思い込みを手放して手に入ったこと
昨年の3月、持っていた資格の主催団体を退会しました。同等の国家資格の方はまだ持っています。
退会するまでは、「なんとかこの資格を仕事に繋げられないか」といろいろ試行錯誤したのですが、自分の力不足もあってあきらめることにしたのです。
退会以降変わったこと
会員の資格維持のためには、2年ごとの更新のタイミングまでに講習受講や活動などで一定数の単位取得が求められます。
一番簡単なのは団体認定グループ主催の勉強会に参加することなのですが、昨年までの2,3年は家族の入退院などでなかなかその機会も持てませんでした。なにより気力なしだったので。
ところが退会してからの方が、勉強会の参加にしても、単位取得の通信教育についても容易になりました。
職場の社員教育制度の変更があって、アルバイトに対しても、会社の通信教育のリストにある講座なら、一定額を上限に半額補助が受けられるように!
グループ会社に金融部門もあるので↑上記資格維持のための講座もあって、勉強会への参加も含めると、2年分の単位のほとんどを1年で取得できた計算になりました。
退会したのでもう関係ないんですけどね。
周囲からの相談が増える
上記資格がお金に関係することもあって、昨年あたりから急に身近なところでちょっとした相談を次々受けることになりました。
家庭内のもろもろについては、これまでもずっと受け持ちたっだんですけどね。
「相続後の手続きにはどんなものがあって、どこから手を付けたらいいの?」
「遺族年金には税金はかからないの?」
「ふるさと納税の限度額はどうすればわかるの?」
「年の途中で退職したら確定申告は必要なの?」
「年金をもらいながら働くと、年金は減らされるの?」
生きているとお金と公的な制度ってついて回るものですね。自分で考えているよりもずっと。
資格取得の一番のメリットは?
1.悩む時間を減らせる
広く浅くの知識ですが、それで却って自力でカバーできることと、専門家に任せることの切り分けに見当がつくようになりました。
「自分でできるのはここまで。あとは役所の窓口に直接確認するか、専門家に依頼する」
「どの役所、どういう専門家を探せばいいのかだいたいわかる」
「ちょっとした説明をすることで、『よし、それならすぐ実行できる』と思ってもらえる」
2.申請しないともらえないお金があるのを知っている
子どもが療養中に受けていたのが、健康保険組合から支給される傷病手当金。
新卒入社1年後くらいのことで、収入もそれほど多くない時期。
期間も上限までの利用ではありませんでしたが、それでも約100万円ほどにはなりました。
実家暮らしでまだ負担も少なかったとはいえ、住民税や健康保険料、国民年金など無収入でも支払いは結構あるものです(条件によっては免除されるものもあり)。
資格がなくても、こういう本がある!