炊飯器が変わってもおいしいご飯が炊けるコツ
昨年、炊飯器を買い換えました。それまでの炊飯器は7年くらい使いました。
この機会に鍋で炊くことも考えたのですが、私以外の家族に残りご飯の扱いができそうになかったので今回はやめました。夏場でも放置されそうです。
買い換えた炊飯器は今までと勝手が違う
さて、新しい炊飯器は湯気の出ないタイプだったのですが、どうも水加減が難しい。以前のように、固めに炊きたいときは水を少し減らすなどがうまくできません。増やすと思う以上に柔らかくなってしまったり。
今までと同じでは減らしすぎ・増やしすぎになってしまうのか、ごはんの甘みが感じられなかったり、パサついたり、柔らかすぎたり。
解決方法は実にシンプル
解決方法は、こちらにありました。
先週のエントリーにも書きましたが、この中の「汁飯香(しるめしこう)のお話し」から。
方法はあっけないほど簡単。
- お米を研ぐ
- ザルに上げて40分置く
- 量ったお米と同じ量の水(米3カップなら水3カップ)を入れて炊く
吸水は終わっているので、すぐに炊き始めることができます。早炊きでも大丈夫。炊飯器を変えてから、一番おいしくご飯を炊くことができました!
試しに2カップ(2合)で炊いてみたのですが、ツヤがあり、ふっくら。甘みも感じられてべちゃべちゃしていません。
お米の乾燥具合にあった吸水は、お米に任せてしまえばよかったんですね。
夏場はどうすればいいの?
今はお弁当がないからいいのですが、夏場は前の晩から炊飯器にお米と水を入れておくことができませんでした。さすがに8時間とか加熱しないまま置いておくのは悪くなりそうだったからです。朝5時に起きてお米を洗い、給水時間を見て炊き上がりは6時半。
ところがザルに上げておいたお米は、ポリ袋に入れて冷蔵庫に入れておけばいいそうです。翌朝そのまま水加減をして早炊きでOK.
もし朝使えなくても、夜帰宅してから炊けばいいとのことですが、長く置くぶん味は多少落ちるそうです。
うまく炊いたご飯で食事の満足度が上がる
たきたてご飯なら卵かけごはんもいいし、たとえば焼き魚と具だくさんのお味噌汁があれば立派に食事ができます。
ご飯の満足度が上がることで、おかずに対する満足度のハードルが高くなりすぎないのかもしれません。
毎日毎日手の込んだおかずを作ることは負担になりますが、基本を押さえておくことで家事にもメリハリをつけましょう、そのための基本形が汁飯香(しるめしこう。お味噌汁、ご飯、香の物)なんですよ。
というお話でした。
ほかにも食事に関するヒントが凝縮された特集です。
詳しくは本誌で。