お金を道具として使いこなすことはすべての基礎。見失いがちなその後について。
ちょっと前に見つけたツィート。
将来独立するであろう新入社員に向けたあれこれ。
アシスタントをしてくれている弊社スタッフのことを考える時間が増えてきて、ふと思い出して読み返したけど本質。 | 社員がフリーランスになる前に教えておきたいことhttps://t.co/rRzCkwCo5S
— Chiharu Kodama / THE GUILD (@chiharukodama) 2018年4月13日
内容については、リンク先を見ていただくとして。
日頃、お金対して、恐怖感、羨望、軽蔑その他もろもろの「てんこもりでおどろどろしい感情」を乗っけているのを見る機会があります。
でも、お金って目的でなくて手段。何かを手に入れるための道具なので、ドライに考えてもいいんじゃないかな。
使う目的があるから貯める。
もしもの時のリスク回避のため。
将来の可能性を広げるため。
っていうように。
独立の基礎となるお金の考え方
リンク先には全部で11項目挙げられているのですが、最初の方のお金に関するところの見出しだけ引用します。
1:収入の一定パーセントを貯蓄しなさい
2:生活資金を半年分ためなさい
3:キャッシュフローの重要性を学びなさい
4:目先のお金で仕事をしてはいけません
3:はちょっと特殊というか、自営業のリスク回避の技術的なことです。サラリーマン家庭では、あまりなじみのない考え方かもしれません。でも、こういうのを知っておくのは大事。
これらは、独立する/しないに関わらず必要な、家計の基礎となる考え方でもあります。
ウチの夫は今まで何度か転職をしていますが、その度に感謝されることがあります。上記の1,2はクリアしているので、「お金を理由に、交渉で弱い立場になることはないから」だそうです。 住宅ローンだの教育費だのは、別途対応が必要。
最近ちらほら見かける「高額な住宅ローンを残業代を当てにして返済している」は危ないんじゃないかなあ。今の勤め先で残業時間が減るかもしれないし、転職した先で残業できるか、残業代込みの基本給が得られるか、わからないし。
自分を実物以上に見せたかっただけなのがわかる
で、今まで家計のお金はずーーーーっと私が見てきて、今ウチが安定しているのはそのおかげ。
なんだけど。
上記の11項目を見たら、お金に関することは、全体の基礎部分でしかないことがわかります。
その上に、どんなものを乗っけていくのかを考えないといけない。
これを見て、私は本当に恩着せがましかったというか、自分をよく見せたかっただけなんだって気が付きました。そこにいろいろな感情を乗っけていたの、自分じゃないの!
ゲロゲロゲーだわ。
私は道具を整えただけ。
そこに何をどうやって乗っけていくの?
お金を貯めたその先の、一つの考え方を見たことで、今までずいぶん視野が狭かったことがわかりました。