空の見える窓から

50代、主婦。ミニマリストになりたい。

お金を整理してみて感じたこと

家計用と自分用のお財布、自分用の銀行口座のお金を整理しました。

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「お金を整理してみよう」と思った理由

 

あるイベントに行ってみようかどうしようか迷っていて、その費用を払う段になっていろいろ考え込んでしまった。

「1か月分の予算は越えちゃってるしなあ」

「気にはなるけど、自分が好きで好きでどうしようもない!ってほどでもないなあ」

「当日行けなくなったらもったいない」

「また失敗したらどうしよう」

失敗というのは、お金をかけているのに逃げ出す自分のことです。イベントの内容が期待通りではないとかではありません。 

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「失敗」については、もうやらないと自分で決める。さて。

 

 通帳を見たら、ある。ちゃんとあるよ?

 

もう一度募集ページを見ました。人気イベントなので、翌日には締め切っているかもしれない。金額を見る。あれ、さっきより「払えそう」と思う。うん、申し込もう!

自分の中でいくら使えるか、何に使うのかが曖昧になってる。

 

通帳には行先の違うお金が入っている

自分用のお小遣い口座には、バイト代と証券口座に移すためのお金がある。証券口座から入金指示を出して即移動。 

他の口座にまだ移していないお金もあって、それも移動。

残ったお金が好きに使えるお金。40万円とちょっと。諭吉さんを全部引き出してきました。

 

自分用のお財布を開いてみた

お財布の中身は、以下の通り

最近あまり使わないクレジットカードを退会。良く使うのが1枚

キャッシュカードが4枚

健康保険証

縁起物のカメ(銭亀)

クレジットカードの緊急連絡用カード

自転車メンテ用のカード

天ぷら1品無料券

 もう行かないドラッグストアのポイントカードとショッピングモールのポイントカード発見。即処分。まだあったんだー

何となく埃っぽいので、内側を拭く。カード類は12枚入るけれど、こんなにいらないな。

紙幣用が1か所あるけれど、40万円を入れると窮屈。

ラウンド式で通帳を入れることができるので、諭吉さんは2か所に分けてそちらに収納。千円札のみ紙幣用のポケットへ。

うん、ポイントカードがいっぱいのお財布より、諭吉さんがいっぱいのお財布の方が好き。 

 

整理したお財布をながめて

「お金を持っている感」は通帳と現金でもっと差があるかと思ったら意外とそうでもない。通帳の方は「持ってはいるけど無い感じ」がある。ブランド物を使わずにしまい込んでいる感じに似ている。

貯金額が大きくなると崩したくなくなるけど、それは現金のほうがより強いかも。逆かと思った。うーん、現金の方が、より「買いたいかどうかを真剣に考える」から?

 

いや、口座→クレジットカードでの買い物になっているから。今の所、カードの買い物は「欲しい物が決まってから」というマイルールにはなっているけど、現金を払うときの痛みがないからだわ!

 

通帳に色々な行先のお金を全部一緒にしておくと、「使ってはいけない分まで使うかも」で使えなくなる。逆に貯めるにはいい方法かもしれない。

 

お財布に入れる額を、例えば1か月に使うだけ入れておくのと、1年分入れておくのとを比べたら、どうしたって1か月の方はお財布の中身が縛りになる。

2万円とか3万円をその都度入れておけば、使いすぎは防げても「3か月分まとめて使って何かしよう!」っていう気にはならないかもしれない。

反対に1年分のお金で気が大きくなって、あとで困るのに1か月で使い切ったりとかありそう。

 

どうしてポイントカードにこだわるんだろう?

2016年のクレジットカードの獲得ポイントを調べてみたら、16,266円分だった。年間のカード利用と現金利用の割合はほぼ半々。

最後までふっきれなかったよく行くスーパーのポイントは、年間大体1,000円分くらい。最大でも2,000円分はいかない。利用金額が食品より少ないドラッグストアは半分くらい? 

