空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

オイルヒーターをメーカーに引き取ってもらう。商品の送料のこと。

先日の断捨離。オイルヒーターは自治体では粗大ごみとして出せませんでした。オイルを抜けばOKだそうです。 

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 目に見える範囲で、オイルの取り出し口はナシ。ググってみると、機種によっては操作パネル部分を取り外し、取り出し口を露出させるらしい。または、本体部分にドリル等で穴をあけるとか。

そして、オイルの処分。なかなか大ごと!

 

ところが一転

メーカーHPを見ると、わが家が購入したすぐ後の機種でリコールがあり、他にも引き取り対象の機種がある様子。夫に確認してもらったところ、ウチのは引き取り対象機種ということだった。考えたら買ってからもう20年ほど経っている。

www.philips.co.jp

ここ2,3年は使っていないけれど、それまでは毎年冬場はよく使っていた。幼児が不用意に触れたとしても、即大やけど!などの事故は回避できて安心。乾燥しすぎず、部屋全体がやんわり温かくなるのがとても気に入っていた。

ヒーターに限らず、例えば扇風機やドライヤーでも、モーター部分が過熱すれば火災の可能性はある。まだ使えるのだとしても、古くなった電気製品は、どこかで安全を優先しないといけなくなる。

 

企業のもうけが使われるところ

製品を世に出した企業は、何か不都合があれば責任をもって回収する。それにも費用がかかる。ギリギリで回していたらやっていけないだろう。今回も回収は無償だ。

こういったトラブルの際に誠実に対応するのは、企業やその製品に対する信頼を失わないようにという面はある。

企業のもうけは、製品の原価だけまかなえればいいのではなくて、こういった対応にも使われる。魅力ある企業の魅力ある製品に、安すぎない相応の対価を支払うのは結局は消費者の利益にもつながるんだよね。

(全部が全部誠実な企業 ではないかもしれない)

 

買い物の送料と勘違い

ウチはカーシェアを利用していることもあって、マイカーなら持ち帰れるようなものでも配送料を払って届けてもらう。先日買った電子レンジもそう。歩ける範囲のお店に、買うかどうかわからないのにわざわざクルマには乗らない。

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ネット上の買い物で、近所では買えない化粧品や文房具などの小物を買うことがある。最近、即日配達や翌日配達、再配達で業者さんに負担がかかるのがニュースにもなって、配送を急がない場合はついついメール便を選択してしまう。

メール便は、日数がかかるが安い。でもそれだけじゃない。

誤配送や紛失の場合、送料以上は補償されない。当然だ。品物を補償するコストは含まれていない。

小さくても軽くても、高価な物ってある。人間が配達している以上、ミスは起こる。

 

以前住んでいたところは、住居配置が全く同じ、外観も全く同じの2棟の建物が並んでいた。住所表示の1棟か2棟かが違うだけ。ウチにもよくもう一つの棟の同じ部屋番号の荷物が届くことがあった。

それなりに大きさのある箱で、メール便ではなかったけれど、うっかり開けてしまいそうになることは何度もあったし、受け取りの判を押してから「あ、これウチじゃないです」となったこともある。

 

直接ポストに投函するメール便は、届けてしまえば配送完了。たぶんミスはゼロにはならない。リカバーできるサービスでもない。

 

最近は、配送サービスに必要以上の速さを求めるのはやめようって雰囲気だけれども、急がなくても、再配達せずにポストに入れておいてくれればむしろ便利であっても、品物によっては保証付きの宅配便扱いにしたほうが、売る方も買う方も配送する方もHAPPYだってことは忘れないでいようと思う。

 

うん、安いばかり気にすると、トラブルに巻き込まれるかもしれないね。