「自分は悪くない」は本当か?
バイトでとあるミスをしました(具体的に書くことができないので、わかりにくいです)。
神経を使う仕事なので、体力に問題がなくても、注意力が散漫になるとミスが起こりやすいです。
ユーザー本人の責任と言えなくもありませんが、不慣れな人には酷なものです。それに後の段階の担当者に迷惑がかかるため、なるべくなら阻止したい。後で指摘があって、とても悔しい思いをしました。
でね、今までだったら、
「どうしてあんなミスやっちゃったんだろう。もっと集中しなきゃ」
「体調管理には気を付けてたけれど、頑張りが足りなかった」
とか、自分にダメ出しをするところです。でも、ここまで書いただけでも「自分は悪くないのに」臭がプンプン臭います。
「勢い任せ」はあまりにも怠慢というか手抜きなのでは?
今回の作業は、どちらかと言うと苦手分野。心身ともに元気なときは勢いで乗り切りますが、人間そんなにいい時ばかりではありません。
回避する方法はいくつかあるのですが、自分がその時「ミスしやすい状況かどうか」わかっていないとそもそも「回避しなきゃ」とも思いませんし、前もって段取りもできません。
「最低限これだけはやっておかなきゃ」ということも整理できていませんでした。
ラクするためのリスク管理ができていないんですよね。脇が甘いというか、詰めが甘いというか。これで、「自分は悪くない」って、本当なの?ああ恥ずかしい。
それに、そもそもそれを自分一人で解決しなくても、現場は複数で担当していますから、自分より優秀な人、その作業が得意な人に交代してもらったっていい。
何もかも自分で抱え込むのがそもそも良いことなのか。それって傲慢なんじゃないの?
紙に書いたら、10~15分で到達
土日と、出かけたり家事をしながらモヤモヤしていたのですが、夕食後落ち着いたころに紙にいろいろ書き出していたら、最後にポンと「自分は悪くない」って、本当?って出てきました。
ここには書いていませんが、それまでは「ああいう態度のユーザーは大っ嫌いだ!」とか、「ムリヤリ頑張るのは自分がかわいそうなんじゃないのか」とかそれはもう情けない言葉がたくさん出てきました。
でも、情けないことはそのまま、正論で自分の感情を押し込めることもせずにどんどん書き出していったら、自分を抑え込まずにできることだってあるんだと気付けた。
今までいかに正論で自分も人も傷つけることが多かったか。あーあ。
今回はお試しで「今モヤモヤしていること」について書き出してみましたが、今の自分についていろいろと他のことも書いて整理してみようと思います。