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 断捨離と同じで、ポイントカードを使いたい家族はいるので、よく使う2,3枚は家族共用のキャビネットに移動して、お財布からはなくなった。

たったこれだけのことに、なんでこんなに抵抗感があるのかと言えば、やっぱり「1,000円、2,000円あればランチ1回分くらいにはなるからもったいない」に尽きる。でも、それくらいなら1時間か2時間働いたら手にできる。

あとは、やっぱり現金をお財布から出すってことはそれだけ「痛み」につながるんだろう。スーパーで使う金額は、現金利用の何分の一なのにね。

本当にもったいないのは、そういう日常の細かいことに頭を延々と占領されて、他のもっと大事なことが考えられなくなるってことなんだろう。

 

天ぷら1品無料券は、今のお財布には不似合いだけど残す。天丼大好き!

 

甥っ子の結婚式に出席するので、いろいろと準備

来月、甥っ子の結婚式があります。招待状が届いたのがほぼ1か月前。

結婚するのだけは春ごろ話を聞いていましたが、会場の最寄り駅とか、場所とか、時間とか夫に聞いても要領を得ません。ひー

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遠方の親族は準備することが多い

 

ようやく届いた招待状から、会場の最寄り駅、会場の種類(ホテルorレストランorその他)、開始時間をチェック。

そこから一気に次のような準備をしました。

 

  1. 開始時間から終了時間を予測し、夫&子①に翌日有休を取るように連絡。日曜の挙式と披露宴なので、ここで1泊することが決定。
  2. 家族分の新幹線チケット&宿泊プランを予約。
  3. 私と子②のフォーマルドレス他のレンタル。親族なので和装も一瞬考えたものの、暑そうなのと着付けの手配がややこしそうなので洋装に決定。
  4. 夫と子①用に、親族用のネクタイ&チーフ、夫の靴を購入。
  5. 早朝自宅を出るため、ヘアメイクは会場近くの美容室を予約(親族とは言っても、家族ではないので連絡・精算の手間から会場の美容室は利用せず)。
  6. ヒールの低い靴ばかりなので、私用にパンプスを購入。

 

出来れば口頭ででも、場所や開始時間を聞いておきたかったです。義母(新郎の祖母)が入院・手術でバタバタしていました時期で、すごく聞きにくかったのと、向こうではどうやら甥っ子に全部任せているらしく、夫に聞いてもらってもわからず(汗)。

 

おまけに先方は、こちらの出席は日帰りで済むと思っている模様。でなければ夫の実家に泊まればいいとか考えていそうですが、肝心の主婦が病み上がりの家に大人4人で泊まる心臓はありません。

遠方の親族は大変なのよ~ 

 

おしゃれを楽しむ

折角のお祝い事で普段しないようなおしゃれをするので、そこは楽しむことにしました。先月、たまたま見たダイエット番組で紹介されていた筋トレを開始。体重を減らすというよりは、見た目を少しでも引き締めるのが目的です(特に下半身)。

www.tbs.co.jp

いきなりハードな運動は続かないので、ツイストエクササイズ(スクワットにひねる動作を加えたもの)と、フロントランジスクワットを毎日1~2セット(1セット各20回)。

慣れてくると、自然に回数を増やせるようになってきました。

大体1か月くらい続けたころ、4~5㎞の距離をウォーキングしてみたら、以前よりずっとラクに早く歩けるようになりました。疲労感も少ない。

毎日のウォーキングだけでは、なかなか鍛えられない筋肉が付いたみたいです。ふふふ。

スクワットは、「筋肉付きすぎで足が太くなる」と思われていますが、ぶよぶよの脂肪はそう簡単に筋肉にはなりません。膝の関節周辺から引き締まってきます。見えないところですが。

 

あと自分用にパンプスを買いましたが、筋トレの成果か、8.5㎝ヒールでもなんとか歩けそうです。普段は4㎝が限界。そうは言ってもパンプス自体履きなれないので、会場で履き替えます。無理はしない。

不思議なことに、よくわからないターミナル駅で靴屋さん巡りをしたのですが、1件目の1足目に見た靴を買いました。

試し履きしたあと、「ほかのお店も見てきます」と一旦保留したのですが、その駅ビルの他のフロアもざっと見て、戻って他の型も見せてもらったうえで決定。

たぶん、最初に見てから30分かからなかったと思います。早かった。

 

ネット予約は本当にありがたい!

