先生へ近況のご報告
先生こんにちは。ご無沙汰しております。
欠席しがちの勉強会でしたが、いつも気持ちよく迎えていただき、ありがとうございました。
今日はその後のご報告です。
4月から休職していた夫ですが、先月から転職先で働き始め、無事に1か月が経ちました。
メンタル系疾患では、完治ではなく寛解ということらしいので、今後も注意は必要なのですが、幸いにも夫に合った社風の会社だったようで、落ち着いて通勤しています。
子どもも仕事に四苦八苦しながらも、こちらもまた穏やかな社風のところで、近々家を出て自活することになりました。
度々とんでもなく血圧を上げて救急外来のお世話になっていた母(私の予想では心因性)も、かかりつけ医と、総合病院(心療外来)の連携で適切なタイミングで治療を受けることができ、落ち着いて過ごせるようになりました。
今までも、同じ心療外来にかかったことはあるのですが、あまりにも筋道を立てて考える性格のため、「あなたにお出しするお薬はありません」と言われて終わってたんですけれども。
というわけで、一気に物事が片付いてしまい、半ば放心状態で過ごしています。
かつては、自己肯定感の低さをFPの知識でカバーしようとしていましたが、あまりにもお金に関して近視眼的な見方をしていた当時の延長では物事を考えられなくなりました。
今ではもう「外で稼いでいない主婦は肩身が狭い」とか全然思いません。だからと言って、外で働くことを非難してはいませんし、そうできることはもちろん幸せなことだと思います。
私自身は、2か月ほど前から早朝3時間の軽作業のアルバイトで体を動かし、ずっと迷っていたピアノのレッスンに通い始めました。楽譜も読めませんので入門編から始めて、やっと初級です。おかげ様で体調はとても良く、増える一方だった体重も2キロほど減りました。
以前勉強会でされた質問、その時はうまく答えられませんでしたが、今なら、
「患者さん本人にとって家庭が安心できる居場所であれば、仕事はやめる必要はない」
と答えます。
症状によって目が離せないとか、長々と吐き出される本人の思いを受け止めることは、少なくない時間を取られることであり、お仕事との両立が大変であるかもしれません。お仕事のペースを落とさざるを得ないかもしれません。
でも、だからといってお仕事を手放す必要はないです。私は恐怖感に負けてしまいましたが。
信頼できる医療機関をぜひ頼ってください。
ここまで書いたら、なぜか泣けてきました。なんだかいっぱいいっぱいです。他の方のご相談を受ける余裕はどうやらなさそうです。
先生と、勉強会の皆様のご活躍を応援しております。天候不順や災害の多い今年ですが、どうぞ御身お大切に。