわけではありませんが、少なくともお金を理由に自分を抑えることは格段に少なくなりました。
だから、より仕事に誠実になれる。
逆に言うと、何かをやらない時に「お金がないから」という言い訳もできないなあ。
部分から全体に「自分を大切にするということ」
客観的に言うと、私は良妻賢母ではありません。家族のために甲斐甲斐しく務める妻でも母でもありません。
バレンタインデーのチョコは、夫が私にプレゼントするものです。
週末、家飲みで酔っ払って寝てしまっても、家族は笑って見ていてくれます。
家の中では、私は自分にとても正直です。
それでも、とてもたくさんのいいことに恵まれてきました。家でも懸賞でも「必要な時には必ず与えられる」と思ってきました。
(与えられるといっても、家がタダでというわけではなく、いい物件と巡り合えるチャンスがあるということ)
でも、私は家の外でそんな風にはできませんでした。そんなことをすれば「わがままな人」「自己中な人」もしかしたら「頭のおかしい人」と思われるのが怖かったのです。
仕事のできる人と、できない自分を比べて落ち込んだり。きちんと仕事ができる人は、それなりの積み重ねをしてきた人です。比べるなんてそもそもおこがましいのです。
できることを、できるだけやればいいや。何か言われたときは、それは自分で引き受けよう。
やっと開き直ることができたかもしれません。
これで自分の気持ちが整理できたかも。お師匠様、ありがとう!