時間的な余裕がなかったけれどスムーズに予約が終わったのは、ネットで予約ができたからです。

今回お世話になったのはこちら。

 

●新幹線利用だったので

www.jrtours.co.jp

●アラフォー、アラフィフ向けドレスもあり。検索しやすい!

dress-cons.com

●遠方・土地勘のない場所での予約に

beauty.hotpepper.jp

両親を支える支援体制づくりがスタート

数日前に、母が地域包括支援センターに連絡したという記事を書きましたが、 

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 昨日、ケアマネ職員さんが面談に来て、父本人の状況を確認したり介護保険の申請の手続きを取ったそうです(早!)

※ 初回面談に来られたのは、センターの職員さんだったそうです。以下同じように訂正します。

まだ本人が自分で動けるため、介護保険の適用があるかどうかはわかりませんが、母が何より喜んだのは、今の主治医に直接連絡を取れる訪問看護師のサポートが受けられるということ。

父の入院先の病院が訪問看護ステーションも運営しており、地域包括支援センターの要請で利用手続きを取ることになりました。

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専門家がいるという安心

 

今までも、急な症状の悪化で救急に駆け込んだりということがあったのですが、時間外であっても、そんな場合には相談もできるのだそうです。もう、ケアマネ職員さんが訪問看護ステーションにも連絡を取りましたとさっき報告があったとか。本当に早い。

市町村に提出する介護保険関係の書類は、これから主治医に診断書等を作ってもらわないといけないのでそれなりの時間がかかります。

が、何より専門家がついていてくれる安心感や、そこが主治医と連携しているというのは母も「本当に心強い」と大乗り気。

 

これまで、頑なに相談すら渋っていたのがウソのようで、私も安心しました。このままでは老夫婦が孤立しそうだったからです。何より母の精神的な負担が大きかった。

私や弟たちが顔を出したとしても、医療の専門家はいないからです。

 

 

つながりは意外なところに

昨年、父が入退院するのに、というかする直前に自治会の役員を引き受けてしまい、結局は母が全部役員の仕事を代わるハメになりました。

それも、何にでもかかわる総務的な役員(副会長)だったという。(あちゃー)

毎日のようにかかって来る電話や、長時間の会議、自治体のイベントへの参加など、それはもう「なんで自分がやらないのに引き受けてくるのよっ!」と盛大に(家では)文句を言いながらの1年間でした。

 

自治会の事業のなかに、住民の交流会の運営があったのですが、住民が高齢なこともあって、時々地域包括支援センターから職員さんが体操などの指導に来ていたそうです。今回、事前の聞き取りに来られたケアマネ職員さんが、何とその交流会に来ていた方で、顔見知りだった母とその方は、玄関先で「「あらまあ!(知っている人だわ)」」とビックリ。

ケアマネ職員さんの知り合いだったご近所の方や、地区の民生委員さんが迅速に動いてくださったようで、本当にありがたいことです。

 

こうした支援を受けられる社会であって、ありがたい。

 

結局は母の努力なんだけど

母に「役員やったおかげかもしれない。人徳ね」と言ったら本人も「そうでしょ~」(笑)

でも私にしてみれば、何でこのタイミング?偶然?

私が自分と向き合うと決めた時期と関係あるように見えるのは、考えすぎ?

