感性を認めるとラクになると今頃になって知った件
仕事をする場面で、女性であることは何かとメンドウであることも多く、元々理屈っぽい性格もあって、思考優先で生きてきました。
子どもが就職すると「これで本当に親の役目は終わったなあ」と思いましたが、それよりずっと前に「産む役割」を終えてしまって、ますます女性らしさを意識することは無くなってきました。
ところが!なのですが、ここ2,3年の「行き詰まり感」を解消するには、外から入ってくる情報ではどうしようもなく、自分と向き合うしかありませんでした。
そこは理屈の世界ではなく、感じたままを吐き出す(自分の場合は紙・ノートに書き出す)ことから始まります。極々ざっくり言ってしまうと、感性の部分は自分の中の女性性、理屈の部分は男性性となります。
今までずっと本音では、自分の弱いところ、役に立たないところは見ないようにしてきました。自分のそういうところは、意識の上ではちゃんと見えているのに。
感じたままを吐き出さなければ、私は自分の弱いところを本当に受け入れることができなくて、ずっと苦しいままだったと思います。
弱いところも抱える自分が、気持ちの上で前よりずっと安定しているのが今でも不思議。
今までどうしようもなくイヤでできなかったことや、興味がなかったことは、何かをすることで自分の弱い部分、できない部分が刺激されて苦しかったから。だって、心の底では、そんな自分は見たくないし認めていないんですから。
これからは、そうやって避けてきたところにも興味が持てれば行けそうな気がします。おっかなびっくりで。^^;
この時期に、「自分を大切にするってどういうことか」を考えるヒントをくださった方に感謝します。