空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

外出途中で呼び戻される

昨日はお天気も良かったし、久々にFPの勉強会に行こうと出かけたのですが。

 

「今朝また血圧が上がって〇〇〇(数値)。降圧剤飲んで寝てる」とスマホにメッセージ。

 

わー

 

その日は午後2時ごろ帰宅予定。母は安静にしているとしても、父はどうなる?この時間だと朝ごはんまだだよね?起き上がるとき自分で掛布団をどかせないよね?

 

あかん。出かけてる場合じゃない。帰ろ。途中下車して下りホームへ。

 

スマホって便利。

勉強会の主催者に急遽欠席の連絡と、母へ「このまま戻って電車で行きます。〇時着予定」っていうのと、帰宅が遅くなりそうだったので、家族へその旨メッセージ送信。「今日はデパ地下のセールがあるから、何か買って帰るよー」と夫。助かる。

 

煮物と酢の物が冷蔵庫にあるから、それでなんとかなる。うん。

 

食事は栄養を取るだけでないんだなあ

 

実家へ行くと、父も母もそれぞれベッドで安静にしている。やはり父の朝食がまだなので、野菜入りのおかゆを作る。最近は食が細く、1日2食なんだとか。

前回「永谷園のお茶漬けのもとでごはんを食べたい」と言って母に「それはおかゆじゃないよ」と却下されていたので、野菜を刻んで炊いた味付けしないおかゆに、「これかける?」とお茶漬けのもとを見せると「そう、それそれ」と笑顔。

 

焼いてあった焼き鮭のほぐし身をのせ、ふりかけをかけて出す。

 

でもあまり箸が進まない。うーむ。半分以上を残す。

「いつもいつも同じもの(おかず)なんだよなー」

うわーそれお母さんが聞いたら激怒すると思うよ。小食だから余計に、栄養不足にならないように必死なんだから。

 

でもね、父がそういうのもわかる。食事=「義務的に栄養を取るもの」だと楽しくない。だから、私や弟が時々顔を出して一緒に食事をすると、思いがけずたくさん食べるのは、楽しいからだよね。

旅行中もびっくりするくらいたくさん食べてたもんね。

 

父の食事がすんだころ、母が起きてきて「(つくりおきの)お昼ごはん出して」。で今度は私と母の食事。父には果物。

 

母に頼まれて、スーパーへ買い物へ行って、おかずの作り置き。ひき肉は珍しく脂が少ないものが手に入る。鶏もも肉は皮と脂は取り除く。おひたしやサラダ代わりの刻み漬けなど野菜のおかずはあるので、お弁当のおかず的なものを作る。

 

 

 

無理をし続ける母に怒る

 

母はといえば、安静にしていないといけないのに、市内一斉清掃があるからと裏庭の掃除をしている。「だって、誰もやってくれないでしょ?」

私もさすがに怒る。何のための安静で、私は何のために手伝いに来てるわけ?

「じっとしていないんだったら、私は来ないからね!」

 

年寄りが手が回らなくて1度くらい掃除をしていなかったからと言って、お隣さんがそれほど文句を言うとも思えない。ずっと放置だと話は別だけれど、事前に行ってもらえればやりようはあるはず。

私も弟も隣接の市町村なので、実家がある自治体のスケジュールまでは把握しきれない。

 

ウチの夫もそうなんだけれど、母はじっとしていられない性分だ。常に動いていて何かしらしている。今は介護をする側だけれど、される側で何もすることがないと、きっとストレスが溜まるんだろうな。

 

炊事のあとは、1階と階段、2階の階段の上り口まで掃除機をかけ、(モップで)雑巾がけ。この時点で午後5時。

 

食べるものがあると安心できる

 

帰宅途中で閉店間際の八百屋さんに寄る。

 

冷蔵庫には、がんもどきの含め煮と、キュウリとわかめの酢の物、鶏肉と野菜と豆のトマト煮。

買ってきたほうれん草をゆで、トマトを切っているところに、デパ地下のコロッケと春巻きを持った夫が帰宅。メインのおかずを作る気力なんて残っていなかったので、泣きそうなほどうれしい。ううう。

 

ウチがなんとか回っているのは、多目におかずを作っていることと、家族それぞれ何かしら料理ができるから。

作り置きなどという立派なものではなく、多く作って2,3回に分けて食べているってだけ。

 

なんとかご飯を食べられるから、疲れていても、それほど落ち込まないでいられるのを実感した日でした。