 

いずれにしても、父の日常生活にもプロの目が入るし、母の声も今までよりずっと明るかったので私もウレシイです。

 

 

間違えても、ちゃんと教えてもらえるから大丈夫

気持ちを静めて考えてみたら、 

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そもそも自分が何をやりたいかがわからない

 

元々、起業に関する勉強会に参加していました。自分の適性というか、他人からみたアピールポイントなどがわかるといいかなと。

自分が興味のある全く別分野のことをかけあわせるといいですよとか。

 

それが、あまりピンとこなかったんですね。手探りで試してみるとか、反応を見ながら動くとかやっては見たものの、しっくりこない。

「人前でしゃべりたくない」という、やりたくないことだけははっきりしていました。

周りは上級資格を持っている方ばかりなので、自分も資格を取ればものの見方が変わるかなとか。資格は取りましたが、結局は見える景色は変わりませんでした。

 

自分で「これをぜひ伝えたい!」ってことがなかったんですよね。なまじ、「わかりにくいことを整理して伝えること」が好きで得意だったために、「これ!」という対象がぼんやりしていました。

 

「次回までにまとめてきましょう」って言われても、できないよそんなの。

 

都合の良い言い訳のために身動きが取れなくなる

そうこうするうちに、父が入退院を繰り返すようになり、子どもが自宅療養するようになり…と強制的に自分の時間が取れなくなりました。(今は自分の時間が取れています)。

 

気を取られるどころか自分自身も消耗して、一時は本も読めなくなったし、ブログも書けないくらい頭が働かなくなりました。

買い物に行ったスーパーのレジの対応がちょっと遅いだけで、怒りが爆発しそうになったり(たぶん暴走老人の脳のメカニズムと同じなのでは?)。

 

このあたりで、「自分を大切にする」という言葉がやたら目につくようになり、 

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セッションを受けてみたら、身内のあれこれに気を取られることで、「自分が本当にやりたいことは何か」に向き合わずに済む都合の良い理由ができたということがわかりました。

途中(現状の幸せを味わい切る)は省きますが、仕事で本当にやりたいことなんてそうそうすぐにわからないので、仕事に限らず「自分のやりたいこと」「自分の欲しいもの」を意識するように。今までほとんどを理屈の世界で暮らしてきたのに、いきなり女性性が~とか感性が~とか言われたってとまどいMAX。

相当干からび切ってましたが(笑)

 

まだ起こるんかい!

そうこうするうちにまたもや追い詰められることが起きて、「自分が後ろめたいことをしているってわかっただけじゃダメなの~?」状態に。 

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↑ ここまでわかって初めて自分で腑に落ちたというか、スッキリした感がありましたし、間違えたらそれを修正せずにいられないような事が起こるんだなと。

何より、「完璧だ!」と思ったのは、今後やりたいことは、自分を大切に扱わなければ絶対出てこなかった視点だったこと。

 

やり方を間違えても、行動が遅くても、身の回りに起こることがちゃんと教えてくれる。容赦ないなあとも思うけど、これってすごい安心感です。

 

香りの効能2・感受性を取り戻す

ここしばらく、お気に入りの香りを取り入れるようになりました。 

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今まで、香料は化粧品かぶれの元だったので意識的に避けていたのですが、よく考えたら香水は直接肌につけても問題なかったんですよね。

むしろ、気に入った香りが無かった・見つけられなかったのが本当のところ。

 

昔使っていた香水が廃版になったこともあります。キンモクセイの香りがベースだったので、似たような香りを探したのですが、似てはいてもどこか違う。違いにイライラするくらいならやめてしまおう!となりました。

これかな?と思うものを買っても、やっぱり違うとなると使い切れないんですよね。

 

アロマオイルは、単体の香りだとストレートすぎ、ブレンドするには知識もないし一度に何種類も何を買ったらいいのかわからない。

 

ということで、最近はアンシェントメモリーオイルを使っています。あらかじめブレンドされているので単品でもいいし、さらに別のものとブレンドすることもできます。

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 注 この製品は芳香剤なので、香水や化粧品のように肌に付けることはできません

