空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

運の良しあしの分かれ目~Aさんとのその後・2

どの職場にも、気の合わない人っているものです。 

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 私の仕事内容が変わってからも、人数の関係で以前の作業をすることもありますが、Aさんとは当たり障りのない距離で接しています。

 

世の中が少し見えたかも

 

繁忙期、ベテランさん数人が臨時で応援に来たことがありました。私やAさんは入ったばかりなので、ベテランさんとは面識はありません。

 

その頃には、私は別フロアに移った後だったのですが、たまたま元の作業をしに戻ったところ、ベテランさん同士の会話が聞こえてきました。

 

「それ、むこう(Aさんの作業場所)に渡さなくていいの?」

「いいんじゃないの。本人が要るって言ってないし」

 

ベテランさん達は、容器から中のものを出す作業、Aさんは容器から容器へ移す作業をしています。

空いた容器は、各自がその作業場所に持って行くこともあるし、手の空いた人が数か所で回収してもっていくこともあります。

ほんの数個のことですが、時間に追われているのがわかっているので、そうやってさりげなくサポートしてくれるのです。

 

同じ部内だけではなく、部署間でもちょっとした手助けをすることはよくあります。

 

ベテランさん達は、応援で入る時には丁寧にあちらこちらで挨拶をされ、差し入れまでするほどの気の配りよう。決して態度の悪い人たちではありません。

たった数日で、そう言わせてしまう何かがあったのでしょう。

 

背筋がスーッと寒くなりました。

 

同じ場所にいるのに、運の良しあしが違う理由

 

おそらく私が職場に持つ印象と、Aさんが持つ印象は違うのでしょう。Aさんはよく不満を言っていますから。

 

同じ場所にいても、運気のいい人と悪い人がいるのはもしかしたらこういうこと?

 

初詣に行って神様にお願いをしたり、おみくじを引いたり。運は神様や、目に見えない何かが運んでくるような気でいたけれど、そればっかりじゃない。人が運んで来る運だってきっとたくさんある。

 

他人に媚びへつらえと言っているわけではありません。お互い気持ちのいい態度でいるのって大切。

 

こういうことが見えてきたので、考え方の違う人に対して、前ほどイライラしなくなるかもしれません。

 

「そういう自分は、どうなの?大丈夫?」って。人のことを構っている場合じゃないもんね。