嗅覚は、「古い脳」に直接つながっている

五感のうち、視覚、聴覚、触覚、味覚がまず大脳新皮質(新しい脳)を通って、大脳辺縁系(古い脳)に伝わるのに対し、嗅覚は直接大脳辺縁系に伝わります。

新しい脳は理性を司り、情報の分析や認識をし、古い脳は感情や記憶、本能を司ります。

つまり、香りは「好き嫌い・心地の良し悪し・懐かしさ」などを直接呼び起こすーーーストレス軽減にもつながるーーー

健康管理情報(10/10)│ストレス解消法 〜アロマテラピー〜

(日本成人病予防協会HPより)

 

ということらしいのですが、アロマテラピーには今まで興味が無かったので、今回初めて知りました。なるほどー

 

左右の手を組んで、右脳を使うタイプか左脳を使うタイプか見ると、私は右手が上に来ます。FPのお師匠さまにも「あなたはバリバリの左脳(理屈で物を考える)タイプよねー」と言われたこともあり、のんびり生活を始めた4月以降、なるべく頭で物を考えないようにしていたわけですが、「香り」アイテムは悪くなかったってことですね!

 

で、「感じた」効果は? 

前置きが長くなりすぎましたが、あくまで私の感じでは、

  • リラックスできる
  • 過去の出来事を振り返ったり、違和感の原因を突き詰めたりがやりやすい
  • 突き詰めきれないことが思い浮かぶことが多くなった

です。

1.リラックスできる

香りそのものを「いい香り~ほわ~」と楽しんでいます。

「手放し」「繁栄」などの目的別になっているので、自己暗示をかけやすい(笑)。ゲン担ぎレベルで楽しむ。断捨離ははかどっています。単純!

 

2.過去の出来事を振り返ったり、違和感の原因を突き詰めたりがやりやすい

考えたいとき、何か思いついたときはノートに書きまくっています。途中で落ち込んだり悲しかったりイライラしたりを和らげてくれます。

ノートの効果か、香りの効果かはわかりませんが、自分の考えを「それって思いこみでは?」「それって劣等感の裏返し?」「なぜ上から目線?」と自問自答できるようになったこと。

これはすごいことで、今までは「学習したこと」「意識上で取り込んだこと」だけで自分の考えってできていて、それを問いかけるってことをしなかったから。バリバリ世間的な常識とか。

 

3.突き詰めきれないことが思い浮かぶことが多くなった

ノートを使って現状を書き出す作業をしている人のブログってたくさんあって参考になるのですが、私はなんだかそれが上手くできません。なぜ?それはどうして?ってやってみても深くは問えなくてスッキリしない。

パタッと手が止まったり、頭の中が真っ白になったりします。

 

そういう時は、たぶん直視したくないことがガンコに凝り固まっているので、それはそれとしておいたまま放置したり、眠ったりします。

 

そうすると、寝起きの直前にふっと答えが降って来る。私の最大のこじらせポイントは、「嫌な自分は切り捨てる」でした。顕在意識の上では、嫌な自分だって十分自覚しているから、思考だけではうまくたどり着けなかったのかも。 

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うーん、これだけでも香りってすごいんですねえ。これからも上手にお付き合いしたいです。 

 

家事をしない夫にムカつく前に

「してくれない」と思う前に「していない」こと

週末のちょっと時間が空いている時に、夫に対して「これをやってくれたらいいのに」と思うことがあります。

例えば、

  • 床に置きっぱなしの物を片付けてほしい 
  • 溜まった資源ごみをまとめてほしい 

とか。見れば気がつくでしょ!と思っても、意外といつまでもスルーされるので、そのうちこっちもイライラしてきます。 

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↑ があってから、私がやっていなかった簡単なことがわかりました。それは、

 

「やって欲しい」と思ったら頼む

そこで、やって欲しいと思ったことは、すぐ頼んでみることにしました。今回は、
  • 洗面所とトイレの換気扇フィルターをはずす(手が届かない)
  • 溜まった雑誌を荷造り紐で束ねる(自分でもできるが夫の方が上手い)
です。
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換気扇フィルターは、月に一度は掃除しないとホコリがびっしり。ええ、どちらもすんなりやってくれました。私が換気扇フィルターのホコリ取りをした後、セットするのも頼みました。

 

言わないとわからない。目に入っていないから

意外と、「見たらわかるでしょ~」ということでも、特に支障が無ければスルーみたいです。そこにこだわりがないんですね。悪気は全然ないので、頼めばすぐやってもらえました。

 

そんな夫も、鬼のようなこだわりがあります。それは、食洗器へ洗い物を入れること。

入れ方が悪いと食器が綺麗になりませんし、角度を工夫しないと食器の糸底やコップの裏に水が溜まってカラッと乾燥しません。

「空間認識能力が無い!」と怒られるので、今ではまるっとお任せしています。

 

かなり片付けも進んできたので、床に放置してあるものは、リビングのアイロンだけになりました。なんと「ルンバ(ロボット掃除機)を導入しようか」という話まで出ています。

 

母の変化

クリスマスローズ花言葉は、「いたわり」なんだそうです。母の好きな花。でも、花言葉は知らないんだろうな。

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最近、母が変わったな~と思うことが増えてきました。

 

要介護状態ではないのだから

入退院を繰り返している父ですが、寝たきりの状態ではありません。身の回りのことは、本人が億劫でなければできますが、最近は億劫がることが増えて来たみたいです。

また、体力が落ちるにつれて以前より頑固になったり、怒りっぽくなったり。やはり高齢で体力も落ちて来た母にしてみれば、「振り回されている」状態。その振り回されている状態を、むしろ自ら抱え込んでいるような感じもしました。

 

こうなるかなり前から、地域包括支援センター(介護認定の受付や、介護する家族をサポートする機関)に相談だけでもしてみるように勧めていたのですが、

  • まだ介護状態じゃないんだから、相談してもムダよ
  • お父さんがデイケアに通いたがると思う?

とあまり乗り気ではなさそうでした。私がいくら「家族の負担を減らす役割もあるから」と言ってもダメ。

 

退院予定日が前倒し。それもいきなり

また、父が退院するときには、決まって父が「早く家に帰りたい」一心で予定を繰り上げてしまうため、帰宅の準備や自分のスケジュールの組み直しで母はその都度振り回されていました。

高齢の患者は、治療が一区切りつくと帰りたがる人が多いらしく、よほど差し支えが無い限り、病院側も「では残りの治療は通院で」と退院手続きをするようです。

 

今回も、父が予定より早く退院すると言ってきたために、母も限界だったのでしょう。ここから、母は今までと違う行動に出ました。

 

今までできなかったこと

まず病院に父の退院予定を確認したそうです。すると、退院日に変更はないとのこと。

今までは父本人に病院側に確認するように言って、清算手続きができるようになったら家に連絡することにしていたようです。

 

次に看護師さんに頼んで、父に「退院日は予定通り」と説明してもらったのです。頑固になった父は、家族である母の言うことは聞かず、自分の意志を曲げませんが、医師や看護師さんの言うことは素直に聞きます。

 

今まで私がいくら、「お母さんの負担が大きいし、退院を伸ばしてもらうわけでもないんだから、予定通りの日程で退院するように病院に相談してみれば?」といっても、こちらも聞き入れなかったのに(笑)。

 

地域包括支援センターにも連絡を入れたそうです。ご近所の方に勧められたからとか。今までも、知り合いに元ケアマネの方がいて、散々相談を勧められていたそうなのですが、やっとのことです。

 

時期のシンクロ?はただの偶然?

私から見たら母が急に変わったとしか思えないことなのですが、不思議なことに、私がダメな自分を認めるようになった直後のことです。 

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母は父のことを「ええかっこしい」と言います。傍で見ている人には丸わかりで、本人は気がついていません。私も同じです。父を笑えません。あーあ。